デュエルマスターズのデッキレシピ
チェンジザドンジャングルは環境で戦えるのか否か、回して確認したくなり、組んでみました。
数 | カード名 | コスト | 種類 | 文明 | コメント |
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4 | 奇石 ミクセル ジャミング・チャフ |
2 5 |
クリ 呪文 |
光 光 |
|
4 | レレディ・バ・グーバ ツインパクト・マップ |
7 1 |
クリ 呪文 |
自然 自然 |
|
2 | ドンジャングルS7 | 8 | クリ | 自然 | |
4 | 龍装艦 チェンジザ 六奇怪の四 ~土を割る逆瀧~ |
6 4 |
クリ 呪文 |
水 水 |
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2 | 怒流牙 佐助の超人 | 4 | クリ | 水/自然 | |
4 | コンダマ 魂フエミドロ |
4 3 |
クリ 呪文 |
自然 自然 |
|
3 | イチゴッチ・タンク レッツ・ゴイチゴ |
7 2 |
クリ 呪文 |
自然 自然 |
|
3 | 闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー お清めシャラップ |
7 3 |
クリ 呪文 |
自然 自然 |
|
1 | 機術士ディール 「本日のラッキーナンバー!」(殿) |
6 3 |
クリ 呪文 |
水 水 |
|
2 | 斬隠蒼頭龍バイケン | 6 | クリ | 水 | |
1 | 無双の縛り 達閃 パシフィック・スパーク |
6 3 |
クリ 呪文 |
光 光 |
|
1 | 時の法皇 ミラダンテXⅡ(殿) | 8 | クリ | 光/水 | |
3 | とこしえの超人 | 1 | クリ | 自然 | |
3 | ジ・エンド・オブ・エックス | 5 | 呪文 | 火 | |
3 | 切札勝太&カツキング -熱血の物語- | 5 | クリ | 水/火/自然 |
既存のチェンジザドンジャングルにLOループしそうな機構を積み込みました。
事務局からの正式回答があるわけではないので、実際にそうなると断言はできませんが、公式ルールと回答から、できそうだと思い、組みました。
まず、自分の場に「とこしえの超人」、相手の場になんらかのクリーチャーがいる状態で、「ジ・エンド・オブ・エックス」を唱えます。
すると、相手は封印の代わりにカードをマナに置きます。(公式回答より「相手の《とこしえの超人》がバトルゾーンにいる状況で、自分のクリーチャーに封印は付きますか?」「いいえ、バトルゾーンにあるカードの上に置くことは、カードを出すことですので、かわりにマナゾーンに置きます。」URL dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39676/)
しかし、封印を実行していないため、相手は封印しようとしてマナにカードを置き続けることになり、LOします。
この判断に至ったところに、二つの公式ルールが大きく関わってきます。
1つ目は 「609.4. イベントが置換された場合、それは決して起こったことにはなりません。」(デュエル・マスターズ総合ゲームルール Ver.1.23 より)
2つ目は 「101.3. できることは全て行う カードの指示の一部が実行不可能であった場合でも、できることを全て行い、実行不可能な部分は無視します。」(デュエル・マスターズ総合ゲームルール Ver.1.23 より)
1つ目のルールより、封印という事象は起こったことになっていないため、相手は封印を付けなくてはいけないにも関わらず、まだ封印を付けていない状態が継続します。
ここでさらに2つ目のルールを見てみると、「できることは全て行う カードの指示の一部が実行不可能であった場合でも、できることを全て行い、実行不可能な部分は無視します。」とあります。
そのため、相手は「かわりにマナゾーンにカードを置く」という実行可能なことを「封印を付けなくてはいけないにも関わらず、まだ封印を付けていない状態」である限り「全て行う=効果処理が終わるか、対象になるカードが無くなるまで処理をやる」義務があることになります。
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Jelly1129さん、Jivet1ro8さん、ご助言ありがとうございます。
Jelly1129さんのご意見に関してですが、「封印しようとしても置換効果でマナにカードを置かなくてはならず、封印は実行不可能なので封印しようとする行為は無視される」ということでしたら、それが分かりきっている1回目から処理が無視されるはずで、公式回答と異なるように思われますが、いかがでしょうか。
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Jivet1ro8さんのご意見に関してですが、カード効果は一回きりということには私も同意します。そのため、ルールにもあるとおり、カード効果はやれることを不可能になるまでやる必要があると思います。
例に挙げられた、ボルドギの効果処理についても、同様のことが起きていると思われます。
ボルドギの「クリーチャーが自分を攻撃する時、自分のシールドが1枚もなければ、このクリーチャーを手札から見せてもよい。そうしたら、自分の山札の上から1枚目を表向きにする。」というところまでは正常に行われているため、実行済みとなります。そして、未実行となった「そのカードが火の進化ではないクリーチャーなら、バトルゾーンに出し、このクリーチャーをその上に置く。」を再度繰り返しますが、表向きの火の非進化クリーチャーカードが単騎マグナム効果ですでに墓地に置かれているため、山札に表向きの火の非進化クリーチャーカードが無く、実行不可能となり、無視されるという処理になると考えられます。
以上のように、ボルドギなど他のカードについても、置換効果で未実行となった処理は再度行わないという訳ではないと思われますが、いかがでしょうか。
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Jivet1ro8さん、再度のご助言ありがとうございます。
「封印のルールが[とこしえの超人]のカード効果によって書き換えられる」とのことですが、寡聞にして、それが明文化された記述を確認できていないため、ご教授頂けると幸いです。
浅薄な考えですが、「101.1. カードの効果はルールに勝つ カードの文章がルールに直接矛盾しているときは、カードの記述が優先されます(カードはその特定の状況に適用されるルールだけを無視します。)」(デュエル・マスターズ総合ゲームルール Ver.1.23 より)というルールにより忠実に則るのであれば、「封印のルールがカード効果によって書き換えられる」というより、「封印の処理をしようとしたところ、その特定の状況下において、[山札の上から1枚を裏向きのままカードの上に移動させる]というルールが一時的に無視され、置換処理が割り込む」とした方がより正確なのではないかと思います。
置換処理が実行されている時は、封印しようとする「特定の状況」ではない(山札の上から1枚をマナゾーンに置こうとしているまさにその時、同時に山札の上から1枚をバトルゾーンに置こうとすることはできない)ため、封印の際[山札の上から1枚を裏向きのままカードの上に移動させる]というルールの無視が解かれ、本来の[山札の上から1枚を裏向きのままカードの上に移動させる]封印のルールが両プレイヤーに適用されることになると考えられます。
マナゾーンにカードを置く事が確定しているため、そのまま実行され(相手のアタック宣言後、シールドブレイクの直前にスパーク呪文を唱えてもそのクリーチャー1体のアタックは無かった事にならないように、すでに確定した行為は行われる)、置換処理がなされた直後、封印が正常に行われておらず、盤面を見た際に「置換されたため、封印が未実行である」状態になり、再度封印を試みなくてはならなくなると思うのですが、いかがでしょうか。
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moremottoさん、ご助言ありがとうございます。
「○○をする」が「○○をしようと試みる(場合によっては○○されない)」と同義になるということですが、「101.3a 効果の発動に「~した場合」というような条件がある場合、その条件となる行為を試みたことで発動し、その行為が結果的にどうなったかを問いません。」(デュエル・マスターズ総合ゲームルール Ver.1.23 より)を指してのことでしょうか。
例に挙げられた「リリアング」と「堕牛の一撃」の処理については、「堕牛の一撃(自分のクリーチャーを1体破壊する。そうしたら、カードを2枚引く。)」と条件として記述がかかれていることから、確かにルールに則っており、「○○をする」が「○○をしようと試みる(場合によっては○○されない)」と同義と言えます。
しかし、「とこしえの超人」と「ジ・エンド・オブ・エックス」については、条件として行われた処理ではなく、置換効果による処理ですので話は異なってきます。
「リリアング」の例に関しても、「神羅スカル・ムーン」などの置換効果による破壊であれば、「609.3. 置換効果は各イベントにつき 1 回だけ適用されます。」(デュエル・マスターズ総合ゲームルール Ver.1.23 より)より、置換効果は連鎖せず、必ずリリアングはバトルゾーンを離れることから、「破壊しようと試みる(場合によっては破壊されない)」事象は決して起こり得ず、問うまでもなく「破壊する」という結果しか起きないため、「○○をする」が「○○をしようと試みる(場合によっては○○されない)」と同義になることはありません。
私としては以上のように考えておりますが、いかがでしょうか。
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Jivet1ro8さん、重ねてご助言ありがとうございます。
効果処理中、ルール無視のタイミングは無いということですが、私も同意致します。
ですが、効果処理直前には、「デュエル・マスターズ総合ゲームルール Ver.1.23 101.1」にもある通り、「カードの文章がルールに直接矛盾しているときは、カードの記述が優先されます。(カードはその特定の状況に適用されるルールだけを無視します。)」が適用されると思われます。
「とこしえの超人」と「ジ・エンド・オブ・エックス」の効果処理を小分けにして、以下のように考えます。
(小さい画面では見づらくなっているため、なるべくPC等でご覧ください)
○あなたは「ジ・エンド・オブ・エックス」を唱えましたか?→いいえ→呪文が唱えられていないため、効果に則った処理に入りません
↓
はい
↓
○あなたは1つ目の効果に則り、自分の封印をひとつ、墓地に置こうと試みます。あなたのフィールドに封印はありますか?
↓ ↓
はい いいえ
↓ ↓
○自分のフィールドの封印をひとつ掴みましたか? ○(実行不可能なため、以降の自分の封印をひとつ、墓地に置く処理は発生しません)
↓
はい
↓
○あなたは自分の封印をひとつ墓地に置きましたか?
↓
はい
↓
○1つ目の効果処理を終了します
↓ ↓
○相手は2つ目の効果に則り、封印処理を試みます。相手のフィールドにクリーチャーはいますか?
↓ ↓
はい いいえ
↓ ↓
○相手は自身の山札の上から1枚目を掴みましたか? ○(実行不可能なため、1つ目の効果処理は発生しません)
↓ (「相手が自身の手札以外からカードを出そうとする」事象が
はい 起きなければ、自身のとこしえの超人の効果による
↓ 「かわりにマナゾーンに置く」事象は発生せず、
○あなたのとこしえの超人の置換効果が割り込みます 必ず「相手が自身の手札以外からカードを出そうと
↓ する事象が先立つ)
○置換効果の「マナゾーンに置く」と
封印ルールの「バトルゾーンのクリーチャーに
裏向きで重ねて置く」は同時に行えず、矛盾しています
↓
○「デュエル・マスターズ総合ゲームルール Ver.1.23 101.1」に (無視されるのは封印のルールで、封印しようとする行為ではない)
則り、封印しようとする「特定の状況」において適用される (封印を試みる事すらできないのであれば、バトルゾーンに出そうとする
「封印のルール」を無視し、カードの記述である、 カードが存在せず、どのカードをマナに置くのか不明になってしまいます)
「マナゾーンに置く」を優先します (とこしえの超人が場に出た時点で封印のルールが無視されるのであれば、
↓ 封印ルールの「116.1a 封印を付けるには、そのカードの持ち主の山札の
○相手は掴んだカードに「マナゾーンに置く」処理をします 上から1枚を裏向きのままカードの 上に移動させます。」が無視され、
↓ バトルゾーンに出そうとするカードは存在しなくなり、置換効果も
○相手は、中断された未処理の封印しようとする行為を行います 発生せず、公式回答と矛盾します)
↓
○とこしえの超人の常在型の置換効果が割り込み、それが繰り返されます
となるかと思われますが、いかがでしょうか
ジョギラスタ・ザ・ジョニーについては、処理が正常に終了しているため、置換効果は再発しません。
例えば、「大爆龍ダイナボルト」が相手バトルゾーンに「ジョギラスタ・ザ・ジョニー」がいる状態でそのターン最初のアタックをする場合、置換効果が処理されていても、ブロックされた時同様、相手のシールドがブレイクされたかに関わらず、「攻撃宣言をして、タップする」を行なったことで「大爆龍ダイナボルト」の1回目の攻撃は正常に終了されます。未処理の事象はないため、再度処理を試みることはありません。
アンタップ後の再攻撃は、「ジョギラスタ・ザ・ジョニー」の「各ターン最初のブレイク」についての判定が「いいえ」となり、未処理ではなく、正常に処理が終了されるため、再度処理を試みることはありません。
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Jivet1ro8さん、重ねてご助言ありがとうございます。
「カードが封印のルールを書き換える」とのことですが、その規定が書かれたルールを発見できていないため、教えていただけると幸いです。
私見ですが、「101.1. カードの効果はルールに勝つ カードの文章がルールに直接矛盾しているときは、カードの記述が優先されます。(カードはその特定の状況に適用されるルールだけを無視します。)」(デュエル・マスターズ総合ゲームルール Ver.1.23 より)をもとに考えると、「カードがルールを無視し、カードの記述を優先して処理する」ことはあっても、「カードがルールを書き換える」ことはない(カードに直接、○○ルールを変更するという記述がない限り)と思われます。
とこしえの超人の記述を見ると、「特定の状況において、○○ルールを××ルールに変更する」となっておらず、「特定の状況において、○○という処理を割り込んで(置換効果のため)行う」と、処理を定義した内容になっております。
「カードが封印のルールを書き換える」には、優先すべきカードの記述に、直接「○○ルールを××ルールにする」と、ルールについての言及が明文化されなければならないと思われます。
以上から、カードは「ルールを無視して記述された処理を行う」か「ルールを無視しない」かの2択を行うものであり、「書き換える」ものではないと考えられます。
なお、とこしえの超人が場に出た時点で封印のルールは無視されません。封印ルールが適用され、山札の上から1枚目を掴むまでは封印ルールは健在で、それをバトルゾーンに出そうとする行為を始めた瞬間のみ無視されます。(とこしえの超人が場に出た時点で封印のルールが無視されるのであれば、封印ルールの「116.1a 封印を付けるには、そのカードの持ち主の山札の上から1枚を裏向きのままカードの上に移動させます。」が無視され、バトルゾーンに出そうとするカードは存在しなくなり、置換効果も発生せず、公式回答と矛盾するため)
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ポンの助ループについては、バトルゾーンに出す行為がルールによるものであり、効果によるものではないため、逆行は起き得ません。
「とこしえの超人」と「ジ・エンド・オブ・エックス」の処理推移
1. 必要マナコストを払って呪文の使用宣言をします
2. 呪文効果の解決を試みます
3. 呪文効果の処理に移ります。山札の1番上を掴んでバトルゾーンに置いてください
4a. 置換効果が割り込みました。封印ルールの無視が入り、カード効果の処理を優先します。
5a. 置換効果の処理をします(カードをバトルゾーンに出そうとしていないので、封印ルールは無視されません。確定した置換効果処理を完了させた後、未解決の封印を行なってください)
6a. 置換効果の割り込みのため、3.の呪文効果処理が未解決扱いです。3.の処理に移ります
4b. 置換効果が割り込みませんでした
5b. 呪文効果の解決をします
6b. 呪文効果の解決がされました
7b. 呪文効果の処理を終了します
「ゾンビポンの助」の処理推移
1. 必要マナコストを払って召喚宣言をします
(召喚ルールの解決を試みます)←効果処理ではなく、ルールの試行
2a. 他カードの効果で阻害されました
3a. 未解決効果はありません 終了します
2b. 他カードの効果で阻害されませんでした
3b. バトルゾーンに出ました
(クリーチャーのパワールールの解決を試みます)
4b. パワーが0以下なので破壊します
5b. パワーが0以下なので破壊しました
6b. 召喚の処理を終了します
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ジョギラスタ・ザ・ジョニーの例については、シールドが置換効果でブレイクされなくても、攻撃する側の処理が全て正常に完了しています。
対人戦を想定していただければ分かりやすいですが、攻撃する側は通常「攻撃宣言をする」「攻撃対象を指定する」「その攻撃するクリーチャーをタップする」「(場合によって)攻撃時効果を使う」の4つが行うべき処理の全てとなっています。
この攻撃側の処理が終了した後、攻撃された側が「指定されたシールドをブレイクされたシールドとして手札に加える」か「指定されたクリーチャーとのバトル処理に入る」か「自身のクリーチャー効果で妨害する」の選択と処理を行います。
シールドがブレイクされるかどうかの処理は、攻撃された側が行うべき処理ですので、シールドブレイクされていなくても、攻撃する側の処理は全て正常に行われたため、未解決処理はなく、逆行は起き得ません。
以上のように考えますが、いかがでしょうか。
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Jivet1ro8さん、論拠となるルールのご提示とともに、重ねてご助言くださり、ありがとうございます。
ルール605.2cの存在に気づけませんでした。ありがとうございます。
ご指摘やルール605.2c「カードや能力は書かれた順序で解決します。但し、置換効果によってこれらの行動が変 更され、以前の指示の意味が変わることもありえます。場合によっては、カードのテキストで 後のほうに書かれた文章が、前の文章の意味を修整することがあります。」を踏まえて処理を考えてみたいと思います。
「とこしえの超人」と「ジ・エンド・オブ・エックス」の処理推移 改定1
1. 必要マナコストを払って呪文の使用宣言をします
2. 呪文効果の解決を試みます
3. 呪文効果の処理に移ります。山札の1番上を掴んでバトルゾーンに置いてください
4a. 置換効果が割り込みました。「カードをバトルゾーンに置く」と「カードをマナゾーンに置く」がかち合いました。
5a. 先に進めないため、「ルール101.1」に基づき、封印ルールの無視が入り、カード効果の処理を優先します。(封印ルールが無視され、存在しないものとされているので、存在しないルールに対して、変更を加えて代行することはできません。ただのカードをマナゾーンに置く行為として処理を始めてください)
6a. 置換効果の処理をします(カードをバトルゾーンに出そうとしていないので、封印ルールは無視されません。「ルール605.2c」に基づき、封印ルールを「山札の1番上をマナゾーンに置く」に変更してください。確定した置換効果処理を完了させた後、未解決の封印を行なってください)
7a. 置換効果の割り込みのため、4a.の「カードをバトルゾーンに置く」が未解決です。4a.の処理に移ります。(置換効果処理終了とともに、封印ルールは戻ります)
4b. 置換効果が割り込みませんでした
5b. 呪文効果の解決をします
6b. 呪文効果の解決がされました
7b. 呪文効果の処理を終了します
4aと5aと6aに加筆修正を行いました。
6aの処理は、ただのカードをマナゾーンに置く行為として行われているため、封印処理が行われていないと考えられます。
例としまして「シールドブレイクは全て、シールドゾーンのカードを手札に加えることである」は成立しますが、「シールドゾーンのカードを手札に加えることは全て、シールドブレイクである」は成立しません。
同様に6a時点の処理も「封印は全て、カードをマナゾーンに置くことである」は成立しますが、「カードをマナゾーンに置くことは全て、封印である」は成立しません。
「シールドゾーンのカードを手札に加えた」から「シールドブレイクが起きた」とは言えないように、「カードをマナゾーンに置いた」から「封印がされた」とは言えないと考えられます。
以上のように、封印処理は未処理になると思われますが、いかがでしょうか。
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ジョギラスタ・ザ・ジョニーについては、「ブレイク宣言」という言葉が不正確ではないかと思われます。
ブレイク処理とは「攻撃された側が、指定されたシールドをブレイクされたシールドとして手札に加える」処理で、攻撃された側が行うことであり、攻撃する側が行うものではありません。攻撃する側ができるのはシールドの指定までで、その後の実際のブレイク処理に干渉できません。また、ルール505.2. 「攻撃ステップの間、ターン・プレイヤーのクリーチャーは非ターン・プレイヤーとその プレイヤーのタップ状態のクリーチャーに対して攻撃することができます。」にあるように、攻撃対象にできるのは「プレイヤー」と「クリーチャー」で、「シールド」ではありません。「プレイヤー」への直接攻撃が捻じ曲げられ、シールドに向かっているに過ぎないため、シールドを直接対象にとって攻撃することはできません。「プレイヤー」と「クリーチャー」を攻撃対象にとることはできます。
加えて、ブレイクは確定した処理ではなく、「サルトビバイケンセット」などで妨げられることもあります。
シールドに触れて実際に処理を行うのでもなく、その処理が確定してもいないにも関わらず、直接対象にとって攻撃宣言できないシールドに対して宣言を行うのは違和感があります。
「攻撃宣言時」とした方が正確なのではないでしょうか。
また、置換効果の判定の開始時点は「攻撃宣言時」ではないように思われます。
例えば「攻撃宣言」後の攻撃するタイミングで、ジョギラスタ・ザ・ジョニーの側が「サルトビバイケンセット」を行った場合、その後の攻撃に対して置換効果を発動させることができなくなります。
そして、置換効果による未処理の発生については、攻撃された側の「指定されたシールドをブレイクされたシールドとして手札に加える」が未処理となっているだけで、攻撃する側の処理は完了しています。
攻撃する側が「(プレイヤーかクリーチャーに)攻撃宣言をする」「攻撃対象を指定する」「その攻撃するクリーチャーをタップする」「(場合によって)攻撃時効果を使う」を行い、攻撃を完了した後、攻撃された側の「ジョギラスタ・ザ・ジョニー」の「各ターン最初のブレイクか」の効果についての判定処理が正常に終了し、その後の「(ルール上の、ブレイクの前提条件である攻撃があり、)指定されたシールドをブレイクされたシールドとして手札に加える」が未処理となります。
「とこしえの超人」と同様に「ジョギラスタ・ザ・ジョニー」の「○○時、〜」のタイミングの判定が正しく行われたのち、置換処理が割り込み、本来の処理が未解決となります。しかし、「ジョギラスタ・ザ・ジョニー」側は、ルール上「攻撃の完了」と「ブレイク処理」が連続して行わなければならないのに、置換効果が割り込んだために実行不可能となり、無視されると考えます。
以上のように考えますが、いかがでしょうか。
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mazzuraさん、Jivet1ro8さん、ありがとうございます。
「マナゾーンにカードを置く」行為を開始した時点では、「ルール101.1」によって封印ルールは無視されているため、封印を行うことはできず、「ただカードをマナゾーンに置く」行為として開始されるのではないかと思われます。
「とこしえの超人」と「ジ・エンド・オブ・エックス」の処理推移は以下のようになるかと思われます。
1. 必要マナコストを払って呪文の使用宣言をします
2. 呪文効果の解決を試みます
3. 呪文効果の処理に移ります。山札の1番上を掴んでバトルゾーンに置いてください
4a. 置換効果が割り込みました。「カードをバトルゾーンに置く」と「カードをマナゾーンに置く」がかち合いました。
5a. 先に進めないため、「ルール101.1」に基づき、封印ルールの無視が入り、カード効果の処理を優先します。(封印ルールが無視され、存在しないものとされているので、存在しないルールに対して、変更を加えて代行することはできません。ただのカードをマナゾーンに置く行為として処理を始めてください)
6a. 置換効果の処理をします(カードをバトルゾーンに出そうとしていないので、封印ルールは無視されません。「ルール605.2c」に基づき、封印ルールを「山札の1番上をマナゾーンに置く」に変更してください。確定した置換効果処理を完了させた後、未解決の封印を行なってください)
7a. 置換効果の割り込みのため、4a.の「カードをバトルゾーンに置く」が未解決です。4a.の処理に移ります。(置換効果処理終了とともに、封印ルールは戻ります)
4b. 置換効果が割り込みませんでした
5b. 呪文効果の解決をします
6b. 呪文効果の解決がされました
7b. 呪文効果の処理を終了します
5a.での「カードをマナゾーンに置く」処理の開始時点では、ルール101.1「カードの文章がルールに直接矛盾しているときは、カードの記述が優先されます。(カードはその特定の状況に適用されるルールだけを無視します。)」に基づき、封印ルールが無視され、存在しないものとされているので、存在しないルールに対して、変更を加えて代行することはできないと考えられます。よってただのカードをマナゾーンに置く行為として処理が開始されます。
6a.での「カードをマナゾーンに置く」処理の最中では、カードをバトルゾーンに出そうとしていないので、封印ルールは無視されず、ルール605.2c「カードや能力は書かれた順序で解決します。但し、置換効果によってこれらの行動が変 更され、以前の指示の意味が変わることもありえます。場合によっては、カードのテキストで 後のほうに書かれた文章が、前の文章の意味を修整することがあります。」に基づき、封印ルールが「山札の1番上をマナゾーンに置くこと」に変更されます。ですが、行なっている処理は封印として始められた行為ではないため、「ただカードをマナゾーンに置く」処理になっていると考えられます。
例えば、「シールドブレイク」は、「シールドゾーンのカードを手札に加えること」のみでは成立せず、「シールドブレイクとして開始」されて初めて成立します。
同様に、6a.時点での「封印」は、「山札の1番上をマナゾーンに置くこと」のみでは成立せず、「封印として開始」されて初めて成立すると考えられます。
私としては以上のように考えますがいかがでしょうか。
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Jivet1ro8さん、ご助言ありがとうございます。
「○1つ目」についてですが、確かにおっしゃる通り、一連の処理が正常に達成された場合、逆行は起きません。
しかし、一連の処理が達成されていなければ、どうでしょうか。
ここで、バイケンの「・相手のターン中にこのクリーチャーが自分の手札から捨てられる時、墓地に置くかわりにバトルゾーンに出してもよい。そうしたら、クリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻してもよい。」の裁定を見てみたいと思います。(URL: dm.takaratomy.co.jp/rule/rulechange/31426/)
○
訂正内容)
<変更前>
「かわりにバトルゾーンに出してもよい」効果と「そうしたら、バトルゾーンにあるクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻してもよい」効果は別々で処理を行うため、前者の効果が置換して他の能力に割り込んだ場合、その処理を終えてから後者の能力を処理します。
↓
<変更後>
「かわりにバトルゾーンに出してもよい」効果と「そうしたら、バトルゾーンにあるクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻してもよい」効果は一連の能力として処理を行うようになりました。ただし、手札に戻す能力は置換効果ではありません。
参考:101.5a 置換効果が句点で区切られる文章の一部を変更したとき、その句点で区切られる範囲の文章はそれ以上置換されることはありません。同じ能力内でも「そうした場合、」などで表される別の句点で区切られる文章であればそれは別のイベントとみなし、その部分は置換されているものとして扱いません。もともとの効果は置換された箇所を含めてひとつの効果として処理します。
○
(置換効果による、句点で区切られる文章の一部の変更とは、「かわりに〜」がその前の自身の文章内容を変更し、別の文章内容にすることである。バイケンの例なら、「墓地に置く」を「バトルゾーンに出してもよい。」に変更している。そしてその変更は句点「。」までであり、自身の置換効果の範囲が、自身の文章内のどこまでであるかを示すものでもある)
ルール101.5a の「もともとの効果は置換された箇所を含めてひとつの効果として処理します。」から、バイケンは「墓地に置くかわりにバトルゾーンに出してもよい」(置換された箇所)を含め、「相手のターン中にこのクリーチャーが自分の手札から捨てられる時、墓地に置くかわりにバトルゾーンに出してもよい。そうしたら、クリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻してもよい。」(もともとの効果)が一つの効果であるとみなされました。
このことから、句点「。」で区切られ、別のイベントであり、置換効果ではない効果でも、一連の文章として置換効果に続いているのであれば、他の処理に割り込んででも置換効果のすぐ後に処理される必要があることがわかります。
そのため、一連の文章は、何にも優先して一連の処理として行わなければならないと言えます。
例に挙げられました、「クリーチャーを一体選ぶ。そのクリーチャーとバトルする。」は、置換効果処理の割り込みのために、逆行しても一連の処理として行えなくなったために、実行不可能になったと考えられます。
句点「。」で区切られた「クリーチャーを一体選ぶ。」までのイベントは正常に処理され、終了しましたが、その後の別のイベントである「そのクリーチャーとバトルする。」は未処理となっています。未処理となった「そのクリーチャーとバトルする。」を再度試みますが、「クリーチャーを一体選ぶ。そのクリーチャーとバトルする。」という一連の文章を一連の処理として行うことができなくなり、実行不可能とみなされます。
「相手のクリーチャーを一体選び、そのクリーチャーとバトルする」については、別々のイベントを一つのイベントとして扱ってしまうので、「クリーチャーを一体選ぶ。そのクリーチャーとバトルする。」と同じではありません。なお、「相手のクリーチャーを一体選び、そのクリーチャーとバトルする」効果を持つカードは公式ホームページで検索しましたが、発見できませんでした。
(公式ホームページのカード検索で「キーワード」に「バトルする」と打ち込んで検索しましたが、クリーチャーを選ぶイベントと、バトルするイベントが句点「。」で区切られている能力を持つクリーチャーは発見できましたが、区切られていないクリーチャーは発見できませんでした。教えていただけると幸いです。)
また、句点「。」で区切られるイベントは別々のイベントであり、「選ぶ」と「バトルする」が句点「。」で区切られたカードが複数存在することから、「選ぶ」と「バトルする」は不可分な1個のイベントではなく、可分な別々の独立したイベントであると言えます。
そのため、例えば「選び、(「そのクリーチャーと」の記載なし)バトルする」というようなカードがあった場合、「選ぶ」と「(対象はなんであれ)バトルする」という個々のイベントは成功しているため、逆行は起きないと思われます。
残りの2、3つ目は後日触れます。
Jivet1ro8さん、ご助言ありがとうございます。
バイケンの裁定は、Jivet1ro8さんが挙げられた反例について、「未解決処理の再処理ができない」から実行不可能なのではなく、「一連の文章を一連の処理として行わなければならないのに、行えない」から実行不可能であることの根拠として提示させていただきました。
おっしゃるように、「未解決処理について、もう一度処理を試みる」裁定ではありませんが、前回の内容にも提示しましたように、置換効果ではない効果でも、一連の文章として置換効果に続いているのであれば、他の処理に割り込んででも置換効果のすぐ後に処理されることから、「一連の文章は、何にも優先して一連の処理として行わなければならない」ことを示す裁定です。
「○2つ目」についてですが、封印ルールが「封印する時、山札の1番上をマナゾーンに置く」であったとしても、「山札の1番上をマナゾーンに置く」処理が開始された時点で、(ルール101.1により)封印ルール「封印する時、山札の1番上をマナゾーンに置く」が無視されている状況であれば、そのルールは存在しないものと扱われるため、封印ルール自体が無い時代と同様、「封印としてカードをマナゾーンに置く」ことはできません。
前回、前々回にも挙げましたが、「シールドブレイク」は、「シールドゾーンのカードを手札に加えること」のみでは成立せず、「シールドブレイクとして開始」されて初めて成立するのと同様、「封印(「封印する時、山札の1番上をマナゾーンに置く」)」の場合でも、「山札の1番上をマナゾーンに置くこと」のみでは成立せず、「封印(「封印する時、山札の1番上をマナゾーンに置く」)」ルールが存在する状況下で「封印として開始」されて初めて成立します。
シールドブレイクのルールがあり、傍目から見ればカードの移動が同じだからといって、コダマンマ等でのシールド回収が「シールドブレイク」であると言えないのと同じです。
また、ルールを変更する根拠としてご提示いただいた「ルール605.2c」を今一度読み込んでみると、「ルール」ではなく、「行動」を変更させるものであるように思われます。
「ルール605.2c」に「カードのテキストで 後のほうに書かれた文章が、前の文章の意味を修整する」とありますが、『テキストの「後のほう」の文章が「前の」文章の意味を修整する』と文章の「前後」が存在することから、修整が起きるのは、一枚のカードの一連のテキスト内においてとなります。
置換効果が「Aする」かわりに「Bする」と行動を定義するものである以上、意味が修整されるのは「ルール」ではなく一連のテキスト内にある「行動」です。(行動が変更されるのは同じ「ルール605.2c」に「置換効果によってこれらの行動が変更され」にある通りである)
ここで「とこしえの超人」のテキストを見てみると、「相手が自身の手札以外からカードを出す時、かわりにマナゾーンに置く。」とあり、ルールについて何一つ言及されていませんが、相手が自身の手札以外からカードを「出す」行動が、実態として「マナゾーンに置く」行動を意味するものへと修整・変更されることは言及しています。
このように、ルールは変更されるものではないために、時としてルールを無視しなくてはならない状況が発生し、だからこそ、「ルール101.1. カードの効果はルールに勝つ カードの文章がルールに直接矛盾しているときは、カードの記述が優先されます(カードはその特定の状況に適用されるルールだけを無視します。)」が存在すると考えられます。(ルールを望んだように変更したり、書き換えることができるなら、それをすれば済む話であり、無視する必要がないため)
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Jivet1ro8さん、ご助言ありがとうございます。
封印の効果は発動されているとのことですが、処理が解決されていない効果は「発動した」ことにはなりません。さらに、「ルール609.4.」の「イベントが置換された場合、それは決して起こったことにはなりません。」からも、置換前になされようとした封印のイベントは起こったことにはならないことは明らかです。よって、発動済みにはなり得ません。
ジョギラスタの裁定については、URLのご提示もなく、自分で「よくある質問」を見ても根拠となる裁定を発見できませんでしたが、置換効果の割り込みによって、句点で区切られた達成済みのイベントと非達成のイベントがそれぞれ存在することになったために、「それらを一連の処理として行う」タイミングが来なくなったということなのではないでしょうか。
○wlitemenさん、ありがとうございます。
ルール101.3. の「できることは全て行う」から判断しますと、可能かと思われますが、ご提示頂いた例の場合、GR召喚もマナゾーンに置く効果も強制効果ですので、「GR召喚のかわりにそのカードをマナゾーンに置く」を任意でやめられず、誘発効果が発生しても、その処理も割り込めないまま延々と行うことになります。
LOなどの有限性がなければ無意味なループとみなされ、判定負けする恐れがあります。
○yamahi1610さん、ありがとうございます。あまり時間がなくなってしまったので、後日スレッドに投稿させて頂きます。
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○NEURONcaptainさん、ありがとうございます。
○oosoos4649さん、ご助言ありがとうございます。
○Mazzuaさん、コメントありがとうございます。
○蛇ヶ崎晋太郎さん、コメントありがとうございます。
○Jivet1ro8さん、重ねてご助言ありがとうございます。
スレッドの方でも色々なご意見が出ており、それらを噛み砕いて理解してから返答致したいと思いますので、しばしお時間を頂ければと思います。
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スレッドの方を確認したところ、煮物太郎さんのスパイラル・ゲートと真・エスケープの例や、そちらでも挙げられていたNEURONcaptainさんのスター進化の例などが挙げられており、ループは不可能なようであると判明しました。
個人的な解釈として、呪文に対しての「起こったことにならない」はマーキュリーやオラマッハ・ザ・ジョニーの呪文効果打ち消しに相当するということなのかもしれないと思いました。
ご意見をくださった皆様方、重ねてご助言くださったJivet1ro8さん、誠にありがとうございました。
2021/06/29 更新
2021/06/26 更新
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2021/06/22 更新
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