新・殿堂解除されない予想

【長文注意】
コンセプトは「10年後も戦えるか」。
そのため、ここでは汎用性や拡張性、将来性が高い物ほど評価が高くなる。強さが自分だけで終わっている物は時代遅れとして許される事もある（例:シンプルなカードパワーのサファイア）が、強さが自分ではなくそれを起点とする外部にある物（例:ありとあらゆる大型を5マナで呼び出す事のできるゲート）は未来世界でもより強力な選択肢を持っているため色褪せないのだ。
そのため、純粋なカードパワーや攻撃性能だけの自己完結型カードは評価低め。
悩んだ物
轟轟轟…このカードは「手札が減るビートダウン」で強力なカード。例えが古いがリーフのようなリソース補充性能による安定で戦うビートが将来のトレンドになれば相性の悪いこのカードは解除もありえるだろう。しかし、そもそもビートダウンは「息切れ」という弱点によって反撃の余地がある事でバランスが成り立っている。つまり安定型は開発陣にとって好ましくないという事だ。故にいつの時代も激しく手札を使う攻撃的ビートが存在すると予想されるため、あくまでボーナスカード扱いで主力となる解除はないだろう。（安定型はどうしても遅くなるため、そこを突く形で特化型は生き残るという別解も。シータミサイルと赤青ミサイル的な）

剣…多色呼び出しにより拡張性は高いため、将来性は十分だろう。問題は「3〜4tキルは10年後では遅いか」である。結論から言うとNO。あまりにも高速化した世界では遅いデッキの生きる道が無くなってしまい、多様性が損なわれるからだ。高速で何かをぶつけて殴り合うだけの環境では飽きられる事は明白。よって、多様性保護の観点から10年後も「3ターンが速攻の限界」だと予想する。とはいえ、例外的に龍装チュリスが殿堂入りするような事態があれば出られそうだ。

アクアン…Q:4マナで干渉しない準備用カードを使う余裕はあるか A:使う側の防御力次第。耐える余裕があるなら5枚補充は強力。そしてリソース系は1枚だと引きゲーになるので0か4となるだろうが、アクアン安定は困る。よって10年後もそうだと予想。

ソウルアドバンテージ…遅いという声も多いだろうが、万が一にも解除した物がまた環境に戻ってはいけないので環境によって評価が不安定なハンデスを戻す勇気はないだろう。

未来予想…もうキル速度は煮詰まってしまったので、これからは速攻に耐える防御力及び確実に仕留める派手な切り札とその防御を超える安定した速さを追求していく矛盾対決イタチごっこをしていくのでは無いだろうか。あまりにも「安定した速さ」が完成してミサイル戦争のようになった場合は流石に規制が動くと思われる。