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デュエルマスターズ 掲示板

掲示板DM総合雑談板 ≫ スレッド : DMオリカスレ連動 オリジナルデュエルストーリースレ
名前 コメント
2018-01-16 14:58
><生贄を食らう黒曜石>vs<災厄と猛進の魔皇>
スピーディかつド派手な試合展開だった。陽一の初デュエマも見れて満足。逢魔の使う転成墓地進化は本当に強いな。
>《モヒカン・スペシャルNEO》VS《フルパワー・フォー・ブレイク》
ごり押しだけでなくループもできるモルトNEXTはやっぱり強い。運勝ちではあるものの、モヒカンはよく頑張ったと思う。
>後日録
端的に言えば打ち切り。一体、明黒と音宮のデュエマで何が起こったんだろうか。それはそれとして2部を楽しみにしています。
>《銀河に願いを》VS《愛は止まらない》
すごい。使うデッキを読まれた事で繰儡が順当に負けていった。デュエマはデッキ間の相性が強く出るゲームだよね。

カンツウツボさんの指摘を受け、後攻6ターン目から試合終了までを訂正。指摘は別に致命的ではなかったです。
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 後攻6ターン目。ルナティック・ソーマの降臨が迫る中、琴音は決着を付けにかかる。
「私のターン。マナチャージせずにイズミールを転成!《転混月兎 リハイゼ》を3コストで召喚!」
 対戦台のイズミールが転成の力を得たヘイズル、リハイゼへと変身。
 1回戦でも見せたこのカードは、クラウスの所業が真実である事を証明していた。
「転成の使い心地はどうでゴザルか?」
「中々いいわ。カオス・リアの効果でマナブーストし、ハサウェイで1枚ドロー!そして呪文《超次元エクリプス・ホール》を発動!このターン、あなたのクリーチャー以外のカードの使用を禁止して、あなたのクリーチャーを全部タップ!超次元ゾーンから《時空の月兎 ウーンドウォート・ラー》をバトルゾーンに!」
 クラウスの質問にさくっと答えた琴音はもう一度超次元呪文を使用。対戦台の上に大きな時空の穴が開かれる。
 そこから現れたのは黒うさぎのインレでなく、巨大な装甲を纏った白ウサギ、ウーンドウォート・ラー。彼には仲間の力を複製する能力を持ち合わせていた。
「ハサウェイで1枚ドロー!そして呪文《ウェブ・ライフ》!1ブーストしてバトルゾーンに置き、1枚ドロー!」
 インレに並ぶ強力なサイキック・クリーチャーをバトルゾーンに出しアドバンテージを稼いだ琴音は、ようやくアタックステップへと突入する。
「さあ、終幕の時よ!リハイゼでW・ブレイク!タイモンのカオティック・ソウルで、《混沌神王 カオス・マクベス》をバトルゾーンに!」
 リハイゼが攻撃体勢に入ったのを見たタイモンは時空の穴を開いて増援を呼びかける。タイモンの意思に応じたのは混沌神王の1体、マクベスであった。
「What!?」
 本来出るはずもないサイキック・クリーチャーが登場した事で、クラウスは大きな声で驚愕する。だが、彼が驚くタイミングはまだ早かった。
「リハイゼのカオティック・ソウル3で超次元のオリジンとドリームメイトのコストを下げているわ。
リハイゼの効果で、コストが2下がった《時空の月兎 ウーンドウォート・ラー》をバトルゾーンに!」
 攻撃態勢に入ったリハイゼは混沌の力を混ぜ合わせて時空の穴を開き、もう1体のウーンドウォート・ラーを降臨させる。
 さらに追い詰められたクラウスだが、彼女にはまだトリガーしている能力がある。
「これだけじゃないわ。カオス・マクベスの効果でマナの《月兎奏者シェイクスピア・ムーンライト》を、タイモンを進化素材としてバトルゾーンに!」
「この場面こそがこの劇のクライマックス!君も最後まで楽しんでくれたまえ!」
 このまま登場する機会を逃がすと思われたシェイクスピアは、自身が言うように最高のタイミングで登場を果たす。
 対戦台に現れたシェイクスピアは、皮肉を織り混ぜ合わせながらクラウスに語りかけた。
 ウーンドウォート・ラー、シェイクスピア、インレ。琴音を代表とする3体の切り札がここに集結した。
「Joker総出演と言った所でゴザルか…!」
「まだ終わらないわよ。そしてハサウェイの効果で1枚ドロー!シェイクスピアの効果で1枚ドローして手札の《太古の道化 ヴェローナ》をバトルゾーンに!さらに1枚ドローして《月兎勇士 アドヴァンスド・フライルー》をバトルゾーンに!そして1枚ドローして《大古の導き手 ハサウェイ》をバトルゾーンに!」
 シェイクスピアの力でただでさえウサギまみれな対戦台にさらにウサギが増殖していく。
 効果処理が長ったらしいせいか、琴音は何かと省略気味だった。
「山札の上から1枚をマナに置き…《月兎 コメット》が置かれたのでもう一枚置くわ。アドヴァンスド・フライルーの効果で山札の上から1枚を表向きに!…デッキ切れが怖いから《月兎勇士 プリムローズ》はバトルゾーンに出さないわ」
 シェイクスピアによる大量展開は代償として琴音の山札を大量に消費し、遂にはライブラリアウトによる自爆の危機にまで差し掛かっていた。
 クラウス側に大量のウサギがなだれ込みつつある中、追い詰められたクラウスはあるもの全てを利用してワンショットを阻止しにかかった。
「ならば、時空ニンジャ・ストライク5、activation―」
「ウーンドウォート・ラーの効果!あなたは私のターンにクリーチャーを召喚できないわ!」
 琴音の言うように、クラウスはコストを支払わずに召喚するニンジャ・ストライクは使用できない。その上、エクリプス・ホールでそれ以外のカードも使えなくなっている以上、琴音の勝利を疑う観客は一切いなかった。
「…No problem!テンモンマルを転成!超次元ゾーンから《時空の光牙 サルトビーム》をバトルゾーンに!」
「嘘!?」
 テンモンマルの周辺の空間が歪み、稲妻と共にサルトビームが登場。その上空には天国への門が開かれていた。
「忍法、wormholeの術でござる」
 対戦台に出現したサルトビームはこう呟く。サルトビームにとって、時空の穴を開く事はあくまで忍術の1つであるようだ。
 時空ニンジャ・ストライクは召喚ではない。そのため、ウーンドウォート・ラーのロックを潜り抜ける事が出来たのだ。
「どんてん返しはさせないわよ!インレでタップイン!」
「それだけではないでゴザルよ!テンモンマルの効果で《終焉の混沌 ルナティック・ソーマ》をバトルゾーンに!」
 クラウスの恐るべき切り札、ルナティック・ソーマが天国の門から降臨。対戦台に舞い降りた瞬間、周辺に強風が吹き荒れる。
「ユー達は全員、ジ・エェェェンドデース!」
 ルナティック・ソーマが琴音とそのクリーチャー達への宣言を終えると同時に、一際強い風が二人を襲った。
 しかし、これ程風が強いにもかかわらず、置かれたカードが吹き飛ぶような事は一切なかった。
「ルナティック・ソーマの効果で自分の他のクリーチャーとマナゾーンにあるカードを山札の下に置くでゴザルが、かわりにバルローグの効果でマナゾーンのカードを守り、サルトビームを覚醒!Reset and go!《煌迅の覚醒者 アポロ・サルトビーム》!!」
 ルナティック・ソーマが起こした嵐によってバルローグが吹き飛ばされるが、サルトビームはこの状況を利用して更なる形態へと覚醒。
 クラウスの決死の防御策はこれだけでは終わらない。
「さらに!サルトビームの効果でアポロ・サルトビームをアンタップ!」
 インレのせいで2体のクリーチャーはタップ状態でブロックする事ができない。クラウスは覚醒したばかりのサルトビームを起こしにかかるが、またしてもインレの魔の手が襲い掛かる。
「インレの効果で手札を1枚捨てなさい。仮に起こしたとしても、カオス・リアのカオティック・ソウルで攻撃はブロックされないわ」
「それはどうでゴザルかな?《斬隠蒼頭龍バイケン》をバトルゾーンに出し、カオス・リアをバウンスでゴザル!」
 クラウスが狙っていたのはインレの手札破壊。クラウスはインレの効果を逆手に取り、邪魔だった混沌神王を撃退してみせる。
 攻撃中のリハイゼを除去されなかった事で、琴音はクラウスの狙いに気づく。
「言ったそばから退かすとは中々面白い事するわね…!」
「面白いのはここからでゴザル!アポロ・サルトビームの効果でYouのクリーチャーを全タップ!」
 バイケンがカオス・リアを除去した隙に、アポロ・サルトビームが閃光でウサギの大群を怯ませる。
 閃光でクライマックスを茶番に変えられたシェイクスピアは、こんなハズじゃなかったのに、と想定外の反撃を嘆いていた。
「嘘…こんな粗があったなんて…!」
 ロックの隙間を突かれ、紐解くかのようにワンショットを阻止された琴音は、盤石な手を打っていたせいか動揺が大きい。
「どんな手を打ったとしても、セッシャのシノビはそれを潜り抜けるでゴザル。攻撃は通すでゴザル!」
 後続を断たれた中、閃光を逃れたリハイゼはクラウスのシールドを2つ粉砕。
 ニンジャ・ストライクどころかS・トリガーすらも使えないクラウスは、ブレイクされたシールド2つを手札に加えていった。
「あのワンショットを止めるとか、あの忍者すごいな!」
 試合を見守る混沌使いの一人、陽一が驚く。誰もが琴音が勝つと思われたこの流れを、クラウスは断ち切って見せたのだ。
「よくも私の脚本を台無しにしてくれたわね。やはり、私の物語にはあなたは必要ないわ。ターンエンド!」
 すべてのカードの使用を封じ、耐性が付与された大群で殴りかかるという恐るべきワンショットを捌かれてしまった琴音は、いらつき半分、驚き半分の感情と共にエンドステップへと突入。
 そして、時空ニンジャ・ストライクで登場したサルトビームに退場の時が迫った。
「アポロ・サルトビームを退場するかわりに覚醒を解除!」
「シノビなのに場に残り続けるのは気に食わないわ。ターンエンドよ」
 クラウスの行動を見た琴音はさらにフラストレーションを募らせてターンを終了した。 

 先攻7ターン目。必死に攻撃を凌いだクラウスにインレの2択が迫る。
「手札を捨てるか、置換でルナティック・ソーマを破壊するか選びなさい」
「無論、discard!バイケンは破壊するでゴザル!」
 クラウスは即断で手札を捨ててルナティック・ソーマを残す事を選択。
 ルードマルに続き、バイケンもインレの犠牲になってしまった。
「セッシャのターンのはじめに、ルナティック・ソーマの効果で3枚ドロー!」
 インレの手札破壊が無意味であるかのように手札を補充するが、琴音はニヤリと笑う。
「あなたが最初の1枚を引いた時、インレのカオティック・ソウルで《告死の覚醒者 サイコ・インレ》に覚醒!」
 2体のインレは跳躍すると、どこからもなく現れた巨大な四肢のパーツを各兵装に合体させる。そして、対戦台に着地したインレはクラウスにこう告げる。
「さあ、平等なる死を与えよう」
「サイコ・インレの効果であなたのクリーチャーをすべてタップさせてもらうわ!」
 覚醒したインレは黒き閃光で生き残ったシノビの行動を封殺。シノビ達の命は、サイコ・インレに握られていた。
「さらに、2体のウーンドウォート・ラーを《神月の覚醒者 クィンリィ》に覚醒!」
 インレに続き、2体のウーンドウォート・ラーも武装を拡張。琴音のダメ押しはまだ終わらない。
「そして、2体のウーンドウォート・ラーの効果でサイコ・インレの効果をコピー!」
「What!?」
 クラウスは予想だにしない能力に直面し、面を食らう。その時の声は前のターンの驚きよりも一回り大きかった。
「つまり、サイコ・インレが3体いるって事よ」
 琴音はサイコ・インレの能力を極力晒さずに説明。こうして、クラウスのターンは依然と厳しい状況で始まった。
「この状況はきついでゴザルな…!セッシャのターン!ドロー、マナチャージ!サルトビームを転成!《混沌の忍者 ムーンレイカー》を召喚!」
「俺の銃の錆になりてぇか!」
 アポロ・サルトビームは黒いスーツを纏ったムーンレイカーへと転成。ルナティック・ソーマが攻撃できないこの状況を打開しにかかった。
「ムーンレイカーのカオティック・ソウルでクリーチャーをアンタップし、ブロッカーをenchant!」
 カオティック・ソウルを発動したクラウスだが、琴音はこの事を不審に思う。
「それ、カオティック・ソウルの条件を満たせてないかしら?」
「ルナティック・ソーマの効果で、ミーの他のクリーチャーはカオティック・ソウルを無条件で獲得できるのでゴザル!」
 クラウスは琴音の疑問に答え、決して不正ではない事を証明。ルナティック・ソーマはカオティックの集大成とも言える能力を持っていたのだ。
「さらに《クルー・L》を召喚!効果で1枚ドロー!」
 手札を減らさずに後続を展開したクラウスはここでメインステップを終了し、アタックステップへと突入した。
「ルナティック・ソーマでクィンリィをatack!効果で手札から《破牙暮忍ゲッコウマスク》と《破牙暮忍 バルローグ》をバトルゾーンに!」
 混沌のクリーチャー達が増殖していく最中、ルナティック・ソーマの多数のビットは1体のクィンリィをロックオン。
 ビットから放たれたビームは、瞬く間にクィンリィを蒸発させたかのように見えた。
「解除するわ」
 ビームを受けたクィンリィは元のウーンドウォート・ラーに戻る事で強烈な攻撃に耐え抜いていた。
「セッシャはこれでターンエンドでゴザル!」
 ルナティック・ソーマでクリーチャーを展開したクラウスはエンドステップへと突入。このタイミングでも、琴音はクラウスを追い詰める。
「サイコ・インレの効果で、タップしたルナティック・ソーマを山札送りよ!」
「ルナティック・ソーマを山札に送るかわりにゲッコウマスクを手札に戻し、《破牙暮天龍王 ムーンサルト・ビーム》をバトルゾーンに!」
 サイコ・インレはルナティック・ソーマに死を与えようとする。だが、ルナティック・ソーマには混沌を噴出させるしか効果がない。
 湧き出た混沌はゲッコウマスクをムーンサルト・ビームへと変えてしまった。
「ムーンサルト・ビームの効果で山札の下4枚を見て、その中から2枚を手札、1枚をシールド、1枚を山札の一番上にSet on!」
 ルナティック・ソーマの除去耐性に必要なのは手札。ムーンサルト・ビームでそれを補充された今、サイコ・インレの効果はただの利敵行為へと変貌したが、琴音はクラウスの手札にあるカオティックの枯渇を祈る。
「くっ…!クィンリィの効果でもう一度山札送りよ!」
「かわりに《破牙暮忍 ルードマル》をバトルゾーンに!2マナ追加!」
 サイコ・インレに続き、クィンリィもルナティック・ソーマに死を与えようとするが、カオティックの増殖という結果は変わらない。
「これでラストよ!ウーンドウォート・ラーの効果で山札送り!」
「かわりに《破牙暮忍ゲッコウマスク》をバトルゾーンに!」
 琴音の最後の望みをかけて獲得したサイコ・インレの効果を発動するが、結果は変わらず。
 二度の除去に耐えてなお、クラウスの手札は枯渇していなかったのだ。
「残念でゴザッたな。今度こそターンエンドでゴザル」
 クラウスはそう言うと、琴音の反撃にこのターンはようやく終了した。

 後攻7ターン目。迫る死の宣告を前に琴音があがく。
「私のターン!ウーンドウォート・ラーを《神月の覚醒者 クィンリィ》に覚醒!」
 ルナティック・ソーマの攻撃を受けて覚醒を解除されたウーンドウォート・ラーが再度覚醒。クィンリィは条件さえ整っていれば不死身に近い耐性を持っていた。
「Youのターンのはじめに、ムーンレイカー、バルローグ、クルー・L、ゲッコウマスクでウルトラ・ルナティック・ソウルが成立!Youの山札と超次元ゾーン以外のカードをすべて山札の一番下に!」
「ジ・エェェェンド!!」
 クラウスの宣言を受けて、ルナティック・ソーマは琴音のあらゆるゾーンを破壊しつくす。多数のビットから放たれる混沌のレーザーは、琴音のドリームメイト軍団に叫喚の嵐を巻き起こした。
 山札と超次元ゾーン以外残ったカードは、解除で生き残ったインレと2体のウーンドウォート・ラーのみ。琴音は残ったカードを確認すると、ようやく最初の1枚を引いた。
「マナチャージして、インレでT・ブレイク!」
 ルナティック・ソーマのせいで豊富だったマナの面影すらもない。手札をマナゾーンに捨てた琴音は、残ったクリーチャーで押しきるべく、最後の攻勢に出たが、クラウスには超次元ゾーンに戻ったあのカードがある。
「ルードマルとゲッコウマスクをダブル転成!時空ニンジャストライク8《煌迅の覚醒者 アポロ・サルトビーム》!」
 インレの攻撃に合わせて時空の穴からアポロ・サルトビームが出撃。転成元になったゲッコウマルは手札へと戻っていった。
「アポロ・サルトビームの効果でYouのクリーチャーを全タップし、アポロ・サルトビームでブロック!」
 閃光で後続を断たれた中、インレは果敢に突っ込んでいく。そんなインレに立ちふさがるのはアポロ・サルトビーム。
 彼が放った大量のロケット・クナイビットを掻い潜ったインレはアポロ・サルトビームに一撃を叩き込むが、その攻撃は防がれてしまう。
 そうして二人が接近戦を繰り広げていると、通り過ぎたはずのロケット・クナイビットがインレを追尾して戻ってくる。音でそれに気付いたインレは直前で躱して自爆させようと目論むが、読まれていたのかサルトビームに腕を取られて離脱できない。
「しまった!」
 取られた腕を振り払おうとする最中、戻ってきたクナイビットがインレの背甲を貫通した。
「私が敗れるとは…無念、だ…!」
 致命傷を受けたインレはそう言うと、アポロ・サルトビームの腕に抱かれるように倒れていった。
「結末は変えられないものね。ターンエンドよ」
 最後の総攻撃すらも凌がれた琴音は、そう言ってターンを終了。前回同様、アポロ・サルトビームは覚醒を解除して対戦台に滞在していた。

 先攻8ターン目。ルナティック・ソーマにあらゆるものを奪われた琴音は、この場においてもあがくのをやめない。
「あなたのターンのはじめに2体のウーンドウォート・ラーの効果でもう1体のウーンドウォート・ラーの効果をコピーするわ…」
 インレが返り討ちに遭い、対戦台に残されたウーンドウォート・ラーは互いの力を糧にする。
 ウーンドウォート・ラーに重複して嬉しい効果がない以上、そのあがきは何もしていないのも同然であった。
「万策尽きたようでゴザルな。セッシャのターン!ドロー!ルナティック・ソーマで、ダイレクトアタック!」
 ルナティック・ソーマの煌めくビットを目撃するが、琴音は彼の攻撃を止める事はできない。
「The end!!」
 そんな琴音にクラウスが一言言うと、ルナティック・ソーマは大量のビームを琴音に放った。
 この試合の結末は1回戦と同様、強烈なワンショットを耐え忍んだクラウスがルナティック・ソーマで名状しがたい惨状を作り上げたのであった。
========================================================
以上です。シェイクスピア登場の反動でさらにむごたらしい結末となってしまった。

追加の使用カード(いずれもカンツウツボさん作)
太古の道化 ヴェローナ
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?TID=33&p=1040
月兎奏者 シェイクスピア・ムーンライト
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?FID=3&TID=33&p=1101
月兎勇士 アドヴァンスド・フライルー
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?FID=3&TID=33&p=1171
2018-01-17 01:13
>《銀河に願いを》VS《愛は止まらない》
どんなに頑張っても姉に勝てない操儡くん。勝てる日は来るんですかねえ…。後でモヒカンが勝ってなかったらどうなってたか…。
>後日録
クッソ不穏な終わり方してましたね…。何はともあれお疲れ様でした。二部も楽しみにしております。
>《モヒカン・スペシャルNEO》VS《フルパワー・フォー・ブレイク》
武神嫌い…(トラウマ)本題:モヒカンという一般人なものの普通にいい奴でストーリー内で2勝している男。サファは無事データを届けられたんだろうか。
><生贄を食らう黒曜石>vs<災厄と猛進の魔皇>
自分のぐだぐだやってるデュエルより圧倒的に読みやすくていいっすね。やっぱ侵略入ったデッキ相手だからかなあ。

定期的に自分のキャラ書かなきゃ死んじゃう病なので真と炎破のデュエル書きます。(唐突)あと勝手に逢魔くん出しました。カンツウツボさんお許しください。

真「やーやーセンセイとガウさん、砲さんの調子はどうッスか?」
機理香「あ、真。アイツは勝ったよ。てかアンタどこ行ってたの?」
真「いやー、実はここの警備を任せられててッスね…。人も多いし行くならついでにやっとけって上司に言われたんスよ。ではまたッス。」
機理香「ああうん。頑張ってねー。」
________________________
真「さてさて、何か起こってないッスかねー。」
グレイル「出来ればデュエマで解決出来ることがいいな。」
真「ほんとッスよ。ここに来てまだデュエマしてないッスもん。あ、炎くんッス。…ともう一人は…確か転成使いだったッスね。何かトラブってるっぽいッス。」
________________________
真「どーもどーも。騒ぎになってるならしょっぴくッスよ。」
炎破「おっ、混沌のポリ公じゃねえか。」
真「何スかその呼び方…。一応年上ッスよ、私。」
グレイル「一体何事だ?」
イエローストーン「あの逢魔ってやつとどっちが混沌使いを多く倒せるか競ってんだよ。ここらの混沌使いは粗方デュエマしたし、お前さえ倒せば俺らの勝ち。負ければ俺らの負け。」
逢魔「と、言う訳なんだ。アンタ混沌使いだろ?アンタにはちょっと協力してほしい。アンタ結構強そうだから俺が戦いたかったけど…まあ今回は仕方ないな。」
バルバトス「一応公平なルールであるからな。貴様にこの戦いの運命を決めて欲しい。」
真「え、えぇー…そんな事言われても困るッスよ…。」
グレイル「でもデュエマ出来るぞ。」
真「あ、それもそうッスね。(単純)…んじゃ、やるッス。」
炎破「っしゃあ決まりだな。」
真「んじゃあ行くッスよ!グレさん!」
グレイル「任せろ!カオスフィールド、展開!」
《月に蝕マれシ正犠ノ天秤》VS《爆熱MAX‼暴流刑之苦羅麈!(ボルケイノクラッシュ)》
真「さて、ゲーム開始時にコイツをセットッス!《「正義」 ~天命の天秤~》!」
黄金に光る巨大な天秤が真の背後に展開される。右の皿には封印が6枚重ねて置かれ、左の皿には「罪」と書かれた巨石が置かれている。現在は右の皿が限界まで下がっていた。
炎破「禁断の鼓動…か?ソイツは。」
真「その通りッス!これは私の最強最悪の切り札!…まあ大会で使う場はなかったッスけどねー。コスト5以上のカオティックかジャスティスでも剥がせ、封印1枚解放のたびに左の皿が下がっていくッス。」
逢魔「へえー、禁断か。俺達の他にも使ってるやついたんだな。」
バルバトス「うむ…だがあの娘の使うのは禁断の鼓動。つまり裏返してこそ本来の力が解放される。そしてあの混沌の禁断…。混沌の首領や、あの忍者の切り札ほどはないが…凄まじい気を感じる。」
1ターン目
炎破「マナチャージしてターンエンドだ。」
2ターン目
真「私も何もないッスね。ターンエンドッス。」
3ターン目
炎破「それじゃ俺は《一撃奪取 トップギア》を召喚するぜ!ターンエンド!」
4ターン目
真「(トップギア…ならコイツッスね。)《制御の翼 オリオティス》を召喚してターンエンドッス。」
槍を持った不正を裁く天使、オリオティスが現れる。
5ターン目
炎破「チッ、なら《メテオ・チャージャー》を唱えてオリオティスを破壊だ!」
オリオティスに複数の隕石が降り注ぎ、その体を押し潰した。
6ターン目
真「オリオティスがやられたのは困るッスね…。とりあえず《時の玉 ミラク》を召喚してターンエンドッス。」
7ターン目
炎破「遅え!トップギアで軽減して《爆炎 ウラウン》を召喚だ!手札を全て捨てて4枚ドロー!」
赤熱した鉄パイプを振り回すフレイムコマンド、ウラウンが炎破の手札を一気に補充した。
8ターン目
真「あー…やべえやべえッス。このままじゃ置いてかれちゃうッスよ…。《天星の玉 ラ・クルスタ》を召喚して2マナ加速してターンエンドッス。」
9ターン目
炎破「おいおい、そんな雑魚共並べてて大丈夫か!?《爆炎 ポポカテペトル》を召喚!さらにウラウンを転成!《爆炎 サクラジマ・XX》を召喚だ!能力でクルスタとバトルだ!」
サクラジマ・XXは右手のチェーンを伸ばしてクルスタを縛り付け、左手のメリケンサックで殴り粉砕した。
炎破「バトルに勝ったため超次元ゾーンから《時空の爆炎 イエローストーン》をバトルゾーンに!」
イエローストーン「よっしゃあ!出番だなァ!!」
真「一気に3体も…こりゃ不味いッスね…。」
10ターン目
真「手札が足りないんスよね…。とりあえず《狡猾の正義龍 ナストロ・アズーロ》を召喚ッス。」
『天秤による正義を実行する!』
《正義》と書かれた旗を掲げる龍、ナストロ・アズーロが現れ、天秤に旗を向ける。
真「コスト5以上のジャスティスが出たため封印を1枚解放ッス。さらにナストロ・アズーロの能力でバトルゾーンのカードを1枚シールドに。封印を1枚シールドに置くッス。」
旗の正義の文字が光り、封印を解く。2枚の封印が解かれ、軽くなった右の皿は上がり、それにより左の皿も下降を始めた。
イエローストーン「封印を剥がしつつシールド追加か…。だが遅えなぁ。」
真「ターンエンドッス。(次のターンにイエローストーンを出されてもマナに5000以下はない…つまりランデスの心配はないッスね!)」
11ターン目
炎破「ターンの初めにイエローストーンとポポカテペトルを破壊して転成覚醒!《炎滅の覚醒者 イエローストーン・ボルケーノ》!」
イエローストーン「いよっしゃあァァァ!暴流刑之フォーム!!」
イエローストーンの体は高熱で白光し、赤のボディから白く光るボディへと変貌する。さらに手に持った刀とドスはマグマを纏う。
炎破「コイツが出たとき、お前のパワーが一番高いクリーチャーを全て破壊する!ナストロ・アズーロを破壊だ!」
イエローストーンの刀がナストロ・アズーロを一刀両断した。
炎破「そしてナストロ・アズーロより小さいパワーのクリーチャーを全てマナから墓地に!…つっても無いけどな。だがポポカテペトルのpigでマナを1枚墓地に置いてもらうぜ!」
真「えー…なら《混沌魔翼将 プレミアム・モルツ》を墓地に置くッス。」
炎破「そして俺のターン!トップギアでコストを下げて《爆竜 GENJI・XX》を召喚!イエローストーン・ボルケーノをさらに転成!デッキトップ5枚をめくり《爆炎 ガレラス》と《爆竜トルネードシヴァXX》を進化元に爆炎デッキ進化V!1マナで《爆炎魔王 イエローストーン・イラプション》を召喚だァァ!」
イエローストーンの愛車である巨大なハーレーがイエローストーンと合体する。両肩には炎を纏ったタイヤが回転し、背中に付いたマフラーからは炎が吹き出す。レッドゾーンのような見た目となった。
イエローストーン「愚隷屠(グレイト)・暴流刑之フォーム改め、威羅怖処无(イラプション)フォームだ!イカすだろ!」
炎破「イラプションの能力!相手の5000以下を全て破壊し、お前は5000以下をバトルゾーンに出せねぇ!イラプションでT・ブレイクだ!」
イエローストーン・イラプションは肩の2対の燃えるタイヤをシールドに発射し、粉砕する。
真「イラプションのcipはミラクをエスケープするッス…シールドブレイクは受けるッスよ…。…お、来たッス!S・トリガー、《マジェスティ・ジャスティス》!デッキトップ3枚のジャスティスとエンジェルを全て手札に!《正龍覇 ヴァイスビア》、《聖歌の翼 アンドロム》、《暴政の正義龍 ピルスナー・ウルケル》…よし、全て手札ッス!さらにこれッス!《ディバイン・ジャスティス》!バトルゾーンにある自分のカードを2枚重ねてシールドに!天命の天秤の封印2枚を選ぶッス!そしてその2枚から光のクリーチャーを1体踏み倒すッス!《歪んだ正義 ホーリー・グレイル》をバトルゾーンに!」
天秤の封印が2枚外され、砕けた封印が収束し、真の相棒、黄金の鎧龍、ホーリー・グレイルが姿を現した。
グレイル「さあ!正義の罰を食らうがいい!」
グレイルが槍を掲げると、封印がさらに一つ外される。残された封印はあと一つ。
真「まだ終わらないッスよ!ディバイン・ジャスティスのカオティックソウル発動!手札からコスト7以下のジャスティス、《正龍覇 ヴァイスビア》をバトルゾーンに!能力で超次元ゾーンから《暴正聖堂 ホーリー・パルテノン》をバトルゾーンに!」
混沌の龍覇、ヴァイスビアが手をかざすと超次元の穴から巨大聖堂、ホーリー・パルテノンが姿を現した。そしてヴァイスビアが出た今、最後の封印が外された。
真「さあ、今こそ天秤は降りきったッス!正・義・執・行!!《天冥王 テミス・セレーネー》!」
封印というリミッターを失った左の皿は一瞬で最大まで下がりきる。さらに、罪の石が砕け散り、光となり天秤を包み込んだ。そして光が消えると、体に「裁」、「咎」、「義」、「罪」といった字が刻印された月の意匠の鎧龍が姿を現す。
炎破「来やがったか…。」
真「このクリーチャーが裏返ったとき、私の墓地、手札、シールドを全て山札に加えシャッフルし、シールドを5枚追加し5枚ドローするッス!」
テミス・セレーネーはツクヨミの加護を受けた鎧の魔力で真のシールド、手札、墓地を初期の時間に巻き戻した。
真「もちろん、禁断クリーチャーの例によって離れたら私の負けッス。まあ真・エスケープを持ってるんスけどねー。」
炎破「クソッ!GENJIでWブレイクだ!さらにグレイルを破壊!」
グレイル「出オチとは…無念…。」
真「ミラクでブロックッス。さらにエスケープッス。」
炎破「…チッ、ターンエンドだ。」
12ターン目
真「私のターン!まず、ホーリー・パルテノンの能力でシールドを追加するッス!そして《ヘブンズ・ゲート》!《暴政の正義龍 ピルスナー・ウルケル》と《夢幻の正義 アルカディア・グレイル》をバトルゾーンに!」
白銀の鎧を身に纏ったグレイルと、プラチナ製ロッドを持った鎧龍、ピルスナー・ウルケルが天国の門から姿を現す。
グレイル「再び参上した!今度こそ罰を与えよう!」
真「ピルスナー・ウルケルの能力で私の手札3枚を全てシールドに!アルカディア・グレイルで山札の上から2枚をシールドに加えるッス!さらにコスト9以上の光のカオティックがバトルゾーンに出たとき、超次元ゾーンの《混沌の聖堂 パルテノン》をバトルゾーンに!」
サイキックの魔力を持った摩訶不思議なフォートレス、パルテノンがバトルゾーンに現れた。
真「ターンエンド時にシールドが7枚以上のためホーリー・パルテノンを龍解し、8枚以上のためパルテノンを覚醒!《暴走正義 ホーリー・エヴァー》、《狂信の正義龍 カオティック・ホーリー》ッス!」
二つの聖堂は変形し、超巨大鎧龍となる。
13ターン目
炎破「…こりゃあ無理だな。さすがに無駄な足掻きはしねえよ。ターンエンドだ。トドメはきっちり受けてやる。」
14ターン目
真「ふむ…ではいくッスよ!エヴァーでT・ブレイク!」
炎破「…S・トリガー《爆発寸前‼ メルトダウン・ヴォルケイノ》を展開するぜ。」
真「さらにテミス・セレーネーでT・ブレイク、アルカディア・グレイルでトドメッス!」
炎破「…負けたぜ。」

《勝者:天命 真》
________________________
逢魔「そこの警官が勝ったから俺達の勝ちだな。勝ったけどどうする?バルバトス。」
炎破「チッ…煮るなり焼くなり好きにしやがれ。」
バルバトス「…勝った後のことは考えておらんかったな…。逢魔よ、何かないのか?」
逢魔「じゃあ彼処の屋台のクレープでも奢ってもらうかな。いいだろ、グラサン。」
炎破「ああ?そんな事でいいのかよ。いいぜ。クレープの1個や2個ぐれえ。」
逢魔「よし、決まりだな。」
真「……何だったんスか?これ。」
グレイル「…さあ。」
その後、クレープの屋台のメニュー30種を全て注文し、完食した少年と、それに驚愕する青年がいたという。
~To Be Continued?~
終わり。
何となくうちのキャラの強さのヒエラルキーを発表しときます。
蓬莱≧機理香>>不明=我碓>真≧炎破
こんな感じです。
機理香は元々転成使いでは上の中くらいのつもりでデザインしたキャラなので全国出場の8人を除けば最強クラスだと…思いたい。ただし子供っぽいので挑発に弱い。
蓬莱はうちのキャラで一番ガチです。圧倒的カードパワーの暴力で殴ってきます。ただし相手を徹底的に潰したいという本能を押さえきれないので完封するまで攻めません。本気を出せばちゃんと殴ってきます。
不明は砲場や機理香が強すぎるだけで普通に実力は低くないです。
我碓は不明と同クラスです。ただ彼女のデッキの性質上相手がちゃんと都合のよい選択を選ぶかによって強さは変動します。
真はデッキのカードパワーは高いもののよく慢心するため実力は高くないです。低くもないけど。
炎破は戦う相手が毎度悪いだけで刺さる相手には滅法強いです。(低パワーを展開していくデッキにはかなり強い。)

さて、砲場対クラウス練るか。
使用カード
《歪んだ正義 ホーリー・グレイル》《混沌翼 ヒューガルデンホワイト》
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?FID=3&TID=33&p=1042
《爆炎 ポポカテペトル》
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?FID=3&TID=33&p=1071
《爆炎 ウラウン》
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?FID=3&TID=33&p=1072
《夢幻の正義 アルカディア・グレイル》
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?FID=3&TID=33&p=1081
《正龍覇 ヴァイスビア》《暴正聖堂 ホーリー・パルテノン》/《暴走正義 ホーリー・エヴァー》
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?FID=3&TID=33&p=1106
《混沌槍 パルテノン》/《混沌の聖堂 パルテノン》/《狂信の正義龍 カオティック・ホーリー》(ww2suizyoukiさん作)
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?FID=3&TID=33&p=1107
《時空の爆炎 イエローストーン》/《炎滅の覚醒者 イエローストーン・ボルケーノ》
《爆炎 サクラジマ・XX》
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?FID=3&TID=33&p=1112
《暴政の正義龍 ピルスナー・ウルケル》
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?TID=33&p=1146#122636
《爆炎魔王 イエローストーン・イラプション》《爆発寸前‼ メルトダウン・ヴォルケイノ》《「正義」 ~天命の天秤~》
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?FID=3&TID=33&p=1169
《狡猾の正義龍 ナストロ・アズーロ》《ディバイン・ジャスティス》
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?FID=3&TID=33&p=1172
《マジェスティ・ジャスティス》
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?FID=3&TID=33&p=1232
2018-01-17 19:32
>真vs炎波
完全に炎波が戦況をコントロールしてたのにあっさり逆転。STもあるけど、禁断ってやっぱり強い。
それと混沌系のフィニッシャーは散々頑張って削ったシールドとかを全部初期値に戻すカードが多いから、メンタル的にも完全にやられるんだよなぁ......。どっちも楽しいのが大事なTCG的には失敗だけど、使う側めっちゃ楽しいし強いから悪役向きではある。


設定練ってて遅くなりました。いい加減にペース上げないと不味い。分かってはいる。

《逢魔ヶ刻の来訪者 鍵の章》
「あの.......」

気弱そうなクリーチャーが店内に入ってくる。姿形から見るにどうやら水文明から来たようだ。最近は治安も良くなり、文明間の境はどんどん無くなってきている。未だに物騒なのは、内戦が勃発中の光文明くらいか。

「ウチは鍵開け専門だけど、御用かい?」

慣れた様子で声をかけると、客は少しホッとした顔になった。アーロックの外見で不安がる客は多い。そもそも世界最高の鍵師、キーガードナーが「絶対に破れない」と自信満々に豪語した鍵を、本当に開けられるのか半信半疑な客が多いのだ。

アーロックは、この国で唯一の鍵開け師。昔はよく見かけた職業だが、キーガードナーの台頭によって皆廃業してしまった。彼らは「鍵なしでは絶対に開けられない鍵」と謳い、より強固で堅牢な鍵を競い合うように次々と開発、今ではキーガードナーが集まるこの街は職人魂のぶつかり合いの様相を呈している。
だが、「絶対に破れない鍵」は利点とは限らない。もちろん防犯対策、という意味では結構なのだが、誰もが「鍵はなくす」ということを失念している。そして、職人達はアフターフォローまではしてくれない。
よって、命よりも大切なものを入れたはいいが、うっかり鍵をなくして開かない、という悲劇が各地で起きているのだ。

「大丈夫。オイラが開けられない鍵なんて無いからさ」

そう言って手を差し出すと、客はおずおずと手提げ金庫を差し出した。亡くなった親の形見の品が入っているらしい。

「まさか、こんなことになるなんて.......」

今にも泣きそうな客を宥めながら、アーロックは鍵開け作業に取り掛かる。職人たちの技術はどんどん高度になっていくが、アーロックも日々研究を絶やさない。この鍵も、構造を掴んでから開けるのに二十分ほどしかかからなかった。
呆気に取られる客をよそに、アーロックは念のため中を確認する。アーロックのポリシーは、悪事には加担しないこと。仕事の性質上、盗品を開けてくれと頼んでくる客もいるが、全て断っている。客が嘘をついている可能性が排除できない以上、中を確認するしかない。

中には質素なネックレスが入っていた。

「それは、母が私が出て行く時にくれたネックレスなんです........。本当にありがとうございます」

客は代金を払い深々と礼をすると、大事そうにネックレスを握りしめて店を出ていった。


だが、アーロックの商売を快く思わないクリーチャーもいる。
先程の客は、もうキーガードナーがつくる手提げ金庫を買うことはないだろう。「絶対に開けられない鍵」の欠点を自分自身で体感した上に、目の前でそれが容易く開けられていく様を目の当たりにしたのだから。
事実、アーロックの噂が広がり始めてからキーガードナー達の売上は確実に落ちているのだという。収入がなければ、研究にも打ち込めない。キーガードナー達にしてみれば、アーロックは憎悪の対象なのだ。

「棟梁!いい加減に決断してくださいよ!」

親方衆の寄合では、巨大金庫のような部屋を守る巨大な錠において絶対的な技術を持ち、職人達から「棟梁」と呼ばれる鍵師、ガンリュウを中心に話し合いが行われる。この日の議題も、例のごとくアーロックについてだった。

「あの小僧が現れてから、ワシらの商売はあがったりだ。このままじゃ、キーガードナーは滅びるぞ!」

ガンリュウとしても、アーロックと話し合いを重ねるなど出来る限りの対策はしている。しかし、アーロックの意思は固い。その理由は、ガンリュウが一番よくわかっている。


「なぁガンリュウ、鍵開けって素晴らしいと思わないか?勿論人助けになることもそうだが、何より、職人が絶対に開けられないと言うものをこじ開けるんだ。俺はな、鍵が開いた時、自由を感じるんだよ。閉じられた世界を一瞬で開いているような気分になるんだ」


「カルソン.......お前の息子は、とんだ災厄に育ってしまったな.......」

今は亡きガンリュウの親友、カルソン。彼の意思を、息子であるアーロックが継いでいるのは明白だった。

「........仕方あるまい。アーロックを、この街から追放する!」




「さてさて、今日は店じまい......ん?」

日も沈みかけ、暖簾を下ろそうとして、こちらへやってくるクリーチャーに気づく。

「.......クラヴィスか!?」

慌てて暖簾を引き剥がし、とにかく反対方向へ走る。それに気づいたクラヴィスが追いかけてくるが、立ち止まることはない。
クラヴィスは、アーロックのかつての親友だった。親同士の仲が良く、その関係で一緒に遊ぶことが多かった。よくドジを踏むアーロックの面倒を見てくれた兄代わりの存在。
だが、彼が成人してからは連絡を取る機会が徐々に減っていき、ここ3年は音信不通だった。何故なら、クラヴィスがこの街の治安を守る自警団に入ったからだ。
自警団と言いつつ、その実情はキーガードナーの私設軍。キーガードナー全体のためなら、裏の仕事も行う。そんな自警団の一員であるクラヴィスがアーロックの元にやってきたということは.......。

「棟梁もついにオイラを本気で潰しにきたか......こりゃ逃げるしかねぇな」

そんなにオイラが嫌いかよ、と悪態をつく。棟梁も、小さい頃からカルソンと一緒にいるのを見ていて優しい一面を知っているだけに、寂しさは募ってくる。
だが、捕まればどんな目に遭うか分からない。鍵開け道具を奪われるかも、と考えれば、今はとにかく、走るしかない。

いつの間にか街を抜けていた。
このまま走れば森がある、流石にクラヴィスもそこまでは追って来ないだろう。その後のことは、そのあと考えれば良い。
こんな時だった。追ってくるクラヴィスが、いきなり叫んだのは。

「アーロック!」

子供の頃から変わらない、ぶっきらぼうで乱暴な声に思わず振り返る。クラヴィスは何故か笑顔でアーロックを見つめ、また口を開いた。

「懐かしいな........二人でいつも、鬼ごっこしてたな。いつもお前は途中で転んで、捕まっちまうんだ」

こんな状況にも関わらず、アーロックには自分がクラヴィスと同じ光景を思い出しているという確信があった。あの頃の記憶は、今もなお鮮明に輝いている。

「........今度は、転ぶなよ!俺から逃げ切ってみろ!」

クラヴィスはそう言って、前方を指差す。アーロックが向き直ると、森はもう目の前まで来ていた。

「.......クラヴィス!」

「じゃあな、アーロック!またいつか会おうぜ!」

ニカッと笑うクラヴィスの眼から、涙が一筋だけこぼれ落ちた。
アーロックの視界は、靄がかかったようにぼやけて何も見えない。木々の枝にぶつかり、切り傷を身体中に作りながら、アーロックは走った。





「.......これでいい」

親方衆からは罵倒されるかもしれない。だが、俺はアーロックを捕らえることなんてできない。
それにしても、あいつも成長したな、と苦笑する。足が棒のように重い。全力で走ったのに、結局逃げ切りやがった。
逃した言い訳を考えながら街に戻ろうとしたその時、ガサッと音がして咄嗟に草陰に伏せる。


「........あぁ〜っ、ムシャクシャする!こんな時は誰かをスカッと噛み砕いて、ハッピーな気分になりてぇな!」


(あれは........狼の逢魔!?)

巷で話題になっている。最近、世界中に「逢魔」と言われる謎の凶暴なクリーチャーが出没していると。中でも狼の逢魔は、一ヶ月に一度現れては、クリーチャーを無残な方法で殺すことで恐怖の対象となっていた。

(不味い.......このままでは、森の方向に!)

森の中にはアーロックがいる。きっと逃げ切ったと思い、油断しているに違いない。このままでは、確実に狼の逢魔の餌食だ。

(どうする........?俺も、まだ死ぬ訳にはいかない)

悩んでいる間に、狼の逢魔は自分には全く気づかない様子で森へと歩みを進める。そして、舌なめずりをしながら森の中へと足を踏み入れたその時——

「.......待てよ!殺るなら俺にしな」

クラヴィスは考えるのをやめ、草陰から飛び出した。




『ぐううっっっ!』

クラヴィスの唸り声を聞いたような気がして、アーロックは振り返る。嫌な予感がした。

「........クラヴィス?」

一瞬躊躇したが、反対方向へと走り出す。杞憂に済めばそれでいい。何度でも、クラヴィスと鬼ごっこを楽しもう。

だが、現実は時に非情だ。


「クラヴィス..........?」


「馬、鹿.........早く逃げろ........」

クラヴィスは、身体中を切り刻まれ、腕を切断された状態で横たわっていた。滴り落ちる血が、いつの間にか降り出した雨で洗われていく。

「.......あぁ、これ、貴方のお友達でしたか?それは申し訳ありません........ご覧の通り、殺してしまいました」

傍らに立っていた狼の姿をした男が、礼儀正しくお辞儀をする。発言と態度のギャップに、本能が恐怖を訴えかける。だが、足は一歩も動かない。

「私としましては、貴方を殺す気は微塵もないのですが.......どうしますか?そちらが復讐なさるなら、こちらとしましても抵抗するしかないのですが」

その眼孔から放たれる殺気で、彼の強さは一瞬でわかる。自分が敵う相手でもないことを。
結局、アーロックは狼がその場を去るのを眺めることしかできなかった。

「クラヴィス?大丈夫か?」

我に帰ったようにクラヴィスに声をかけるが、返事がない。と言うより、もはや反応をしていない。
クラヴィスは死んだ。その事実が、無情に脳に突き刺さる。


「........クラヴィーーーース!!!」




アーロックは降りしきる雨のなか、大声で泣き叫んだ。まるで、獣の咆哮のように。

(続く)




ブロット自体はもうラストまで出来上がってるのに、細かいところ凝りたくなって時間を無駄にかける。分かってはいるんだ.......。

2018-01-21 19:01
《逢魔ヶ刻の来訪者 勇の章》

「レディーース、アンド、ジェントルメン!年に一度の格闘大会、『勇闘祭』も絶好調!次の試合は、ゴリアテvsハリーーーー!!」

観客席から歓声があがる。気楽でいいよなぁ、とハリーはつくづく思った。グレイト・アローンのことを、他の種族は冷めた目で見ながら、都合のいい時だけ応援して、騒いで、熱狂する。ハリーたちが普段どれほど鍛えているかも、グレイト・アローンの鉄の掟も、彼らはよく知らない。正直、彼らにとってグレイト・アローンなんてものはどうでも良いのだ。彼らが望むのは治安の維持と、興奮する試合のみ。

「貧乏くじばっか押しつけやがって.......」

ハリーのぼやきは、傍らで身体検査をしている男たちにも聞こえているはずだが、彼らの表情はピクリとも動かない。彼らもまた、他の奴の事なんてどうでも良いのだ。

グレイト・アローンの鉄の掟。
1.常に孤高たれ。
2.敵に屈するな。
3.最強を目指せ。
そのためなら全てを犠牲にしろ。グレイト・アローンの創始者であり英雄のダイナマンなら、きっとそう言うのだろう。
だが、ハリーは今ひとつそれには賛同できない。仲間と一緒に戦った方が、絶対に効率的だ。時には敵に屈してでも守らなければならないものだってあると思うし、最強を目指す意味も思いつかない。だが人にその話をすると決まって軽蔑したような目つきで見られるので、ハリーは胸の中で悪態を吐くことしかできない。

ポン、と背中を押された。異常なし。ハリーはゆっくりと闘技場に出る。会場は歓声と野次の渦に飲み込まれる。
実況者は唾を撒き散らしながら、ハリーの事を紹介する。若手のホープ。未来の英雄。最強のパンチ。

「.......最強ねぇ」

ハリーからしてみれば、対戦相手のゴリアテの方がよっぽど強そうに見える。ハリーは生まれつき体格が小さく、絶対的に不利だ。筋骨隆々でもなければ、特別足が速い訳でもない。
ただ、ハリーは自分が最強ではないことを知っている。だから、油断も慢心もしない。

「それだけで最強になれるんなら、苦労しないよ」

俺こそがこの若造に一発食らわせてやる。そんな感情が見え見えな正拳は大振りすぎる。どうしてもっと、落ち着けないんだろうか。
余裕を持って攻撃をかわすと、相手はバランスを崩してそのまま倒れこんだ。観客から感嘆の息が漏れる。


ゆっくりやろうぜ。どうせ、僕もアンタも最強にはなれないよ。




案の定、ハリーは準決勝で負けた。
別に手を抜いた訳ではなく、全力を出し切った上での結果。当たり前だ、いくら若手のホープと持て囃されそうと、それはつまり経験不足ということなのだから。
あるいは、それだけでは無いかもしれないが。

「どうした、少年」

後ろから、子供の頃から何度も何度も繰り返し聞いてきた声が響いた。

「.......ダイナマンさん」

「さん、は不要だよ、少年。私はヒーロー、それ以上でもそれ以下でもないのだから」

スーパー・ダイナマン。ハリー達の英雄。
今はグレイト・アローンに立場を奪われ、姿を消していったリキッド・ピープル閃の生まれ。弱きを助け、強きをくじく。そんな理念を持つ彼らだったが、ダイナマンには彼らにはあるものが欠けていると感じられた。

それは、最強を目指すこと。彼らは正義の心を持ってはいるが、更に強くなることに対してはそこまで重きを置いていなかった。トレーニングもあくまで必要な分だけ、残りの時間は各々趣味に興じていたし、ダイナマンの両親のように結婚して家庭を持つ者もたくさんいた。

それでは、強い敵に勝てないではないか。ダイナマンは父親に聞いた。すると、父親は笑ってこう答えたという。

「大丈夫、私たちより強い敵なんていない。何故なら私たちは、ヒーローだからだ」

絶望したダイナマンは、リキッド・ピープル閃とは一線を画し、全てを捨てて最強を目指すグループ「グレイト・アローン」を立ち上げた。反対する者を力でねじ伏せて。
ハリー達にも伝わる、ダイナマン伝説だ。

「勇闘祭、見ていたよ。........君のパワーなら、もっと上までいけると思っていたが」

言われて、ギクッとする。他種族なら、こういう時は「いえいえ、そんなことないですよ」なんて謙遜するのが正解だろう。だが、グレイト・アローンの場合は違う。

「はい。修練不足でした」

これが正解だ。事実、ダイナマンは満足気に頷いて、

「全てを犠牲にして鍛錬に励みたまえ。甘えや油断は、我らにとって大敵だ。.......それでは、私もトレーニングがあるから」

ハリーの肩をポンポン、と叩いて歩いていった。
ハリーはため息を大きくつき、周りに他のクリーチャーがいない事を確認して呟く。

「全てを犠牲にして強くなって、その先に何があるんだか」



嫌なことがあると、ハリーはいつも世界の中心に行く。
あの乱闘の後、互いに助け合う五文明をつなぐ森である「フィオナの森」の再建が行われ、まだ未完成とはいえど一応五文明にまたがる森林は形成された。つまり、世界の中心とはその森の中心、ということだ。
とはいえ、その運動は一過性のブームのようなものに過ぎず、手入れされぬまま平和のシンボルとしての価値は忘れられている。今の若者は、よほど図書館にでも通わない限り、国の端にあるただの森、という以上認識は持っていないだろう。

ハリーは、本を読むことが好きだった。だが、グレイト・アローンに読書など必要ない、と、両親から全て取り上げられてしまった。
だから、ハリーはこの街の外の世界を知らない。今のグレイト・アローンが正しいのか?と問われれば、主観では間違っている、と思う。だが、それは自分が間違っているからではないか?と問われた時、ハリーは反論できない。

「僕は、このままでいいのかな........」

考えてもしようがないことに、つい思いを巡らす。しばらくじっとしていた後、ふとかなりの時間が経過していることに気づいた。
とにかく今は、周りに悟られないよう練習しなければ。 急いで森を立ち去ろうとしたその時だった。


「イーーーーヤーーーーッ!」


「!?」

考えるより先に足が動いた。文明の境をまたぎ、治安維持の管轄外である自然文明へ。
だが、そんな自分が少し誇らしかったのもまた、事実だ。
2018-01-21 19:29
>《逢魔ヶ刻の来訪者 鍵の章》
鍵や勇があるってことは他のドリームメイカー、ゴッドスレイヤーにイリュージョンの章も出るのかな。自分の特技や能力のせいで親友と疎遠気味になった上に周りから疎まれて逢魔に親友殺されたアーロックは泣いていい。
>《月に蝕マれシ正犠ノ天秤》VS《爆熱MAX‼暴流刑之苦羅麈!(ボルケイノクラッシュ)》
途中までは炎破が押し気味だったっけど正義執行してから完全に逆転されてた。盾を犠牲にするとはいえ敵獣封じはやはり強力。あと、デッキ名に正犠ってあったりカタカナとひらがなで安定してないところもデッキ名通り蝕まれてる感あって良かった。
><生贄を食らう黒曜石>vs<災厄と猛進の魔皇>
やっぱり転成墓地進化とバルバトス牙王は強かった。あと、転成墓地進化のクリーチャーは似たようなシステムであるソウルシフト持ちのクリーチャーと比べるとかなりスペック高い気がする。まぁ、オニカマスと比べるとマシだけど。

書いてたストーリーの1話投稿

???「邪魔だ!!!」
???「へっ!何が目的で武器持って旅してたかは知らんが3対1で勝てると思うなよ!!」
???「3対1でどうやって勝つ気だぁ?1人に致命傷入れようとしても俺ら2人がてめえにトドメさしちまうぜぇ?」
???「行くぞ!3人同時攻撃だ!3方向からの同時攻撃を防げるかな!」
???「舐めるなよ!チンピラども!俺には....俺には復讐する相手がいるんだよ!!」


一応どういうことか説明する
俺の名はヘンジ
俺の幼馴染であるナタリアはメガネをかけた姿がとても可愛くて勉強もそこそこできてちょこっとドジっ子な萌え要素てんこ盛りな俺の天使だ
ある日俺が出掛けから帰って来ると俺が住んでた街は火の海になっていた
家々は瓦礫となり人々は屍になってしまっていたが俺にとっては人よりも建物よりも街よりもナタリアなのであまりよく見てないしほとんど覚えてない
すぐに俺はナタリアの家の方に走っていった。自分家壊滅してたけどそんなこと知らん。ナタリアが優先だ。親兄弟がどうなろうともナタリアが無事ならそれでいい。
しかし、現実は非情だった。むしろナタリアの家の方が酷い有様だったよ。燃えてる家に岩がグシャリだぜ?ふざけんなよ....
焼け跡から見つかった死体....いや、死体だったものは骨は砕けて肉は炭。こんなもので身元を判別できる方がおかしい。そんなレベルだった。
街を襲ったのがここらに出現した「逢魔」とかいう奴らの仕業ってしった時は憎悪した。下手したらオーマスレイヤーって名乗ってたかもしれない。
俺は旅に出ることにした。よく猪刈りをしていたからある程度なら戦いの心得もある。必ずこの手で野郎のハラワタを抉って屠り殺してやる。そう決意した。


とまぁそんな訳で復讐のために旅をしていたところさっきのバカでイカれた野郎どもに絡まれたってわけだ
今の説明の間にさっきの3名は倒した

念のためにもう一度自己紹介をさせてもらう。
俺の名はヘンジ
そして言っておく。
これは俺の復讐の物語だ。恐らくそれ以上でもそれ以下でもない。

第1話「復讐の旅」完
〜続く〜

割と雑だったような気がするけど1話終わり
しばらくは短いのが続きそう
2018-01-23 07:18
>逢魔ヶ刻の来訪者 鍵の章
アフターフォローをしないキーガードナー、キーガードナーの未来の妨げになるアーロック、鍵をなくす顧客、どれも一概に悪いとは言えないためつらいところ。関係ないけど二重人格めいたウルフマンの言動にかなりの凶悪さを感じた。
>逢魔ヶ刻の来訪者 勇の章
やっぱどこも大多数の意見が尊重されるから一度でもこんな考えを持ってしまったハリーは大変だな…。同じように他と違う考えを持っていたダイナマンも"リキッドピープル閃のアウトキャスト"と言えるかもしれない。
>復讐の旅
やっぱ敵は逢魔なのねえ。逢魔によって町は滅びて確認不可能の死体が発見されたって言ってるけどなんやかんやでナタリアは生きてそうな気がする。

D・D・D編プロローグ(オリカスレでのFT+加筆修正版)やっていきます。
《D・D・D逢魔編 プロローグ》
パアァァァァァ
D・D・D「…ここがワシらのいる世界の遥か未来か。」
ムメイ「ふむ、どうやら無事たどり着いたようだ。」
ガンドー「にしても良かったぜ。幸いこの辺に外敵は居ねえようだしよ。」
サトリ「『もしいたら嬢さん方を守りながら戦うのは難しい』…ですか。ガンドーさん。」
ガンドー「うおっ、サトリ=サン!勘違いしないでくれよ!あンたらが俺より強いのはよく知ってる!だがな…。」
サトリ「ふふっ、ありがとうございます。でも心配なさらずとも、私もコイシも自分の身は自分で守りますよ。」
エリザベート「とりあえず周囲を見てきたけどあっちに町があったわ!早くいきましょ!」
コイシ「お姉ちゃん!大王様!早くいこー!」
D・D・D「うむ。とりあえず情報集めは重要だ。あの町で話を聞いてみるとしよう。」
__________________
その頃、そのD・D・D達を水晶越しに覗く12の影がいた。
「チッ、嗅ぎ付けてもう追って来やがったか。」
「安心しろ。"狐耳の女"はもはや改造済み。新しく奪った"鈴の小娘"ももうじき…な。…ところで奴らが向かっている町はお前達の管轄内だろう?スカルミリオーネ、ファルファレルロ。」
リーダーとおぼしき逢魔が目を向けた先には、乱れた毛を身体中に生やした毛むくじゃらの逢魔、スカルミリオーネと軽快なステップで踊る亡霊のような逢魔、ファルファレルロの姿が映った。
スカルミリオーネ「ケッケッケ…では、お手並み拝見と行こうか…。」
ファルファレルロ「俺達が前座か…気に入らねえ。まああんな過去の遺物共が俺達"マレブランケ"に勝てるはずがねえがな。」
そう言い残し、二人と逢魔は一足先に席を外した。
「…そして、バルバリッチャ。」
リーダーとおぼしき逢魔は副リーダー、バルバリッチャへと目を向ける。
バルバリッチャ「何だ?リーダーよ。」
「お前には少しやってもらうことがある……。それは…。」
__________________
~フィオナの森近辺の町~
サトリ「…町に着いたあと、大王様に情報収集しろと言われましたが…中々情報集まりませんね…。」
ガンドー「オイオイ、あンたとコイシ=サンは俺と違って便利な力持ってるだろ?別にここにいる奴の思考読んだって誰も気付きはしないし誰も咎みなんてしねえさ。」
サトリ「まあ、それはそうですが…。」
ガンドー「…とりあえず、情報収集で分かったことは、最近逢魔とかいう凶暴なクリーチャー共が出現してるっつうことだな…。」
コイシ「お姉ちゃーん!あっちに人集まってるよ!」
ガンドー「この状況で人が集まるなんざ考えられることは一つだぜ。行くぞ!サトリ=サン。」
ガンドーはコートを翻し、広場へと走り出す。
サトリ「…はい!」
_____________________
町人A「スカルミリオーネ様が来るぞ!女の用意は出来たか!」
町人B「ああ。コイツ、家族を隠してやがった。これを生贄にしようぜ。」
町人C「ま、待ってくれ!娘だけは…!」
町人A「そうはいかねえ。お前の家族を引き渡すだけでこの街の1割の人間が一生遊んで暮らせる金が手に入るんだぜ?勿論お前にも分け前はあるからよ。」
町人C「お、俺は金なんていらない!家族と暮らせればそれでいい!」
町人B「うるせえ!お、スカルミリオーネ様が来るぜ。」
スカルミリオーネ「よお、人間共。女の用意は出来たか?」
町長「これはこれはスカルミリオーネ様。ささ、こちらが今回の捧げ物でございます。」
C娘「た、助けて…。」
スカルミリオーネ「これは中々の上玉だな…。いいぜ。今回の対価だ。受け取りやがれ。」
町人B「やった!金だ!」
町人C「すまない…すまない…!」
_____________________
ガンドー「オイオイ、ブッダ…コイツはひでぇぜ…。」
サトリ「ええ…読み取ったところ皆罪悪感の欠片も持っていません…。…あら?コイシは?」
ガンドー「お、おい!アレ!」
_____________________
コイシ「ねえねえ、娘さんが連れてかれるの止めたいんじゃないの?」
町人C「そ、それは…。」
町人B「な、なんだこのガキ!?いきなり現れやがって!」
_____________________
ガンドー「オイオイ…あンたのところの妹さんはどういう神経してやがんだ…?」
サトリ「あー…そういう子なんです…。」
ガンドー「クッ、仕方ねえ…。」
_____________________
スカルミリオーネ「チッ…(このガキ…中々の力を持っているな…これは一度撤退…)」
町長「このガキを捕まえろ!」
町人A「き、消えやがった!どこに行った!」
スカルミリオーネ「なっ!?」
コイシ「むー、逃げようとしたでしょ。」
町人達がコイシを捕まえようと近づくが、いつの間にかコイシは消え、スカルミリオーネの真下にいた。
スカルミリオーネ「こ、このガキ…‼し、しまった!」
コイシに気をとられていたスカルミリオーネに、影で出来たカラスが襲いかかる。
ガンドー「致命傷は難しいが…足止めくらいにはなるか…?」
影で出来たカラスはガンドーのピストルから発射された特殊な弾だ。
スカルミリオーネ「ハァッ!」
スカルミリオーネはカラス弾を受け止める。
D・D・D「おい、サトリ、どうした!?」
サトリ「ああ、大王様。この町を支配してる逢魔を見つけたんですが…今コイシとガンドーさんが足止めを。」
ムメイ「何?逢魔を…だと?大王様、エリザベート、加勢するぞ!」
エリザ「言われなくてもそのつもりよ!」
町人B「なんだお前ら次々と!」
町人A「俺らの邪魔をするんじゃねえ!」
町人達がスカルミリオーネを庇うようにD・D・D達を阻む。
ムメイ「クッ…さすがに非戦闘員を攻撃は出来ない…。」
ガンドー「あン?お前ら何してやがる!?」
スカルミリオーネ「(今だ!)」
スカルミリオーネは自身の作ったゲートに逃げ込んでいった。
ガンドー「ブッダ!逃げやがった!」
D・D・D「貴様ら!何のつもりだ!?」
町人B「うるせえ!もう少しで金が手に入ったのに!邪魔しやがって!」
町長「アンタら余所者には関係ないんだよ!ワシらの邪魔をせずに早く出てってくれ!」
エリザ「何よ!このハゲ!」
町長「な…この小娘…!」
ガンドー「あンたら何のつもりだ?罪もねえ女を生贄なんかにしやがって。」
町人A「うるせえよ!俺達はもう真面目に働くことなんて面倒なんだ!」
そう言うと、彼らは去っていった。
エリザ「何よアイツら、ムカつくーっ!」
町人C「あ、あの…。」
D・D・D「む?なんだお前は。」
町人C「そ、そこのお嬢さんがいなければ私の娘は奴のものにされていました…。ありがとうございます。」
コイシ「このおじさんの娘さん、あの逢魔の生贄だったんだよねー。」
ガンドー「あンたらこそ、怪我ないのか?」
C娘「ありがとうございます…ありがとうございます…。」
Cの娘は未だに泣き続けている。
ムメイ「まだ少しパニックになっているようだ。少し落ち着かせたほうがいい。」
D・D・D「うむ、そうだな。この町にどこか休める場所はないか?…とはいえワシらは町長共にマークされているが…。」
町人C「それなら…私は宿を経営しております。詳しい話はそこで。…ああ、勿論お金はいりません。あなた方は家族の命の恩人ですから。」
_____________________
エリザ「…で。何なのよこの町は!」
サトリ「エリザさん!落ち着いて下さい。騒いでも何も解決しませんよ。」
ガンドー「オイオイ、ブッダ…ほんとにこの街は流石に笑えねえぜ。…状況の整理だ。まず、この町はスカルミリオーネとかいう逢魔の支配下にある。で、ソイツは金をやるかわりに、女を引き渡させてる…って訳か。」
宿主人(町人C)「はい。隣の家の奥さんも、向かいの家の娘さんも帰って来ていません…。そして…私の妻も…。」
コイシ「ひどいもんだねー。そんなことして得た幸福はほんとに幸福なのかなー。」
ムメイ「何にせよ、逢魔なら何か知っているかもしれないからな。奴を止めると同時に聞き出してみるか。」
D・D・D「うむ。これ以上奴の凶行を野放しには出来ん。コイシ、サトリ、ガンドーは引き続き情報集めを頼む。エリザ、ムメイはワシと共にスカルミリオーネの付近を探ってくれ。」
一応「了解!」

プロローグ前編終わり。次回は最初の戦闘です。リジェネは今どう盛り上げてクラウスに勝たせるか苦悩しているのでしばしお待ちを…。
2018-01-24 17:47
>D・D・D逢魔編 プロローグ
自分に被害が及ばないんだったら他人を犠牲にしても自分の利益を優先しようとするところあったりするからね。人間の醜い部分が表面化してる村人達だった。



第2話「復讐終了」

俺の旅は今終わりを迎えようとしている....



そう!ないのだ!圧倒的なまでに足りないのだ!資金も!仲間も!戦闘スキルも!何もかもが足りないのだ!!!しかも町を襲った逢魔の手がかりも掴めてない!!

こんな状況で仇をとれるハズがない....そもそも何も計画を立てずに感情のままに行動したのが間違いだったんだ....諦めるしか....ないのか....


こうして俺の復讐は終わりを告げた....


ヘンジ「こんなんで終われるかーーー!!!!」

第2話「復讐終了」→「町に行こう」

ヘンジ「なんでそんな理由で野郎を殺すことを諦めなきゃいけないんだよ!!
技量が足りてないからなんだ!
資金が足りてないからなんだ!!
装備が足りてないからなんだ!!!
仲間が足りてないからなんだ!!!!
ドラクエの主人公はおんなじ状況から始めて魔王倒してんだぞ!!魔王に比べりゃ俺の復讐相手は中ボスか小ボスくらいだぞ!!不可能な訳ないだろ!!」

・・・
・・・
・・・と言ったはいいが、このままでは野垂れ死になるのが関の山だ

ヘンジ「そうだ、町に行こう。そこなら何か尋ね人の依頼とかあるかもしれない。それに逢魔に恨みを持っている同志や逢魔の手がかりが見つかるかもしれない!」

これから先、様々な出会いが待ち受けていることをこの時の俺はまだ知らなかった

〜続く〜

短い上にギャグパート。シリアスや真面目だけだと途中で飽きるってのもあるけどどうしてもやりたかっただけ。
2018-01-26 21:18
>第2話「復讐終了」
一瞬打ち切りだと思った。とりあえず、ヘンジはソーサリーで神の力を獲得すればいいんじゃないかな。
>D・D・D逢魔編 プロローグ
大王が来た所には大分逢魔の侵略が進んでいる感じ。自然文明のあたりは本編でどう描写されるのだろうか。
>第1話「復讐の旅」完
次の話で復讐の旅が終わる事を誰が予想しただろうか。デンジャー・ウェイスター、強さに大分差があるな。
>逢魔ヶ刻の来訪者 勇の章
ダイナマンからとにかくストイックな印象を持った。ハリーは無事にヒーローとして役割を果たせるだろうか。
>逢魔ヶ刻の来訪者 鍵の章
クラヴィスがあっさりと死んで行ってしまった。クラヴィスを殺したウルフマンに目的を感じないので普通に狂った敵という感じなのかな。

リジェネ投稿。前振りが長くなったので今回は試合開始まで。基本的にグダグダ進行でお送りします。
========================================================
 セブロウとの戦いを終えた光矢はセブロウと共にクロウ達のいる観客席へと向かう。そこにはクロウと際見の他に、クロウの妹であるミナも一緒にいた。
「おう、セブロウに勝ったぜ」
「ああ。見事だったぞ赤斬!」
 光矢はあいさつ代わりに初勝利を報告し、際見にハイタッチする。
 そんなお祝いムードの中、セブロウはミナに話しかける。
「ミナちゃん、君のお願いはコーヤに任せたからね」
「瀬武さん、兄さんが勝手に巻き込んでしまってすみません」
 話しかけられたミナは自分の目的にみんなを巻き込んでしまった事を悪く思っていた。
「いいよいいよ。ボクも力になりたかったし。クロウが言ってくれなきゃボクもわかんなかったよ」
 だが、セブロウはそれを迷惑には思っていなかった。
 そうして光矢達がわいわいしていると、光矢の元に何かがやってきた。
「よし、間に合った!お前が光矢だな!」
「クリーチャーみたいだけど、誰だお前」
 光矢の元にやってきた何かは、ボロボロになった人形の姿をしていた。それがクリーチャーである事が分かった光矢は取り合えず名前を聞いた。
「1回戦でこいつを見た事がある。たしか、絡恩寺ってやつのクリーチャーだったか」
 光矢とクリーチャーの会話にクロウが入り込む。1回戦後半組だったクロウは1回戦前半試合観戦
「そう!俺の名前はサファ!御託は置いといて、まずはこのS・M・P(スマフォ)を見てくれ!こいつをどう思う?」
 サファと名乗る人形はどこからもなく1台のスマホを取り出す。取り出されたスマホに表示された画面を前に、光矢達は目は釘付けになった。
「すごいなこれ…」
 画面に写っていたのは写真のアプリ。そこには、この大会で使われている混沌のカードがサムネイルで表示されていた。
 それを見た光矢は、この写真を撮った者の執念に圧倒されていた。
「こいつは繰儡が現実逃避しながら収録した、この大会の混沌勢の使用カードだ!これで世界を救ってくれ!」
「ああ!繰儡ってやつに何があったが知らないが、朔の企みは俺が止めてやる!」
 写真から感じた執念の正体が現実逃避だった事を残念に感じた光矢だが、繰儡の思いも一緒に背負う事を決心した。
「ちょっと貸してもらっていい?」
「勿論だけど、個人情報漁るのだけはやめてくれよ!これはサファとの約―」
 ミナがサファに一言言うと、返ってきた返事の半ばで繰儡のスマホを手に取る。スマホの主導権を握った彼女は大量のサムネイルの中からあるカードを探し出していた。
「あった!朔さんが餓朗さんを瞬殺したカード!」
「何なんだ、このカードは…」
 スマホからあるカードの写真を探し出したミナはそれをタップしてから光矢に渡す。スマホに写っていたのは《赤月の凶華 ツクヨミ・エンシャント》。朔が新たに投入した恐るべき切り札であった。
「切り札の割にパワーが低いな…」
 そのカードの画像を見た際見は10マナという重いコストに対してパワーが5000と低すぎる事に違和感を感じる。
 同じく疑問に思ったセブロウは光矢の持つスマホを勝手に操作してテキスト部分をズーム。そうして能力の全容を把握すると、光矢に解説し始めた。
「ふむ…高い制圧力にエクストラウィンを持ったクリーチャーが月読転成で素早く出る。コーヤ、これはまずいよ」
「セブロウ、俺にもテキストを読ませてくれないか?」
 光矢はそう言うと本腰を入れてテキストを読み始める。すると、光矢は恐るべきコンボに気づいてしまう。
「…え?これ《ルナティック・コア》使えば2ターン目に出ないか?」
「赤斬さん、それが餓朗さんを瞬殺した方法です」
「マジかよ…」
 ミナは光矢が思いついたコンボを朔が実際に使用していた事を伝える。聞かされた光矢は唖然とする。
「そのコンボ、本当にやばいね。実際にそうされたらスパゲや学校男で返すしかないね?
光矢が唖然としている最中、セブロウは真っ先に対策を練り始める。そんなセブロウを見て、光矢もツクヨミ・エンシャント対策を考え始めた。
「侵略ZERO使っても破壊されちまうからそう来たら転成前に勇愛で焼くしかねぇな」
 この全国大会では登録したデッキの内容を変更する事はできない。よって、光矢は今のデッキで取れる対策として月読転成でタップしたクリーチャーがアンタップする前に除去する事がベターである事を結論付けた。
「他に目立ったコンボは?」
 光矢の口から対策が出た所で、セブロウはさらに対策を深めるためにもミナから朔が試合中にとった行動を聞き出していく。その情報を元に対策をさらに深めていく事が光矢に対する最高の応援であると考えていた。
「後は…ツクヨミ・ロストのルナティック・ソウルの際にシャードでクリーチャーを残したりしてました。改めて思うと、和池さんがここまで朔さんの手の内を引き出せていたのは奇跡だったと思います」
「プレミしていたとはいえ繰儡を倒したんだ。瞬殺されてたら目も当てられないぜ」
 質問の答えのついでに話された感想を聞いたサファはその感想に共感する。そしてサファがプレイングミスを皆に暴露されている事を、姉に連行されかけている繰儡が知る由もなかった。
「ツクヨミ・ロストとツクヨミはフレアードで荒らせば行けるな」
 朔の切り札への対策については、光矢が大会前から考えていたのか思いの他早く出る。朔の対策を練れるだけ練っていくと、準決勝戦が始まる時間が差し迫ってきた。
「そろそろ時間だ、行ってくる!」
「赤斬、全力をぶつけていけ!」
 際見の強い激励を受け、光矢は再び全国大会の舞台へと戻っていく。
 観客席にいる光矢の仲間達は皆、光矢の勝利を信じていた。

                            ◇

 全国大会はとうとう準決勝へと進行し、会場の熱気は最高潮へと向かっていく。そんな中、エリア代表戦でも戦った光矢と朔は全国大会の対戦台で再び相見える。
「朔!今度こそお前の企みを阻止して見せる!」
「―赤斬光矢、俺を止めたくば今の俺を超えて見せろ。尤も、止まるつもりはないがな」
 エリア代表戦では僅差で朔に勝利した光矢だが、全国大会出場を阻止する事は出来なかった。光矢は持ち越されてしまったエリア代表戦での因縁に終止符を打ち、転成と混沌の戦いに決着を付けるつもりで試合に臨む。
 会場の空気は迫熱しているものの、向かい合う二人の間には緊迫した空気が流れる。この試合に世界の命運がかかっている事を、試合を見守る観客達は知る由もない。
「お前に止まるつもりが無いのは百も承知だ。転成使いとして、そしてミナの友達として!俺はお前をぶっ倒す!」
「―ミナの友達としてか、面白い。ならばその力、俺に見せてみろ!」
 光矢の意思を聞いた朔は決まりの台詞を言うと同時に、背後にいるツクヨミはカオス・フィールドを展開しだす。 
 展開されたカオス・フィールドは、この会場内で幾度もカオス・フィールドが展開されてきたせいかいつも以上に混沌とし、普段感じる事のない危険な雰囲気を醸し出していた。
 そんないつもと異なるカオス・フィールドで二人は試合の準備を整えていった。そして二人が試合の先攻を決定すると同時に、準決勝戦の火蓋が切って下された。
                      「デュエマ・スタート!」
========================================================
以上です。サファのキャラがあってるか心配。
2018-02-02 18:38
>光矢VS朔 導入パート
繰儡のスマホが役に立ったみたいで良かった。そして、サファが口を滑らせたことが理由で繰儡の仲間内でのイメージが現実逃避プレミ野郎で定着してそうな気がする。それはそれで面白そうだから見てみたい気もする。

第3話投稿
けっこうかかった

第3話「ソーズチェイン」

1人の男が歩いていた。そいつはまるで1日寝ずに歩き続けたかのように酷く疲れた様子だった。

ヘンジ「うぅ...町ってこんなに遠いのかよ...水や食料持ってて正解だった。でももう足が棒だ。痛ぇ...ただひたすらに足が痛ぇ...
夜、逢魔に出くわさなかっただけマシって考えるべきか、町が遠いことに不満を言うべきか...トカゲ中々に美味かったのはいい発見だったけどな」

少しふらつきながらも歩き続ける彼を見た者はどう思うのだろうか



俺は引き金を引いた
ズダンッ!!銃声が鳴る

???(...ちぇっ、少し逸れたか。これだから拳銃は当てにならねぇ。)


ヘンジ「っぶねぇ!てめぇ...!!......そこのお前だよ!お前!何知らんぷりしてだんまり決め込んでんだ!!サイレンサーなしで銃声鳴ったらそりゃ気づくわ!
『えっ?俺?』じゃねぇんだよ!周り見ろ!!お前以外他に誰も何もねぇだろうが!!狙撃ったぁ卑怯だぞ!!そこから降りてきやがれ!!」
???「んだよバレてんのかよ…当たんねぇ拳銃撃ってもしゃーねぇし今から降りますよ、っと!」

タンタンッ!
謎の人物が崖から滑り降りながら不意打ちで放った2発の銃弾の直撃をすんでのところで避ける

ヘンジ「痛っ!...カスったか。てめぇさっきから名乗りもせず狙撃だったり不意打ちだったり卑怯だぞ!!正々堂々戦いやがれ!!」
???「ヤだね。そんなのバカがやることさ。」
カチリ...カチリカチリカチリ
???「...弾切れか。ちゃーんとマガジン替えてから撃ちゃあ良かったぜ。」
ヘンジ「へっ、丁度いいじゃねえか。お前どこのどいつだ!名前と一緒に名乗りやがれ!!」
シザーソー「俺か?それじゃあ《シザーソー》とでも呼んでくれ。お前らが呼ぶデンジャー・ウェイスターの類さ。俺が死んだら墓に酒でも備えてくれよ!!」

自己紹介を終えたシザーソーは喋りながら一気に距離を詰め大きく腕を振りあげる
振り上げられた右手には大ぶりなナタが握られていた

シザーソー「まぁ、てめぇが生きてるか怪しいとこだけどな!」
ヘンジ「そりゃあ不意打ち来るよな!!お前不意打ち以外に特技ねぇのか!!??」
シザーソー「言ってくれるねぇ!」

ヘンジの剣とシザーソーのナタがさらに2度激しくぶつかった後両者は一旦距離をとる

シザーソー「へぇ~、中々やるねぇ。思ったより楽にはいかないもんだ。お前、名前は?」
ヘンジ「俺はゴッドスレイヤーの一員の《ヘンジ》だ。まだ見習いもいいとこだけどな。」
シザーソー「そうかい。そんじゃあ、お次は希望の墓場を教えて欲しいところだね!」
ヘンジ「不意打ちはもう見飽きたんだよ!見切った!!」

またも自身のセリフの途中で距離を詰めナタで攻撃を仕掛けてきたシザーソー
その攻撃を読んでいたヘンジは剣でナタを弾き飛ばす
ガキンッ   ナタが宙に舞う

シザーソー「なっ!?」
ヘンジ「貰ったあァァァ!!!!」

ナタを失ったシザーソーにヘンジはトドメの一撃をいれようとする
ガキイィッ!!!
鋭い金属音がなる

シザーソー「...ガキの頃父親が工具で木の枝を切り落としていたんだ。」
ヘンジ「まだ他に武器持ってたのか!!」
シザーソー「その時その工具のデザインや見た目に見惚れてねぇ。それ以降こいつは相棒なのさ。まぁこいつは5代目だけどよ!」

シザーソーはヘンジを押し返しそのまま蹴り飛ばす

ヘンジ「ゴフェッ!!!」
シザーソー「ほぉん。その服装見た目の割に意外と丈夫なんだねぇ。金属製スパイク付いてる靴で思いっきり胸蹴ったってのに穴が空かないとはやるぅ。」
ヘンジ「チィ痛てぇ...なんだその武器、見たことねえぞ。デカいニッパーかなんかか!?」
シザーソー「あ?おたくもしかしてこいつをご存じでない?なら教えてやるよ。ハサミ型チェーンソーって言うんだよ。ま、こいつは俺仕様の特別製だけどな。
どうだ?最高にイカしたフォルムしてるだろ?普通のチェーンソーみたいにもできるし他にも色々と改造が施してあるんだぜ。カッコいいだろ。」
ヘンジ「まぁ、確かにカッコいいと思う気持ちは理解できたよ。ゴツイ見た目してるからな。」
シザーソー「だろう?理解者が減るのはちと寂しいが...」

ギュンッギュンッ!!ギュイイィィィィ!!!
シザーソーは側に落ちていたナタに視線をやるとエンジンを入れ始め...

ヘンジ「マジかよ...」
シザーソー「このナタみてぇに俺の相棒5号、ファングの餌食になって死んでもらうぜぇ。」

ナタは砕け散った

ヘンジ「金属を砕くってどういう出力してん だよ...」
シザーソー「そんじゃあ行くぜ!!」

不意打ちなしに距離を詰めヘンジに向けてファングを振り下ろす!
しかしヘンジはそれを易易と避けてみせる
続けて何度もファングを振るシザーソーだったがそれらは全て避けられてしまう

シザーソー「全部避けるとは、お前俺が想像してるよりも素早いんだな!」
ヘンジ「俺が早い?バカか?そんなデカい鉄の塊振り回してるってのにスピード出ると思ってんのか!?考えが甘いんだよ!!」

大きく振り下ろされたファングを後ろに避けた後シザーソーに迫るヘンジ

瞬間彼の脚に痛みが走る

ヘンジ「いっ―!!」
シザーソー「...素早い相手の対策してないわけが無いんだよなぁ」

ファング、そのチェーンソー部分の上半分を覆うカバー、そこに空いていた2つの穴の内一方からは煙が出ていた

ヘンジ「いってぇ...…!!!一体どういう―」
シザーソー「ファングの開発コンセプトはふたーつ!!1つ目!チェーンソーへの変形機構!そーして2つ目ぇ!!それこそが銃の内蔵だ!名付けてファング砲!」
ヘンジ「そんな改造を思いつくのはまだあるとして実際に作るなんてどんな思考して―」

ヘンジのセリフを邪魔するかのようにシザーソーはもう片方の脚にもファング砲を撃ち込む

ヘンジ「いったァーー!!!!」
シザーソー「サプレッサーのシステム組み込んでっから音気にする必要ねぇし、逃げらんねぇようにもう片方にも銃弾をプレゼントしねぇとな。
いやぁ~、それにしても自分が仕込んだ機能がちゃんと活躍するってのは気分がいいねぇ!!」
ヘンジ「まだ...」
シザーソー「あ゛?」
ヘンジ「まだ負けてない!!」

脚の痛みをこらえ渾身の突きを繰り出すヘンジ
しかしその突きはファングの横なぎによって簡単にはじき飛ばされてしまった

シザーソー「ったく諦めわりぃなぁ...そんじゃあそろそろ首をチョッキリしてついでに金品頂いておさらばといきましょうかね。」

ファングの回転数を上げながらシザーソーは一歩、また一歩とゆっくりと近づいていく

                         ギャアアァァァルルルルルルルルルルル!!!!

自身の死を告げる音が近づいてくる中ヘンジは恐怖を感じてはいなかった

ヘンジ(あぁ~、俺死ぬのか。こいつ強かったな。俺が探してる逢魔はこいつよりも強いのかな。だとしたら…結局俺の行為は無駄だったってわけか。
ヤッベェwww走馬燈見えてきたwwwうっはwwwアイツすっげえスローに見えるwww......仇取れなくてごめんよ)
シザーソー「Goooood heeaaaveeennn!!!」

ダンッダンッ!!
シザーソーがファングを振り下ろそうとした瞬間銃声が響く

警備員「貴様何をしている!この状況で言い逃れはできんぞ!」
シザーソー「っちぃ!!ブレ少ない良い銃使いやがって...!!運が良かったなヘンジ君!こいつはてめぇらへのサービスだ!受け取れ!」

そう言うとシザーソーは地面に何かを叩きつける
叩きつけたものが破裂して辺りには大量の煙が立ちこめる

警備員「これは...!まさか煙幕を用意していたとは...!」
シザーソー「そんじゃあ御二方サヨナラー!!それとポリ公!俺の手を撃ったツケはまたいつか返してやるから楽しみにしてな!!」
警備員「なっ!?貴様待て!!...クソっ、逃げられたか。」

煙が晴れるとそこにシザーソーの姿はなかった
警備員は逃げられたことに対する悪態をついた後思い出したかのように負傷しているヘンジに駆け寄る

警備員「すみません!すっかり忘れてました。大丈夫ですか!?怪我の具合は?傷の深さは!?」
ヘンジ「あ~、大丈夫っちゃあ大丈夫です。両足撃たれた程度なんで。」
警備員「なるほどそうですか........それでは町の病院に行くとしましょう。そこなら包帯もありますし弾も取り出せるでしょうから。
大丈夫!ここから町まではもうすぐですよ。少し早い気もしますが...歓迎します!ようこそ私たちの町ロイテルへ!!」

〜続く~

第3話完
少し雑なところあるかも
質問などは基本受け付けます
2018-02-02 22:45
デュエル物語(仮)  第2章 第13話 「新たな世界の動き」
カード強盗事件から数日が過ぎ、焼き付ける日光が巧に照りつける。
それもそのはず、今は7月の下旬、夏休みが始まるまで残すところ数日となっているからだ。
そこへ黒の長袖長ズボン、更には黒の手袋をつけ、黒のキャペリンを被り、黒の日傘を差したヒカルと、何やらウキウキしているアガトが、巧が待つカードショップ「コグチ」にやってきた。
2人の姿を見るな否や、巧は手を大きく振った。
「おーい、おーい!!」巧は手を振りながら2人を呼んだ。
「やあ、巧くん、急に呼び出して悪かったね、待った?」アガトは頭を擦りながら申し訳なさそうに聞いた。
「「ところで、なんでヒカルはそんなに着込んでるの?」と男2人が聞くと
「だって日焼けしたくないんですもの!!!」とヒカルは大声で答えた


========================================


コグチの自然文明フロアに入ると、案の定人でごった返していたが、何やらゴーグルのようなものをつけて、ゆったりした椅子に座った人が多く、それ以外の人は吊るされたスクリーンに釘付けになっていた。
「一体あれは何なんだろう…」と巧がつぶやくと
「ああ、あれはフルダイブ型デュエマシステムですわね」とすぐさまヒカルが答えた。
「あれ、でもフルダイブ型VRシステムを開発したところは同時進行でMMOも作ってて、もうベータテストも終わったって聞いてたけど…」とアガトはヒカルに聞いたが、
「私のお祖父様情報ですと、開発元は色々あってある会社に買収されたんんですの、更に買収した会社の社長が無理を通してMMOを潰してデュエマシステムに変えたそうですの」と答え、アガトは納得した。


========================================


「そういえばなんでアガトくんそんなに上機嫌なの?」と巧はアガトに聞くと
「うーん、巧くんがそんなに気になるなら、デュエマして勝ったら教えてあげる、ちょうど君ともデュエマしてみたかったし、フルダイブ型デュエマシステムとやらも気になるしね」
と答えた
巧は笑いながら「うん、その勝負受けて立つよ、ここのところ命がけのデュエルしかしてなかったからね」とニカッと笑って答えた。
「それじゃあ、ゴーグルをつけて」
「「デュエル・スタート!!」」

========================================

地下深く、様々な人間のうめき声が流れ続けている場所で、ある白衣を着た女の子が実験をしている、彼女の白衣の胸ポケットにはMEIと刺繍があった
「うふふ、これも父様と母様を助けるため、我慢して下さいね…」


To be continued…


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