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掲示板DM総合雑談板 ≫ スレッド : DMオリカスレ連動 オリジナルデュエルストーリースレ
名前 コメント
2017-12-02 23:05
おっとと…修正
9ターン目
蓬莱「おおー、中々の展開力ですね♪まあ、やっぱりもう遅いわね♪カオスマナ爆誕9ー6発動!《幻月神域 マヨヒガ・ユエリャン》召喚です♪」
マヨヒガ「フォフォフォ…出番ですな。では光矢殿、お主にワシの幻術をやぶれるかのう…。」
カオスマナ爆誕を意味するC・Mと書かれた魔方陣が描かれ、霧が発生する。その霧が消えたとき、ローブを着た木の老賢者が現れた。
蓬莱「マヨヒガ・ユエリャンのカオスマナ爆誕能力の発動です♪カードを2枚引いて…私の手札「3」枚を全てマナゾーンに♪」
蓬莱は手札の《侵蝕大地 アルカディア》《侵蝕大地 リュウグウ》《月輪神域 シャンバラ・ルナティック》を全てマナゾーンに置いた。
ミライ「あ?手札を全部消しちまうなんて何考えてんだ?」
蓬莱「うふふ…♪ミライくん、今置いたカードは全てカオスマナ爆誕持ちなんですよ。」
ミライ「ゲッ!」
光矢「つまり実質損失はゼロで「3」マナ加速したのか…。」
蓬莱「そしてマナゾーンにある《泡沫の楽園 夢想幻想大空間》、《幻月空間 Dystopia the Hourai》…んーとあとは…《ウェブ・ライフ》を手札に戻しますねー♪そして「3」マナ増えましたのでもう1枚《ウェブ・ライフ》を唱えます♪ターンエンドです♪」
元々4枚で計算していたのですが後でプロキシで回してみたら3枚だったことを修正し忘れてた。
2017-12-02 23:12
あ、あと
《希望の転成 ミライ・Future》と《make tomorrow MIRAI》はコンボ人間さん作でした。誠に申し訳ありません。(しかもmake tomorrow MIRAI使ってないし…。)
二度もの連投、失礼しました。
2017-12-03 01:01
>《掴め希望!ミライFuture!》VS《災厄魔幻のディストピア》
蓬莱がかなり強かったけど、無事光矢が勝ってよかった。ガウスブレイザーによるカウンターマッドネスは光矢の成長の証だと思う。

リジェネ投稿。つなぎ回です。
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 全国大会の最初の4試合の勝者は光矢、セブロウ、和池、朔の4名。彼らは2回戦へと進出した。
 そして、まだ試合をしていないクロウ、クラウス、ユーゴー、ヒデ、陸海(むつみ)、砲場、琴音、里木の8名は、各々指定された対戦台へと向かい、対面した出場者と戦いを繰り広げようとしていた。
 1回戦でクロウに立ちふさがるのは月兎の混沌使い、源琴音。
「ミナに頼まれたんだ。朔の奴を倒すのはこの俺だ!」
「あの朔さんを倒そうなんて面白い事言うのね。お姉さん、楽しみだわ」
 全国大会の決勝戦で朔を倒す事を目論むクロウは、インレの全力が解禁された彼女を打ち破る事ができるのだろうか!?
 転成の怒流牙(ドルゲ)使い、陸海が挑むのは最強のデュエマ代打ち、玄州砲場。
「よろしくお願いします。いいデュエルをしましょう」
「ああ、よろしく頼むぜ」
 こうして表面上は礼儀正しくしている陸海だが、内心では尊敬している研究者である木場餓朗と本戦で対戦できなかった事を非常に残念がっていた。
 果たして彼女は最強クラスの混沌使いである砲場にどれだけ食い下がる事ができるのだろうか!?
 そして、クラウスが戦うのは同じ転成使いのヒデ。だが、クラウスの様子は異様だった。
「ヒデ殿、オヌシには申し訳ないでゴザルが、これよりセッシャは混沌側につかせてもらうでゴザル!」
「何!?」
「えっ!?」
 突発的に放たれたクラウスの裏切り宣言を前に、目の前にいるヒデはともかく隣の対戦台にいたクロウも驚愕していた。
「クラウスが裏切るってあいつが言ってた通りかよ…!」
 蓬莱からの言葉を鵜呑みにしていなかった光矢だが、クラウスの宣言を目の当たりすればそれを信じざるを得ない。
「転成使いのリーダーが真っ先に裏切ってたなんてとんだ悲劇ね!」
 そして混沌使いの琴音は動揺する転成使い達をさらに煽りたてる。
 彼女はこの事実を利用して試合を有利に進めようとしていた。
「俺とのデュエマを拒否していたのは裏切りがばれるのを恐れていたからか…この試合でお前を倒し、次の試合でクラウスを取り戻す!」
「背負うものがまた1つ増えたのであーる」
 クラウスの裏切りに心あたりがあったクロウは朔を止めるだけでなくクラウスを転成側に引き戻す事を決意。彼の相棒、ノ・アールはそんなクロウを生暖かい目で見守っていた。
「まさか忍者さんが裏切ってたなんて…」
「あの忍者、確かあっち側だったと思うけど違うのか?」
 一方、別の対戦台では融合の転成使い、ユーゴーも動揺を見せていたが、事態を全く飲み込めていないのは混沌呪龍の使い手、里木も同様であった。
「裏切り者は胡散臭い忍者、アンタだったのか…」
「強い混沌の気配に気を取られ、本命を見誤るとは我、一生の不覚!」
 フリーの対戦スペースで混沌使いと一戦し、たまたま試合を観に来た逢魔達はクラウスの裏切りを知り、ドス黒い感情が表情に現れていた。
 そんな逢魔はクラウスらと合流した際に相棒のバルバトスがライブの混じり気のない混沌の気配を察知したことから、機理香こそが裏切り者であると勘違いしていた。ライブはクラウスの裏切りを隠すためのスケープゴートとして機能していたのだ。
 転成使い達がどよめく中、クラウスの裏切りをいまいち信じきれないヒデはクラウスの説得を試みる。
「混沌のカードを使っただけで裏切ったと言っているだけなら説得力が薄いぞ。力(りき)も混沌の―」
「そのカードをセッシャが与えたと言えばどうでゴザルか?」
「…何だと」
 クラウスはヒデの説得に割り込み、裏切り行為を自白。クラウスは自らスカウトした転成使い達の信頼を裏切っていた。
「転成使いの相棒を混沌で汚染し、逆に混沌使いに転成の力を横流ししたでゴザル。これでもセッシャが裏切っていないとでも言い張るつもりでゴザルか?」
 そんなクラウスの裏切り行為を聞いたヒデは、当初のクラウスの意思を元に試合に臨む。
「君がそこまで言うなら仕方ない。私はこの戦いを通じて磨かれた美しさで君を討つ。いいな?」
「Of course!転成の力だけでなくChaoticの力を得たセッシャを討てるものならやってみるでゴザル!」
 そんなヒデに対し、クラウスは売り言葉に買い言葉。切れのいい啖呵で捲し上げた。
 そして、対戦台にいる混沌使いは一斉にカオス・フィールドを展開する!
「インレ、シェイクスピア、カオス・フィールド展開よ!」
「バハッチ、ホッピ!カオス・フィールド、展開だ!」
「一度慣らしておいたのがどう出るか…!カオス・フィールド、展開!」
 琴音、砲場、そして里木がカオス・フィールドを展開すると、クロウは彼らに対抗するかのようにノ・アールに指示を出す。
「ノ・アール!ミナから託された力を今ここに解き放て!カオス・フィールド展開!」
「了解であーる」
 転成使いであるはずのクロウがカオス・フィールドを展開し、全国大会の舞台がさらに混沌に染まっていく。
「―ミナ、お前は俺の望んだ通りに動いてくれたようだ」
 ノ・アールはミナの相棒、カオスクルトから混沌の力を受け取る事でカオス・フィールドを展開できるようになっていたが、この事は朔の想定内。彼はクロウがミナ経由で混沌に染まる事を倉庫で会った時からずっと期待していたのだ。
「臨!兵!闘!者!皆!陣!烈!在!前!カオス・フィールド、展開でゴザル!」
 印を結び終えたクラウスはノ・アールと同じく混沌に染まったサルトビームに指示を出し、カオス・フィールドを展開。
 全ての対戦台が混沌に包まれた事で、全国大会の舞台に立つクリーチャー達が試合を観戦する者の前に姿を現した。
「そこの少年も混沌使いにしたのも君の仕業なのか?」
「それはセッシャをdefeatしてから聞くでゴザル!」
 転成使いにも拘わらずカオス・フィールドを展開したクロウを見かねたヒデは裏切ったクラウスを問い詰める。だが、クラウスは質問に応じない。
「君がそのつもりならこの試合に勝利し、次の試合で本人に直接聞くまでだ!」
 そんな彼に痺れを切らしたヒデは歯切れのいい言葉で返した。
 そして、4つの対戦カードの先攻後攻が全て決まると、先の4試合同様、試合は一斉に開始した。 
                      「デュエマ・スタート!」
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以上です。里木については本当に申し訳ないと思う。次はクラウスVSヒデ。

夜雀さん向けの情報
・陸海は転成クリーチャーの中でもトップクラスに重いジャイアント/アースイーターの使い手です。主な動きはジャイアントを並べてドルゲを召喚し、それを起点にして転成を繰り返すというものです。
・構築は怒流牙忍法帖が来たのでシノビドルゲっぽくしてもいいですが罠の超人は必須だと思います。
・彼女の切り札として《転成惑星 Terra・CarrameTy》を使ってもらえるとトライデントさんが喜ぶと思います。
・勝敗は砲場でお願いします。
・逢魔の事に関しては、機理香は全く悪くありませんのであしからず。
参考資料
《母なる自然の猛攻》vs《信仰による支配》
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?FID=3&TID=6807&p=23
《転成惑星 Terra・CarrameTy》(トライデントさん作)
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?FID=3&TID=33&p=1169

バニラの超人さん向けの情報
・ユーゴーはゲノム特有の融合システムと転成を組み合わせたゲノム/アウトレイジ使いです。
・融合能力は攻撃時にデッキトップをめくり、それが指定したコスト以下で融合能力持ち同じ文明の非進化クリーチャーであれば融合能力持ちに融合させてリンクしたゴッドのように2体でパワーと能力を共有できるというものです。G・リンクと異なり、融合された融合持ちのクリーチャーのコストは変わらず、そのクリーチャーが除去されると融合に使ったクリーチャーはバトルゾーンに残ります。そして融合させたクリーチャーの出現時能力は使えるので能力の分類はクリーチャーの踏み倒しです。
・構築は《融合+灼熱 リッド=“テスタ・ロッサ”》を置いてゲノムを各種ハイブリッドに転成し、同時に灼熱ドロン・ゴーも狙う感じでお願いします。
・試合の勝敗は2回戦で砲場と戦わせると面白そうだなと思った方を勝たせてください。
・双方が持ち味を出せる試合を期待しています。そうでないと夜雀さんがまたIFを書く事になります。
・仮に里木を勝たせた場合は、2回戦の執筆を夜雀さんにお譲りください。お願いします。
参考資料(必ず見てください)
《ユーゴーの三位一体(トリプル・リッド)!》VS《イツキのファイブ・ラックカラー》
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?FID=3&TID=6807&p=30
《融合転成(イマジネイション・オーバー)》
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?TID=6112&p=31
busiyuuさんによる融合の解説
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?FID=3&TID=33&p=1068
融合+灼熱 リッド=“テスタ・ロッサ”(まくらいさん作)
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?FID=3&TID=33&p=1070
2017-12-14 04:02
お待たせしました。連投になりますがヒデVSクラウスを投稿。
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                   《美巧の転成霊》VS《ルナティック忍法帖》
 クラウスの裏切りが発覚した全国大会1回戦。多くの転成使い達が注目するこの試合は、ヒデの先攻で始まった。序盤、共に耐久戦が得意な二人は互いにマナチャージを繰り返す。そして、最初に動きを見せたのは後攻のクラウスだった。
 クラウスは《コアクアンのおつかい》で手札を補充し、ニンジャ・ストライクによる防御を固めていった。

 先攻4ターン目。クラウスに続き、ヒデも同じような行動に出る。
「私のターン、ドロー。マナチャージして呪文《エンジェル・フェザー》!山札の上から3枚を表向きにし、《超越次元 ヘブンズ・ホール》と《艶美の精霊ミロ・ビーナス》を回収」
 ヒデが手札に加えたヘブンズ・ホールは転成を持つ超次元呪文。
 そんな彼の超次元ゾーンは転成と相性のいい《時空の不滅ギャラクシー》と《時空の霊魔シュバル》、そして未知数の新カード《時空の霊王アトラス》。それに加えて《時空の雷龍チャクラ》に定番の《勝利のプリンプリン》の計6枚で構成されていた。
 対するクラウスは《時空の光牙 サルトビーム》1枚。
 種族にシノビを持つサルトビームが超次元ゾーンにあるという事は時間をかければ一筋縄では行かなくなるだろうとヒデは推測していた。
「ターンエンドだ」
 エンジェル・フェザーの効果で残りの《天羽の精霊ニーケ》を山札に戻したヒデはそのままターンを終了した。
「どうしてわたしを回収しなかったの?」
 ヒデの相棒、ニーケがヒデの行動に疑問を持つが、ヒデはクラウスに手を明かさないように答えた。
「すまないがそれは無理だった」
 ヒデの答えを聞いたニーケは拗ねながらも二人のデュエマを見守っていく事にした。

 後攻4ターン目。盤面と先程の問答から転成までにまだ時間があると踏んだクラウスは、そそくさと準備を整えていった。
「セッシャのターン!ドロー、マナチャージ。《破牙暮忍 バルローグ》を召喚でゴザル!」
「ヒョー!」
 奇声と共に現れたのは表面に金網がかけられたサイバーチックな巨大手裏剣に乗った混沌のシノビ、バルローグ。
 クラウスが展開したカオス・フィールドによって周囲の観客にクリーチャーの姿が映しだされる。
 バルローグのカードに記されたカオティック・ソウルは、転成使いを裏切った現在のクラウスを象徴していた。
「セッシャはこれでターンエンドでゴザル」
 マナを使い切ったクラウスはターンを終了した。

 先攻5ターン目。ヒデはそんなクラウスの予測をあっさりと超える手を打った。
「私のターン、ドロー。マナチャージして《四極 キジトロン》をマナ武装5で4マナで召喚!」
 金属が軋むような鳴き声ともに現れたのはファンシーな精霊、キジトロン。その名の通り雉の姿をしていた。
 コスト9のキジトロンに残った1マナ。ヒデは新たな転成戦術をこの全国大会の場に披露する!
「さらにキジトロンを転成!呪文《超越次元 ヘブンズ・ホール》!」
「8コストの呪文を計5コストで唱えた!?」
 キジトロンを使ったダイナミックなコスト軽減を前に、転成速攻をする事が多い光矢も驚かされる。
「超次元ゾーンから《時空の霊王アトラス》をバトルゾーンに!」
 キジトロンが我が身を捧げて抉じ開けた時空の穴から筋肉質な精霊が降臨し、精霊めがけて落下した柱の天球を精霊がキャッチ。
 巨大な天球を片膝着いて支える精霊こそが霊王アトラスであった。
 だが、ヘブンズ・ホールの効果はこれだけではない。
「さらに手札から《染色体 ヘブン》をバトルゾーンに!そしてヘブンの効果でヘブンを転成!《艶美の精霊ミロ・ビーナス》をバトルゾーンに!」
 不完全な天門の精霊の姿をしたヘブンが現れ、光の門が開く。そうして門が開いた時、ヘブンは両腕なき美しき精霊の姿へと変わった。
 ヒデの一連のコンボは観客をさらなる熱狂に誘った。
「ミロ・ビーナスの効果で山札の上から3枚を見て1枚をシールドに加え、残りを手札に加える。どうだ、このコンボの出来栄えは?」
 この一連の動きで手札をほぼ使いきったヒデは最後に手札を補充。
「クリーチャー無しでここまでの転成を…中々やるでゴザルな」
 手札のカードだけでも転成を使いこなすヒデを前に、クラウスは嫌でも驚嘆せざるを得なかった。
「これがこの戦いで磨かれた私の美しさの一部だ。ターンエンドだ」
 華やかなコンボで戦況の優位を獲得したヒデはそのままターンを終了した。

 後攻5ターン目。前のターンで強烈な転成を決めたヒデに対し、クラウスはマイペースに行動を進めていく。
「セッシャのターン!ドロー、マナチャージ!呪文《リボーン・オブ・ザ・シノビ》!アトラスとミロ・ビーナスをタップでゴザル!」
「君のクリーチャーでは私の天使達を倒す事はできないぞ」
 ヒデの言うようにパワー3500のバルローグではそれぞれ7000と11000のアトラスとミロ・ビーナスを倒す事は不可能。
 だが、クラウスがこれを唱えた理由は別の所にあった。
「No!本命はこちらでゴザル!スパイダー呪文でこの呪文をバトルゾーンに!」
 カオス・フィールドによって天井から対戦台に向けて1本のワイヤーが垂れ下がる。
 シノビ種族を持つこのワイヤーは石垣を攻略するためのものなのか。それとも単なる命綱なのか。
「セッシャの本領はここからでゴザル。ターンエンド!」
 タップ効果を不発させてまで呪文をバトルゾーンに置いたしたクラウスは、案の定バルローグで攻撃を仕掛ける事はないままターンを終了した。

 先攻6ターン目。優勢を維持し続けるヒデはアトラスの真の能力を発揮させる!
「私のターン!ターンのはじめにアトラスを覚醒!その肉体美を存分に見せつけろ!《霊王の覚醒者アトランテス》!」
「ヌゥゥゥゥン!」
 ヒデがアトラスのカードを裏返した事で、対戦台のアトラスは柱でできた天球を上空に放り投げる。
 放り投げられた天球は1本1本の柱に分解され、次々と精霊達の背後に降り注ぐ。
 天球を支え続けた事で磨かれた彼の肉体は霊王と名乗るのに相応しい、堂々としたものだった。
 そしてカードを1枚引いたヒデは、手札を確認するとすぐに動き出した!
「マナチャージし、ミロ・ビーナスを転成!《慈悲の精霊ピエタ》を1マナで召喚!」
 ヘブンだったミロ・ビーナスはピエタへと転成する。ミロ・ビーナスと異なり、両腕がある美しき精霊である。
「ピエタの効果でアトランテスを転成するかわりにバトルゾーンにとどめ、墓地のミロ・ビーナスをバトルゾーンに!」
 ヒデはコストを踏み倒す際にも自軍を破壊する必要がある転成のデメリットをアトランテスの除去耐性で帳消しにする。
「アトランテスが耐性持ちという事は…」
 試合を観戦していたセブロウはこのコンボの本質に気づく。
 アトランテスのような高コストの除去耐性持ちを起点に、重量級の転成クリーチャー達を1コストで展開していくのがヒデの常套戦術であった。
 ミロ・ビーナスの効果でシールドと手札を補充したヒデの行動はまだまだ続く。
「呪文《エンジェル・フェザー》!山札の上から3枚を表向きにし、《転成霊王ビクトリア》と《ヘブンズ・ゲート》を回収!そしてアトランテスの美功転成を耐性で置き換え、《転成霊王サモトラケ》を召喚!」
「美功転成?What?」
「指定のクリーチャーを破壊する転成と異なり、指定したクリーチャーをシールドに送る転成だ。尤も、アトランテスでそれも無効になるがな。ニーケ、磨き上げた美しさを見せる時だ!」
 ニーケが美しさを磨く事で生み出されたサモトラケのカードは、流石のクラウスでも調べきれなかったようであった。
「はい!この力でこの世界を守って見せます!」 
 アトランテスは転成の力で霊王の域へと達したニーケ、サモトラケを降臨させる。
 これまでのニーケが白を基調にしていたが、サモトラケは藍色を基調とする。欠損していた両腕は復活したが、義手代わりの2丁の浮遊砲台は健在。
 そんなサモトラケの外見は、かの聖霊王と似た雰囲気を醸し出していた。
 サモトラケの召喚した事でヒデのマナは残り1つ。ヒデは残ったマナで最後の転成クリーチャーを召喚する!
「サモトラケの転成をシールド追加で置換し、《転成霊王ビクトリア》を召喚!」
 アトランテスに代わり、サモトラケが転成の力で楯を生成し、もう1体の霊王、ビクトリアが降臨する。
「勝利は我らの手にあり!不可能はない!」
 セイント・ペガサスの戦車に跨る精霊達の女王、ビクトリアが高らかに勝鬨を上げる。
 彼女の能力により召喚酔い含む自軍全ての攻撃制限はすべて撤回された。
「手札に多数のシノビがあってもマナが足りない。これは転成使いのヒデの勝ちだ」
「だけども、あのクラウスがこのまま簡単に負けるのか…?」
 3体の霊王が揃った事でヒデの勝利を確信するセブロウだが、光矢はあまりにも一方的な試合展開に何らかの違和感を感じていた。
 ビクトリアでワンショットの準備が整ったヒデは、すぐさまアタックステップに突入する!
「一気に攻め込む!ビクトリアでシールドをT・ブレイク!そしてアトランテスの効果でバルローグをフリーズ!」
 ヒデが1番手に指名したのはビクトリア。ビクトリアが動きだした事をアトランテスが確認すると、多数の柱のうち1本を浮かび上がらせる。
 浮遊する柱から放たれた雷撃はバルローグに直撃し、一切の身動きを封殺した。
 このままだと敗北が決まる状況下の元、クラウスはシノビの防御で打開を図る。
「ニンジャ・ストライク《破牙暮忍 ルードマル》!ミーの方がマナが少ないので2マナ追加でゴザル!」
「グローリアスだワン!」
 クラウスが出したルードマルはダビデの効果を無視できる光文明。
 柴犬の顔をしたシノビのセイント・ヘッド、ルードマルが登場した事により、リボーン・オブ・ザ・シノビのカオティック・ソウルが起動。
 対戦台の上に垂れ下がったワイヤーは2つに増え、バルローグとルードマルにワイヤーが装着された。
 ワイヤーを装着したルードマルは、さながら番犬のようだった。
 その効果でマナの関係で腐っていた手札のニンジャ・ストライクを解禁するが、これでは攻撃を止められない。
「だが、攻撃は止められまい。そのままT・ブレイク!」
 戦車に跨るビクトリアの突撃は、クラウスのシールド3つを蹂躙し、4つ目のシールドでようやく止まった。
 3つのシールドを手札に加えたクラウスはS・トリガーは無かったものの、ヒデに見えないように口元を手札で隠してニヤリと笑った。
「サモトラケでシールドをT・ブレイク!そしてルードマルをフリーズ!」
 アトランテスの雷撃は出たばかりのルードマルにも炸裂する。
 着々と追い詰められゆくクラウスは前の攻撃と同じようにシノビを展開する。
「ニンジャ・ストライク《光牙忍テンモンマル》!攻撃はthroughでゴザル!」
「テンモンマル…何を企んでいる。そのままT・ブレイクだ!」
 ルードマルに続き、クラウスが出したのは光のシノビ、テンモンマル。
 退場時に手札から光のブロッカーを出す能力を持つこのクリーチャーは、ヒデがクラウスに出会った際、クラウスが薦めたカードであった。
「行っけええええ!」
 サモトラケのビーム砲から極太の閃光が放たれ、クラウスの残りのシールドを全て粉砕する。
 クラウスはシールドを手札に加えるが、シノビ主体のクラウスのデッキではS・トリガーを使うのは難しい。
 そんなクラウスを尻目に、ヒデはアトランテスをタップして最後の攻撃を仕掛ける!
「アトランテスでダイレクトアタック!そしてテンモンマルをフリーズ!」
 柱の雷撃でテンモンマルも動けなくしたアトランテスは悠々と柱をクラウスに投げつけようとする。
「Yeaaaaaah!ニンジャ・ストライク6、activation!」
「あのカードが来る」
 クラウスが何かを狙っていたかのように叫び、ニンジャ・ストライクを発動。
 それを聞いたセブロウは、クラウスの切り札の登場を予期していた。
「オオオオオオ…テンモンマルを転成!そしてリボーン・オブ・ザ・シノビのカオティック・ソウルでテンモンマルを手札に!」
 対戦台のテンモンマルがワイヤーに引き上げられ、そのままフェードアウト。
 クラウスの切り札が、今ここに降臨する!
「Let's go RE/GENERATION!《転成光牙龍サルト・ビーイング》!」
「サルト・ビーイング、ASSEMBLE!」
 クラウスの背後にいるサルトビームが身体を変形させながら飛行し、対戦台上に着地。格好よく決め台詞を言うサルト・ビーイングはまさにヒーローだった。
「サルト・ビーイングの効果で自分のシールドを3枚追加!そのかわりに自分のシノビ以外の効果は一切トリガーしないでゴザル!」
 絶体絶命の中、クラウスは1つもなかったシールドを3つに復活させる。だが、本命は別の所にあった。
「そしてテンモンマルの効果は知ってるでゴザルな?」
「ああ。君が薦めたカードだからな」
 ヒデからの回答を聞いたクラウスは、手札から本命のカードを見せつける!
「Good!ここでセッシャの裏切りの証を見せるでゴザル!The end!《終焉の混沌 ルナティック・ソーマ》ァァァ!」
 そう言ってクラウスがバトルゾーンに置いたカードはあのツクヨミ・ロストと同じ狂気(ルナティックレア)のカード。
 テンモンマルが残した天国の門が開くと同時に、対戦台の周辺に嵐が吹き荒れる。
 嵐は全国大会の舞台全体に及んだが、不思議とカードは吹き飛ばなかった。
「なんだこのオーラは!」
「この混沌の気配、尋常ではないぞ」
 光矢の相棒、ミライは初めてツクヨミを見た時と同じような強烈なプレッシャーを感じ取り、バルバトスは他の混沌のクリーチャーとは比べものにならない混沌を感じ取っていた。
「―茶助、お前は一体、何を企んでいる…?」
 クラウスの真の切り札を目撃した朔は、クラウスの予想外の力に危機感を抱いていた。
 そうして天国の門から降臨したルナティック・ソーマは、対戦台上すべてのクリーチャーとヒデ、そしてニーケに宣言する。
「ユー達は全員、ジ・エンドデース!」
 そんなルナティック・ソーマの口調は、何となくクラウスとサルトビームの末路を示唆しているかのように見えた。
「ルナティック・ソーマの効果で自分の他のクリーチャーとマナゾーンのカードをすべて山札の一番下に置くでゴザルが、サルト・ビーイングの効果でそれもnothiiiiing!」
 クラウスはルナティック・ソーマがシノビでない事を利用して出現時のデメリット能力をサルト・ビーイングでカバー。
 この事実は現在のクラウスは決して不安定な状態ではない事を意味していた。
「尤も、バルローグとリボーン・オブ・ザ・シノビで全てcoverできるでゴザルが。ルナティック・ソーマでブロック!」
「フン!」
 アトランテスの全力の投擲はルナティック・ソーマによって阻まれ、激突した柱は無惨に砕け散る。
 攻撃を受けてなお無傷のルナティック・ソーマはファンネルからの閃光でアトランテスを消し炭にしたかのように見えた。
「アトランテスは耐性持ちだ。この程度では倒れはしないぞ」
 あまりにも強烈な反撃を受けたアトランテスだが、多数の転成にも耐える鋼の肉体には傷一つなかった。
 転成と混沌、そして狂気(ルナティック)。クラウスの2大切り札によってトドメを刺しきれなくなったヒデはここでプランを変更。
 クラウスのクリーチャーを全てフリーズし、盤面の制圧を狙う!
「ピエタでバルローグを攻撃!そしてルナティック・ソーマをフリーズ!」
 反撃に耐えたアトランテスはルナティック・ソーマの足止めに徹っする。そしてその隙にピエタはシノビの各個撃破を狙う。
 浮遊する巨大なビーム砲から放たれたピエタの閃光は、バルローグに命中するかのように思われた。
「リボーン・オブ・ザ・シノビのカオティック・ソウルは場を離れるかわりに手札に戻すだけではないのでゴザル!」
「何!?」
 バルローグの破壊を狙うヒデだが、クラウスは既に策を手を打っていた。
「リボーン・オブ・ザ・シノビのカオティック・ソウルでバルローグはバトルゾーンにとどまるでゴザル!」
 バルローグの巨大手裏剣に結びつけられたワイヤーが巻き上げられ、バルローグは急いで手裏剣に捕まる。
 手裏剣にしがみついたバルローグはピエタの閃光を間一髪で回避。そして、華麗な着地を決めて自身が健在である事を証明して見せた。
 リボーン・オブ・ザ・シノビのカオティック・ソウルはシノビにエターナルΩと置換効果による除去耐性の両方を付けるようなもの。
 シノビによる鉄壁の防御と除去耐性による鉄壁の布陣こそが、クラウスの常套戦術であった。
「つまり、このターンに出たシノビは生き残るという事か。ミロ・ビーナスでシールドをW・ブレイク!そしてサルト・ビーイングをフリーズ!」
 リボーン・オブ・ザ・シノビがニンジャ・ストライクの退場すらも阻止する事を理解したヒデは、やむなくクラウスのシールドを減らす事を選択。
 クラウスがこの攻撃でニンジャ・ストライクを使わなかったのは、サルト・ビーイングの能力が関係していた。
 ニーケの転成体の1つ、ミロ・ビーナスは義手代わりの浮遊砲台から強烈な閃光を放ち、クラウスのシールドを1つ残して粉砕する。
 ヒデの猛攻撃をどうにか凌いだクラウスは、S・トリガーで反撃を仕掛けていく!
「サルト・ビーイングを転成するかわりに除去耐性でreplace!S・トリガー超動!《混沌の忍龍(カオス・ニンジャ) ムーンレイカー》!」
 そうして会場の天井鉄骨から落下し、ワイヤーに宙づりになりながら現れたのは、混沌石を埋め込まれ破牙暮のシノビへと改造された光牙の精霊龍、ムーンレイカーだった。
「俺の銃の錆になりてぇか!」
 ムーンレイカーのスパイ映画さながらの登場と決め台詞によって、会場はいっそうと迫熱。
 種族にアンノウンを持つこのカードは、混沌使いの情報屋不明(みつあき)との繋がりを意識させる1枚だった。
 S・トリガーで大型クリーチャーを出したクラウスだが、本来ムーンレイカーはS・トリガーを持たない。
「サルト・ビーイングの効果か」
 ヒデはムーンレイカーを出せた理由を既に把握しており、シールドが万全でかつ相手のクリーチャーもロックできているこの状況なら付与されたS・トリガーを使われても問題ないと考えていた。
 だが、その考えは甘かった。
「Yeeeees.ムーンレイカーのカオティック・ソウルで自分のクリーチャーをすべてアンタップし、ブロッカーをenchant!どうでゴザルか?」
 クラウスはムーンレイカーの効果で自軍をアンタップし、アトランテスの足止めをすべて解除。そしてヒデにやられた事をやり返す。
「…ふむ。ターンエンドだ」
 最後の攻撃が裏目に出てしまったヒデだが、対して動揺の色を見せずそのままエンドステップへと突入した。
「ターンの終わりに、ルードマルをバトルゾーンに残し、サルト・ビーイングは手札に戻すでゴザル。そしてバルローグのカオティック・ソウルで山札の下から2枚を手札に加えるでゴザル!」
 クラウスはこのターンに使ったシノビ行き先を決め、消費した手札を補充。
 そうしてターンの終わりにトリガーした効果を全て処理すると、ヒデのターンはようやく終了した。

 後攻6ターン目。これまではスパイダー呪文とバルローグだけだったクラウスだが、前のターンだけでクリーチャーが5体に増殖。
 クリーチャー差を埋める事に成功したクラウスだが、シールドを追加してきたヒデとのシールド差は7つと歴然。
 形勢を逆転したクラウスは手札のサルト・ビーイングを利用してシールドを修復していく。
「セッシャのターン!ルナティック・ソーマの効果で3枚ドロー!」
 クラウスはただでさえ豊富な手札を貪欲に補充。ニンジャ・ストライクによる防御をさらに固めていく。
「そしてone moreドロー!マナチャージ!ムーンレイカーを手札に戻し《転成光牙龍サルト・ビーイング》を召喚!効果で自分のシールドを3枚追加!そしてサルト・ビーイングを手札に戻し、《混沌の忍龍ムーンレイカー》を召喚するでゴザル!」
 クラウスはこの一連の動きでサルト・ビーイングを手札にある状態でシールドを3つ追加する。この動きで使ったマナはわずか2つ。
 転成は高コストの耐性持ちのクリーチャーがいてこそ輝くという事を、対戦している二人は知っていた。
「転成によるシールド追加ループか」
「Yeees.だけども過剰なシールド追加は不要でゴザル!ムーンレイカーの転成を除去耐性でreplace!《転成光牙龍サルト・ビーイング》を召喚!シールドを3枚追加!そして《破牙暮忍 ゲッコウマスク》を召喚!」
 何度もループせず7つのシールドで満足したクラウスは、ここで反撃に出る。
「ルナティック・ソーマでアトランテスを攻撃!効果で手札からバルローグとムーンレイカーをバトルゾーンに!そしてムーンレイカーのカオティック・ソウルでルナティック・ソーマをアンタップ!」
 ルナティック・ソーマの溢れ出る混沌が破牙暮忍達を生み出し、対戦台を混沌で埋め尽くしていく。
 そして、ルナティック・ソーマの多数のビットがアトランテスを狙うが、アトランテスは一切の防御動作を取らず、そのまま閃光を耐えきって見せた。
「何度も言うが、アトランテスは不死身だ」
 一見ミスにも見える行動だが、クラウスはそれを気にすることなく何度も攻撃を仕掛けていく。
「ルナティック・ソーマでアトランテスをone more atack!そしてカモン!ダブルルードマル!」
 ルナティック・ソーマの効果で2体のルードマルが登場し、対戦台がさらに混沌としていく。
 3回目となるこのバトルも特に結果が変わる事はなかった。
「数を増やしただけでは私に勝てないぞ」
「それはどうでゴザルか?セッシャはこれでターンエンドでゴザル!」
 ルナティック・ソーマでクリーチャーを10体に増殖させたクラウスは、結局ヒデのシールドに手を付ける事なくターンを終了。
 クラウスのこの行動を、ヒデはエンジェル・コマンドにS・トリガーを付与するサモトラケを警戒した結果だと考えていた。

 先攻7ターン目。クラウスがあのような行動を取った理由がここで明らかになる。
「私のターン、ド―」
「Youのターンのはじめにカオティック・ソウルを得たクリーチャーが5体でルナティック・ソーマのウルトラ・ルナティック・ソウルがactivation!Youのバトルゾーン、マナゾーン、シールド、墓地、手札にあるカードを全て!山札の一番下に置くでゴザル!」
「何だと!?」
 ヒデのドローに割り込んだクラウスは、ルナティック・ソーマに秘めた狂気の力を解放し、ヒデのあらゆるものを奪い尽くす。
 その結果、ヒデのデッキのカード40枚がすべて山札にあるという、通常のデュエマでは決して起こらない惨状を生み出してしまった。
 唯一残ったのは除去による耐性を持つアトランテスのみだった。
「何も残らねェ…!まさに全てを終わらせる能力だ!」
 光矢はルナティック・ソーマのウルトラ・ルナティック・ソウルを目撃し、強い戦慄を覚えた。
「クリーチャーを殴り倒す必要はなかったという事か…」
 アトランテス以外を更地されたヒデは、クラウスが2回もアトランテスを攻撃していた理由を理解する。
 S・トリガーで逆転のリスクを背負わずとも、ウルトラ・ルナティック・ソウルの条件さえ満たしておけば安全に勝利できる事をクラウスは知っていたのだ。
 絶体絶命の中、ヒデはこの状況を打開をするカードの引き込みを狙った。
「天は真に美しきものにこそ啓示を与えてくれる。ならば、今の私に引けないものはない!」
 周囲が照明が暗転する中、スポットライトに照らされるヒデ。彼は手を天にかざし、天を見上げながら自らの信条を語る。舞い散る羽毛が耽美な雰囲気を醸し出していた。
「リべレーション・・・ドロォー!」
 ヒデは山札の上に手を置き、全国大会の舞台で渾身の引きを見せる。彼は引いたカードで劣勢を打開できるのか!?
 ヒデが引いたカードは《転成霊王ダビデ》。ショップ大会の頃から使い続けているヒデの切り札だが、使うための1マナすらも用意できないヒデはそのままアタックステップへと突入した。
「アトランテスでシールドをT・ブレイク!そしてルナティック・ソーマをフリーズ!」
 ヒデはせめての思いでルナティック・ソーマの動きを止める。
 アトランテスは柱の雷撃でルナティック・ソーマを足止めすると、クラウス目掛けて突撃を仕掛ける!
「サルト・ビーイングの転成を耐性でreplace!時空ニンジャ・ストライク《時空の光牙 サルトビーム》!効果でルナティック・ソーマをアンタップ!」
「時空ニンジャストライク…何だ、そういうものか」
 ヒデを驚かせるだけの目的で使われた超次元ゾーンのサルトビーム。だが、ヒデの反応は肩透かしだった。
 代償として転成能力を持つものの、例え手札が無くても超次元ゾーンから1ターンだけ登場できるのが時空ニンジャ・ストライクという能力。
「サルト・ビーイングがある以上、あれを使う必要性を感じられない。つまり使いたかっただけだ!」
 しかし、そんな事をしなくても平気で攻撃に耐えられる事はセブロウ以外の目から見ても明らかだった。
「ルナティック・ソーマでブロック!」
 クラウスの宣言と同時に対戦台上でアトランテスとルナティック・ソーマの激闘が繰り広げられる。
 アトランテスはパワーの差でルナティック・ソーマを倒す事はできないものの、不死身とも言える耐久力でルナティック・ソーマの攻撃を受け切っていた。
 バトルの勝敗が付いたところで、クラウスはルナティック・ソーマの秘められた効果を発動する。
「バトルの後、ルナティック・ソーマをアンタップ!残念でゴザルな!」
 ルナティック・ソーマのアンタップはターン中に初めてブロックした時のみ。
 前のヒデのターンにブロックした時にアンタップしていなかったのは、サルト・ビーイングの影響で全能力を発動できなかったのだ。
「ぐ…!ターンエンドだ…!」
 打つ手がなくなったヒデはそのままターンを終了する。だが、クラウスはまだ手があった。
「時空ニンジャ・ストライクでサルトビームを超次元ゾーンに戻すかわりにサルトビームを覚醒!Reset and go!《煌迅の覚醒者 アポロ・サルトビーム》!」
 クラウスはサルトビームをロケットの意匠を持った形態、アポロ・サルトビームへと変形させるが、勝つための戦力としてはあまりにも過剰だった。
「あのヒデさんがここまでやられるなんて…」
 転成使いのヒデの強さをよく知る混神使いの神威は、そんなヒデでも圧倒されるルナティック・ソーマの恐ろしさを強く認識していた。

 後攻7ターン目。ヒデのほとんどを奪い去ったクラウスは悠々とトドメを刺しに行く。
「セッシャのターン!ドロー、マナチャージ!これでthe end!ルナティック・ソーマでダイレクトアタック!」
 ルナティック・ソーマの多数のファンネルから煌めく。攻撃を止める手段がないヒデは最期に言い放つ。
「…君が私から奪えなかったものは2つある。それはこれまでの戦いで培われた、私とニーケの美しさと、プライドだ!」
 ヒデが言い終えた瞬間、多数のファンネルから一斉に閃光が放たれる。攻撃を防ぐ手段のないヒデはその閃光に直撃する。
 この試合の結末はヒデの転成を駆使したワンショットを耐え忍び、莫大な力を持つルナティック・ソーマを見事に使いこなしたクラウスの勝利で終わった。

                            ◇

 試合の後、ヒデに勝利したクラウスは試合前に受け付けていた質問に答える。
「健闘のついでに1つ質問に答えておくでゴザル。クロウ殿については、セッシャは無関係でゴザルよ」
「…そうか。少年を疑ってかかった事を謝りにいかないとな」
 クラウスから事実を確認したヒデは、ようやく納得した様子を見せていた。
「ヒデ殿が腑に落ちようがそうでもなかろうが、ミーはこれにてドロン。セッシャはオヌシらとは別のロードを進むでゴザルよ!」
 ヒデの返答を聞いたクラウスはそう言って対戦台から去っていった。
 対戦台から立ち去る際のクラウスの目は、自身の目的を達成しようと燃え上がる、野心に満ちた目であった。

 クラウスとヒデの試合を見届けた光矢とセブロウは、裏切ったクラウスについて雑談していた。
「転成使いのヒデも強かったけど、クラウスはそれ以上の強さになってたね、コーヤ」
「…そうだな。でもどうして裏切ったんだ?」
 そうセブロウに問いかけた光矢は、混沌使いの企みを阻止しようと最初に言ってきたクラウスが裏切るのは何か変だと思っていた。
「何か重要な事を知ったからじゃない?忍者だし」
 セブロウはそこまでクラウスを信用していた訳ではないが、何か理由があるのではないかとも考えていた。
「そうかもな。それはそれとして、次の相手はセブロウ、お前だ!この舞台で、今度こそお前に勝つ!」
「これまで一勝も取れてないのにボクに勝てるかな?楽しみにしているよ」
 クラウスの裏切りをデュエマで見せられた光矢の次の相手はセブロウ。彼女は光矢が出会ってからまだ一度も勝利した事のない強敵。
 光矢は全国大会で念願の初勝利を挙げられるだろうか!?続く。
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以上です。これがルナティック・ソーマでやりたかった事。ルナティック・ソーマがスパイダー呪文に対応していないのが地味に苦労した所だったりする。

使用カード使用カード(注釈なければまくらいさん作)
転成光牙龍サルト・ビーイング
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?TID=33&p=982
光牙忍テンモンマル(自作)
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?FID=3&TID=33&p=988
艶美の精霊ミロ・ビーナス(自作)、天羽の精霊ニーケ(自作)
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?FID=3&TID=33&p=1033
転成霊王ダビデ(自作)
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?FID=3&TID=33&p=1034
慈悲の精霊ピエタ(自作)
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?FID=3&TID=33&p=1035
転成霊王ビクトリア(自作)
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?FID=3&TID=33&p=1058
染色体 ヘブン(自作)
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?FID=3&TID=33&p=1067
破牙暮忍 ゲッコウマスク、混沌の忍龍 ムーンレイカー(夜雀さん作)
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?FID=3&TID=33&p=1068
破牙暮忍 ルードマル(自作)
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?TID=33&p=1092
時空の霊王アトラス/霊王の覚醒者アトランテス(自作)
(http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?FID=3&TID=33&p=1107
超越次元 ヘブンズ・ホール(自作 訂正版)
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?FID=3&TID=33&p=1108
リボーン・オブ・ザ・シノビ、時空の光牙 サルトビーム/煌迅の覚醒者 アポロ・サルトビーム
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?FID=3&TID=33&p=1112
転成霊王サモトラケ(自作)
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?FID=3&TID=33&p=1171
終焉の混沌 ルナティック・ソーマ(コンボ人間さん作)
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?TID=33&p=1187
破牙暮忍 バルローグ(自作)
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?FID=3&TID=33&p=1219
2017-12-21 00:05
>《第一回戦 後半組》
クラウスほんとにはじめっから裏で糸引いてたのね…。ライブをスケープゴートにするとはうまい。まさか不明はクラウスからの依頼で機理香に混沌石を渡した…(勝手な解釈&シナリオ回収)
>《美巧の転成霊》VS《ルナティック忍法帖》
まさかムーンレイカーが使われるとは…。キジトロンが転成に相性いいのと、サルトビーイングとソーマのコンボはなるほどと思った。やはりラスボスはクラウスになりそう。

やーっと書き上げた…。砲場VS陸海です。遅れてほんとにすいません。ちなみに自分は書き上げたあとにプロキシで流れを再現して手札などの枚数に不備がないか確かめたりしてます。それでは本編。

「まだ好き…か。ふふっ、ほんとに見てて飽きない奴らだな。君達は…。」
白髪の少女が缶コーヒーを片手に呟く。そこに缶ビールを片手に持った銀髪の少女が歩いてくる。端から見れば小学生が缶ビールを飲んでいるように見えるが、こう見えて二人共、成人である。
我碓「お、機理香、やっと来たか。安心しなよ。まだ試合は始まってない。録画するまでもなかったね。…それにしてもあの忍者君が裏切り者だったとは…。」
キルヒホッフ「我々も見事に騙された。と、言うわけだな。これは参った。」
機理香「いやー、あの逢魔くん?って子に最初疑われちゃってさー。ま、半分混沌使いだし仕方ないんだけどねー。…私は不明から貰った混沌石で混沌クリーチャーを作ったけど、あのミュージシャンとかはどうやって混沌の力を手にいれてたか気がかりだったんだよね…。まさかアイツが混沌使いだったなんてね…。」
プログ「私達はデコイだった…ってわけか。まっさか利用されてしまうとは。中々やりおるねえ。あの忍者も。」
ライブ「あ、ホーバの試合、始まるよ。相手は…ジャイアントとアースイーターの転成使い、陸海ちゃんだって。」
我碓「私達は転成使いの陸海君を応援するべきだが…機理香、君はどうするかい?」
機理香「ふ、ふん。アイツの応援なんかしないし!私もその子を応援するもん!」
_______________________
陸海「よろしくお願いします。いいデュエルをしましょう。」
砲場「ああ、よろしく頼むぜ。…悪かったな嬢ちゃん。あんた餓郎と戦いたかったんだろ?」
陸海「いえ…あなたは混沌使いでも最強クラスと聞いてますしこれはこれで面白いデュエルになるかと。」
砲場「ははっ、そいつはよかった。お互い楽しもうぜ。」
カラム「ふむ…古の種族、アーマード・ドラゴン。…俺と同期かな?PーT境界の大絶滅より前のこと、知ってる?」
バハッチ「そんなこと知らんッチ。てか我らは地球出身ではないッチ。」
ホッピ「無駄話はもういいッピ!カオス・フィールド展開ッピ!」

《脅威なる大自然の災禍》VS《全テヲ滅スル機甲龍王ノ激昂》
1ターン目
陸海「特に何もしません。マナチャージしてターンエンドよ。」
2ターン目
砲場「俺もだ。ターンエンド。」
3ターン目
陸海「私のターン《電脳鎧胄アナリス》を召喚して破壊。マナ加速してターンエンド。」
水を噴射しながら巨大な蟷螂のような虫が飛来する。彼は自らの体を破壊し、マナを生み出した。
4ターン目
砲場「んじゃ、俺もマナ加速といくぜ。《メンデルスゾーン》を唱える。デッキトップ2枚は…《混沌機甲龍王 King・Diabolic・Bahamut》と《クロスオーバー・ドラゴン》!両方マナに。ターンエンドだ。」
5ターン目
陸海「では私は《西南の超人》を召喚します。ターンエンド。」
巨大な刀を持った侍の巨人が現れる。
6ターン目
砲場「(今までの感じからシノビドルゲか?こりゃまた厄介な…。)まあ俺は気にせず動くがね。《Metal・Chaos・Search・Dragon》を召喚だ。能力で山札から《ケイ・バハッチ》を手札に。ターンエンドだ。」
毎度お馴染みSearch・Dragonはいつものように体中のレーダーを総動員し、バハッチを引き当てる。
7ターン目
陸海「私のターン!さあ、現れなさい!西南でコストを2軽減し、シンパシーでさらに1軽減!《剛撃戦攻 ドルゲーザ》を召喚!能力で3枚ドロー!」
下半身が液状の大口の怪物になっている巨人、ドルゲーザが現れ、陸海に知識を与える。
砲場「まあ普通来るよな…。(テラネスクとどっちが来るか迷ったが…まあ転成の種としてもドルゲが来るだろうな。)」
8ターン目
砲場「俺のターン!《Acceleration・Cannon》と《Nebula・Cannon》をジェネレート!」
ブースターが付いたキャノン砲と羽ばたく鳥を模したキャノン砲が展開される。
陸海「(クロスギア!?珍しいわね…。)」
9ターン目
そして双方お膳立てが終わり、動き出した。
陸海「そろそろ行こうかしらね。ドルゲーザを転成!2マナで《転成巨海 カラム》を召喚!」
噴き出す激流がドルゲーザを包み込み、流体の巨人が現れる。陸海の相棒、カラムだ。
カラム「よーし、俺の出番だな!」
陸海「カラムの能力発動!デッキトップ4枚を見て、好きな数手札に加え、残りをマナゾーンに置くわ!じゃあ…この2枚を手札に、残り2枚はタップしてマナゾーンに!」
陸海がマナに置いたのは《西南の超人》と《怒流牙 佐助の超人》。
陸海「さらに西南で2軽減、シンパシーでさらに2軽減!2体目のドルゲーザを召喚!効果で5枚ドロー!ターンエンド!」
10ターン目
砲場「(一気に手札もマナもバトルゾーンも増やしやがった…。)…俺のターン!ケイ・バハッチを召喚だ!」
バハッチ「我、出陣ッチ!」
砲場「そしてバハッチの効果でバトルゾーンNebulaとAccelerationをクロスだ!」
バハッチの両翼に2つのキャノン砲が装備される。
砲場「バハッチでシールドブレイクだ!」
バハッチの両翼のキャノン砲から発射されたエネルギーが、シールドを貫く。
陸海「ッ!…S・トリガー《罠の超人》を召喚します!バハッチをマナゾーンに!」
砲場「ま、そうなるだろうな。ターンエンドだ。」
11ターン目
陸海「私のターン!まずは2体目の西南を2マナで召喚して2マナで《怒流牙 佐助の超人》を召喚!手札の《剛撃戦攻 アストロフルード》を捨てて、そのままマナゾーンに!そしてカラムを転成!《巨帝 カラミティ・クエイク》を召喚!」
カラムの流体の体が蒸発し、筋骨隆々とした巨人に変化する。
カラム「よし!暴れてやるぜ!」
陸海「カラミティ・クエイクの効果発動!マナゾーンからカラミティ・クエイク以外のジャイアントを踏み倒せる!佐助を転成!マナゾーンからアストロフルードをバトルゾーンに!能力で手札のドルゲーザを捨てSearch・Dragonを手札に!」
佐助の下半身のアースイーターから多量の水が噴き出し、それを纏っていく。さらに、その水はSearch・Dragonを押し流す。
砲場「(おいおい…こりゃまた豪快な大展開だな…。)」
陸海「さらにカラムが転成元となったとき、マナのジャイアントとアースイーターを全てアンタップ!次にカラミティ・クエイクを転成!ドルゲーザと罠の超人から進化Vを形成!40マナを転成+ソウルシフトにより32マナ軽減!さらに西南で2軽減!8マナ使い、全てを押し流せ!《転成惑星 カラミティ・アース》!能力でジャイアントとアースイーターか3体出るまで山札をめくり、全て踏み倒す!ドルゲーザ、アナリス、《アクアジテイト・クロウラー》をバトルゾーンに!アクアジテイトの能力で山札から《終の怒流牙 ドルゲユキムラ》を手札に!ドルゲーザでのドローはなし!アナリスをドルゲユキムラに進化!マナゾーンの《怒流牙 サイゾウミスト》2枚を手札に戻し、手札の《罠の超人》と《惑星讃頌》をマナゾーンに!」
カラミティ・クエイクの力、それにドルゲーザ、罠の超人の力が合わさりしとき、バトルゾーンが突然隆起する。なんと、クリーチャー達が立っていた下の大地こそが、巨大なクリーチャーだったのだ!彼は自らの大いなる力を使い、ドルゲーザ、アナリス、アクアジテイトを呼び出す。さらにアナリスは進化し、忍者の巨人、ドルゲユキムラが姿を現す。
陸海「カラミティ・アースでワールド・ブレイク!」
カラミティ・アースは津波を起こし、砲場のシールドを押し流そうとする。
砲場「甘いぜ!ニンジャストライク発動!《光牙忍ハヤブサマル》だ!」
ハヤブサマルの作り出す障壁が、津波の被害を最小限に留めた。
陸海「クッ…ユキムラでQ・ブレイク!」
砲場「…S・トリガー!《Metal・Chaos・Entry・Dragon》だ!能力でデッキトップをめくり、ドラゴンなら出せる!デッキトップは…《クロスオーバー・ドラゴン》!能力でマナゾーンの《Uroboros・Cycle》を踏み倒してクロスするぜ!」
Entry・Dragonにより、砲場の相棒、クロスオーバー・ドラゴンが呼び出される。彼は、マナゾーンから自らの尾を飲み込み回転する龍を模したエンジン、Uroboros・Cycleを呼び寄せる。
陸海「さらに西南でブレイク!」
砲場「トリガーはないぜ。」
陸海「…ターンエンドです。」
12ターン目
砲場「俺のターン!行くぜ!混沌の武装極まりしとき、不滅のエネルギーが満ち足りる!クロスギア・カオスチャージ120%!フルアーマー・ドロー!」
砲場の背後に巨大なエネルギーコアが現れ、砲場に呼応するように巨大なエネルギー波を発する。そして光が最大に達したとき、砲場の手には1枚のカードが現れた。
砲場「まずは《機甲混龍 Revelation・Chaos》を召喚!」
両腕をキャノン砲に置換したドラゴン、Revelation・Chaosが現れる。その姿は、バルガ・ラゴンに酷似しており、その姿から能力はある程度予想ができる。
砲場「RevelationにNebula・Cannonをクロス!ついでにAccretion・Cannonもクロスだ!Revelationで西南に攻撃!その時デッキトップをめくり、火のカオティックなら踏み倒せる!デッキトップは…《ケイ・ホッピ“Diablo”》だ!バトルゾーンに!」
ホッピ「出番だッピ!」
砲場「ターンエンド時にUroboros・Cycleの能力発動!コスト8のEntry・Dragonを破壊し、それより最大2大きいドラゴンを手札から踏み倒せる!来い!俺の最大最高火力!クロスオーバー、Revelation、ホッピで進化GV!《機甲超龍覇王 Final・Clossover・Diamut》爆誕だぁぁ!!」
Revelation、クロスオーバー、EntryがUroboros・Cycleに飛び込み、混ざりあう。そして出て来た超巨大龍にホッピが乗り込む。しかし、Diamutと呼ばれた超巨大龍からはそこまでのエネルギーは感じられなかった。
陸海「パワーたったの5000!?そのようなカードではカラミティアースは止められないわ!」
砲場「おいおい、コイツはまだ満ち足りてねえんだ。よく見とけよ!Diamutのcip発動だ!マナゾーンのクロスギアを全てバトルゾーンに!そしてバトルゾーンのクロスギア全部をコイツにクロスだ!」
砲場のマナゾーンのクロスギアは《Clossover・FinalShield》、《次元砲 Blaze・Howl》、《Nebula・Cannon》、《Ludwig・Souls》の4枚。さらに元々バトルゾーンに存在したNebula・Cannon、Accretion・Cannon、Uroboros・Cycleを合わせると7枚ものクロスギア全てがDiamutに装着される。その姿を例えるなら、超巨大な起動要塞。
砲場「Diamutのパワーはクロスギアしたクロスギアの数だけ5000上がる!さらにLudwigで+6000!よってパワーは46000だ!Clossover・FinalShieldの効果でコイツ以下のパワーのクリーチャーの攻撃を禁ずる!パワー40000のカラミティアースは攻撃不可能だ!ターンエンド!」

陸海「…私のターン…(どうせ殴れないのなら…あれを引くしかない!)行くわよ!この母なる星には人智を遥かに超える力があり、それは今、このドローにて示される。プラネットドロー!来た!まずは《怒流牙 サイゾウミスト》を召喚!山札を回復!そして形成転成発動!私のクリーチャーを全て破壊!」
砲場「なっ!?あれほど展開したクリーチャーを全部破壊するだと!?」
陸海「そして、破壊したクリーチャーの数だけこのクリーチャーは巨大化する!コストは破壊したクリーチャーの合計×4、パワーは破壊したクリーチャーの合計パワー×2。つまりコスト24となりパワーは156000となる!破壊したクリーチャーのコストの合計は28より上!1マナで現れなさい!母なるこの星そのものの全てを飲み込む大いなる怒りを見せつけなさい!《転成惑星 Terra・CarrameTy》!」
カラム「これが俺の、全てを解き放った真の姿だぁぁ!!」
カラミティ・アースはその巨体で全てのクリーチャーを包み込む。そして津波が巻き起こり、カラミティ・アースの体は飲み込まれる。そして、ただでさえ巨大なカラミティ・アースの4倍近くある星一つ分はあるのではないかという超巨大クリーチャーが姿を現した!
ホッピ「コスト24のパワー156000なんて桁が違いすぎるッピ!ドキンダム以上のデカブツだッピ!」
バハッチ「狼狽えるなッチ!」
砲場「こりゃまたヤベェもんを…。」
陸海「Terra・CarrameTyは攻撃できないかわりにジャイアントまたはアースイーターを出すたびに形成転成元にしたクリーチャーの数だけデッキからクリーチャーを踏み倒します。よって7体踏み倒せるわ!さらにカラミティアースを転成!《海帝 カラミティ・タイダル》を1マナで召喚!ドロー効果は使いません!最後にカラミティアースを転成!《超次元 プラネタリア・ホール》!能力で超次元ゾーンなら《乱打の覚醒者 ジャパニカ》をバトルゾーンに!ターン終了時に山札から佐助の超人を手札に!ターンエンド!」
カラミティアースの巨体の一部が削り落ち、水に包まれた巨人へと変貌する。さらに、右手から次元の門が空き、中から大量の腕を生やした巨人が出現する。
11ターン目
砲場「(俺が殴れば佐助出して大展開っつうわけだな…。罠の超人を引かれたらDiamut除去されて負けか…。だったら…やるしかねえ!)クロスギア・カオスチャージ250%!ハイボルテージ・フルアーマー・ドロー!」
砲場の背後に、巨大なエネルギーコアが再度現れ、コアのエネルギーが暴発し、爆発する!そのあと、砲場の手に爆発のエネルギーが集束し、カードへと変化する。
機理香「は?アイツバンク2回しやがったよ!そんなんアリなの!?」
我碓「いやー…別に無しだとは誰も言ってないし…いいんじゃないかな?誰もやってないだけで…。」
怒鳴る機理香と目を反らす我碓。
砲場「Diamutに含まれるカオティック11枚で手札のコイツのカオティック・ソウル10を達成!《機甲混龍 Riot・GT》をノーコストで召喚だぁぁ!!」
Diamutのクロスギアのエネルギーが収束し、両腕にバズソーを装備した機械龍、Riot・GTが現れる。GTは鎖に繋がれたバズソーを振り回し、カオティック以外の者を切り刻む!だが、カラミティ・アースとTerra・CarrameTyは切られた箇所を瞬時に再生させた。
砲場「GTの登場時、カオティック以外のクリーチャーとパワー5000以下のクリーチャーを全て破壊する!」
陸海「Terra・CarrameTyはコスト10以上のジャイアントまたはアースイーターが3体以上いればバトルゾーンを離れません!」
砲場「いいや!Terra・CarrameTyを破壊する必要はねえ!」
陸海「!?」
砲場「DiamutでT・ブレイクだ!その時Blaze・Howlの能力で超次元ゾーンから《時空のホッピ・Eraser》をバトルゾーンに!」
陸海「ニンジャストライク発動!サイゾウミストをバトルゾーンに!」
砲場「無駄だ!GTの能力で誰もカオティック以外のクリーチャーを踏み倒せねえぜ!」
陸海「何ですって!?」
サイゾウミストが奇襲を仕掛けようとするが、何かのトラップに引っ掛かり失敗に終わった。Riot・GTの背中から出現したビットが、電磁ネットを仕掛けていたのだ。この精密に張り巡らされた電磁ネットは、Terra・CarrameTyの圧倒的な物量すら受け止めてしまった。進撃を止めないDiamutの巨大なエネルギーブレイドが3枚のシールド全てを切り裂く。
陸海「くうっ…(私のデッキの守りは罠の超人とニンジャに賭けてる…。これはもう無理ね…。)」
砲場「ホッピ・Eraserで最後のシールドをブレイク!Riot・GTでダイレクトアタックだ!」
陸海「完敗…ですね。」
GTのバズソーが陸海を吹き飛ばした。

《勝者:玄州 砲場》
_______________________
陸海「負けちゃったわね…。悔しいけど………あ、カラム、約束通り教えてくれるわよね?」
カラム「変わり身早いな…まあそういう約束だったしな…よし、頑張った陸海には少しサービスしてペルム紀まで話そうじゃないか。」
陸海「本当!?よし、なら帰って早速聞かせてもらうわ!」
カラム「おいおい、もうちょっと見てこうぜ。一応この戦いの結末も気になるだろ?」
陸海「…それもそうね。でも、約束の件は帰ってじっくり聞かせてもらうわよ!」
_______________________
不明「おーいチビッ子共、砲場の試合始まったか?」
機理香「バーカ、もう終わったよ。アイツの勝ち。てか不明、アンタあの忍者にカード渡したでしょ!」
不明「ん?ムーンレイカーの事か?あれはクラウスからの頼みで俺と007がシノビのカードに混沌石埋め込んで作った奴だぜ。ま、俺も混沌使いなんでねえ。繋がりはあるさ。」
砲場「ふぃー、終わった終わった。お、お前ら集まってんな。俺の応援か?」
機理香「バーカ。んなわけないじゃん。とっとと負けちまえ。」
プログ&ライブ「(素直じゃないなあ。)」
砲場「へいへい。お前の言うことなんか聞くかっての。」
ホッピ&バハッチ「(素直じゃないッピ(ッチ)。)」
不明「ま、コイツのためにも頑張ってくれや。応援してるぜ。」
我碓「次の君の相手は…あの女の子?…いや…男の子だな…の天佑君か、混沌使いの里木君か…。」
砲場「里木についてはよく知らねえんだよな…。アイツほとんど集会にも来ねえし。ま、どちらにせよよく分からない相手ってことか…。」
ドローバンク二連という前代未聞の奇策で辛くも陸海に勝利した砲場。果たして彼はこの大会を勝ち抜き、機理香へ気持ちを伝えることが出来るのか!?
~To Be Continued~

余談ー…殴った方が早い砲場対面でTerra・CarrameTyをどう活かすかずっと考え込んで閃いたのが攻撃禁止にすればいいということだった…。Diamutを切り札にしたかったけど有効打にならないためドローバンクを2回行うという前代未聞の行為をしてしまった…。と中々荒削りな回になってしまったと思われるよ…。トライデントさん許して。…ちなみに砲場のデッキはクロスギアをふんだんに活かしてるのでボルドギ全抜きしてたりします。

使用カード
《Metal・Chaos・search・Dragon》(自作)《Metal・Chaos・Entry・Dragon》(Fryerさん作)
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?FID=3&TID=33&p=989
《Ludwig・Souls》(haribote13さん作)
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?TID=33&p=1012#120699
《Accerleration・Cannon》(まくらいさん作)《Nebula・Cannon》(自作)
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?TID=33&p=1026#120900
《クロスオーバー・ドラゴン》《ケイ・バハッチ》(両方まくらいさん作)
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?TID=33&p=1036#121048
《転成巨海 カラム》《海帝 カラミティ・タイダル》《巨帝 カラミティ・クエイク》(全てトライデントさん作)
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?FID=3&TID=33&p=1071
《アクアジテイト・クロウラー》《転成惑星 カラミティ・アース》《惑星讃頌》(全てトライデントさん作)
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?FID=3&TID=33&p=1072
《剛撃戦攻 アストロフルード》(トライデントさん作)
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?FID=3&TID=33&p=1073
《機甲混龍 Revelation・Chaos》《ケイ・ホッピ“Diablo”》(両方まくらいさん作)
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?FID=3&TID=33&p=1106
《超次元 プラネタリア・ホール》(トライデントさん作)
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?FID=3&TID=33&p=1107
《次元砲 Blaze・Howl》《時空のホッピ・Eraser》(両方まくらいさん作)
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?FID=3&TID=33&p=1120
《Uroboros・Cycle》(自作)
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?FID=3&TID=33&p=1121
《転成惑星 Terra・CarrameTy》(トライデントさん作)
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?FID=3&TID=33&p=1169
《混沌機甲龍王 King・Diabolic・Bahamut》(コンボ人間さん作)《機甲混龍 Riot・GT》(カンツウツボさん作)
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?FID=3&TID=33&p=1176
《機甲超龍覇王 Final・Clossover・Diamut》《Clossover・FinalShield》(両方自作)
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?FID=3&TID=33&p=1219
2017-12-21 19:26
>つなぎ回
アイエエエ!?ニンジャ!?本題:流石忍者、汚い。これは大荒れの予感。
>《美巧の転成霊》VS《ルナティック忍法帖》
やっぱり忍者汚い。奇襲性抜群な上これはひどい。
>《脅威なる大自然の災禍》VS《全テヲ滅スル機甲龍王ノ激昂》
ここら辺シノビ率高くない?本題:やっぱりドラゴンの火力が高い。もう少し早く決めていればワンチャンあったかも?

やっと書けました…それではどうぞ。

茶久「やっぱり和池先輩が勝つか…ん?あれ?明黒どこ行った?」
咲希「トイレに行くって行ってましたよ」
茶久「うーん…里木先輩の試合が始まるというのに…珍しいな…」

一方その頃…
明黒「まさかあなたが混沌使いだったとは…なぜ気が付かなかったんでしょうね…」
???「さぁ?」
明黒「さて…何主軸の天門かは知りませんが本気で倒させて頂きますよ、音宮先輩」
音宮「…倒せればいいね」

里木「…まぁいい、今は目の前の事に集中せねば…」
クアスピ「あの虫の代わりに私がパートナーとは…やはり虫嫌いは本当だったようですね」
里木「うっさい黙れ。さて、相手は君かい?」
ユーゴー「そうだよー」
里木「…一言だけ言っておこう」
ユーゴー「?」
里木「時には防御が最大の攻撃となりうる…さて、準備はいいか?…あと俺は混沌側だがカオティック・フィールドは展開しない」
ユーゴー「…?」(どういうこと?)
「「デュエル!」」

«怨念積もりし龍のサダメ»vs«融合²×転成²!»
先行はユーゴー。
まずはダイジェスト。
1t
ユーゴー「マナチャージしてターンエンドだよー」
2t
里木「こちらは«「修羅」の頂 VAN・ベートーベン»をマナに置いてターンエンドだ」
クアスピ(なるほど、その手札でそれをマナに置くのですか…これはどうなる事やら…)
3t
ユーゴー(なんでVANが入っているんだろう?)「トップラサスを召喚してターンエンドだよー」
4t
里木「…俺のターン、マナを埋めてエンドだ」
5t
ユーゴー「僕のターン!トップラサスを転成!融合→転成 リッドを召喚するよー!」
里木「っ…(思った以上に早く動くな…このビートは確か…)」
ユーゴー「さらに効果でデッキの上から5枚を見て…融合+灼熱 リッド=“テスタ・ロッサ”を手札に加えるよ!そしてリッドで攻撃する時に融合を発動!デッキトップをめくって…」
っ染色体 シデン
ユーゴー「よし!融合成功!」
里木「それにチェーンし手札から«カウンター・ロスト»を2枚発動。効果でデッキトップを4×2枚墓地へ送りその中にある闇のクリーチャーの数だけ相手の手札を見ずに選び捨てさせる」
ユーゴー「え、えー!?そんなのありー!?」

和池「…なるほど、それを狙っていたのか…次は優勝候補と戦う上にデッキ変更が出来ないからな…うーむ…」

この効果によって墓地へ送られた闇のクリーチャーは7体。そして…
ユーゴー「な、なんでクリーチャーが出てくるの!?」
里木「スクランブル・メイスは山札から墓地へ置かれたためバトルゾーンへ。そして全ハンデスだ」
先行3ターン目、ユーゴーの手札は全て消えてしまった。だが…
ユーゴー「攻撃は続行中だよ!ブレイク!」
シールドチェック〇
里木「Sトリガー、«混呪秘宝 ミラクルボックス»だ。効果で自壊し«混沌呪怨 クアトロ・キューブ・スピリット»を蘇生させる」
ミラクルボックスの箱を突き破り、出てきたのはダブル・スピリットの力を付けた姿であるクアトロ・キューブ・スピリット。
クアスピ「やっと私の出番か…さて、地獄を体験する準備は大丈夫ですか?」
ユーゴー(ここで攻めたら何かされるかもしれない)「ターンエンド…」
里木「これが切り札ではない。ドロー。手札から«ライク・ア・ローリング・ストーム»を発動。デッキの上から3枚を墓地に送り…ならば混沌呪龍 スクランブル・メイスを手札に。ではクアトロで攻撃時に効果を使う」
キューブ・スピリットは大きく羽ばたき、敵陣目掛けて一直線に向かおうとしていた。だが…
里木「手札を全て捨てさせる…まぁもう無いが、そして場にある自分のドラゴンの数だけ相手のクリーチャーを選び表向きにし、一つにまとめたシールドにする」
ユーゴー「そんな効果めちゃくちゃだよ!」
その龍の雄叫びによって、リッドとシデンは盾へと封印されてしまった。
里木「だが安心しろ、攻撃は中止される。これでターンエンドだ…あ、そうそうデッド・カオティック・ソウル9が達成しているため君がクリーチャーを出す時3回までであれば墓地へと置かれる」
ユーゴー「こんなのどうすればいいの!?」
現在ユーゴーの手札は0、マナは3枚。絶体絶命のピンチである。
ユーゴー「くっ、僕のターン!…あっ、スパイラルゲート!効果でクアトロを手札に戻すよ!」
クアスピ「無念…」
だがあっけなく退場してしまった。
里木「俺のターン、プライマル・スクリームを発動。デッキトップ4枚を墓地へ送り…ではリセット・スピリットを手札へ戻す。さらにスクランブル・メイスの効果で自身をバトルゾーンに置きターンエンドだ」
ユーゴー「僕のターン!ドローしてマナチャージ!エンド」
里木「俺のターン、ドロー。チャージし«混沌呪龍 ガラクタ・スクランブル»を召喚。カオティック・ソウル達成。ガラクタの効果でカオティックに必要な数を下げ、メイスの効果で君はクリーチャーからクリーチャーを連鎖出来なくなる。ではメイスで攻撃」
シールドチェック〇✕
ユーゴー「トリガー!«染色体 ケンフォーム»!効果で山札の上から2枚を表にして1枚を手札、もう1枚をマナチャージに置くよ!」
里木「ではターンエンドだ(失敗したか…?)」
ユーゴー「融合!転成!今こそ無限大の可能性、そして、『クリーチャーのその先』へ!ジェネティクス・ドロー!!...来たよ!僕の切り札!!」
里木「しまっ…」
ユーゴー「ケンフォームを転成!融合√超越=ハイブリッド・ミュートを召喚!効果で墓地にあるカードを全部手札に戻すよ!さらにスパイラルゲート!効果でメイスを手札に!」
里木「…」
ユーゴー「さらに攻撃する時に手札から«スサノリュウ=ヤマトタケル»!さらにデッキトップを表向きにして…」
っ染色体 シデン
ユーゴー「よし成功!」
里木「だが残念ながら手札からCゼロ«回生人形 ハレルヤ»を場に、そしてブロック。ハレルヤ効果で墓地から蘇生」
ユーゴー「ぐぬぬ…だけどスサノリュウの効果でシデンを捨てて2枚ブレイク!」
シールドチェック〇✕
里木「1枚目、«インフェルノ・サイン»効果でミラクルボックスを蘇生。さらに自壊し墓地から«混怨呪龍 デザイアキャミル»を蘇生。効果でそのクリーチャーを破壊し手札を1枚選んで山札の下へ置け」
ユーゴー「あぁっ!?…ターンエンドだよ…」
里木「俺のターン、ドロー…6マナ支払いミラクルボックスを召喚。効果で破壊し«混沌呪龍 スピニング・リール»を蘇生しターンエンドだ」
ユーゴー「僕のターン!ドロー!(防御を固めないと…)«転成助手 イグナ»を召喚してターンエンド…」
里木「俺のターン。闇と闇重なりし時、冥府の扉は開かれる!光無くして絶望の世界へと誘いたまえ!手札から«混沌呪龍 ダブル・スピリット»を召喚。スピニングリールの効果でミラクルボックスを釣り上げる。ミラクルボックスの効果で破壊する。では…光無き絶望、そして終わり無き悪夢を相手に見せたまえ!«「絶望」の頂 デス・オア・デッド»を墓地から蘇生!そしてスピニングリールの効果でミラクルボックスを釣り上げミラクルボックスの効果で破壊。以下ループ」
~ループなので割愛~
里木は墓地に存在する全てのミラクルボックス以外のCデビルコマンドドラゴンを釣り上げた。
里木「ターンエンド時にスピニングリールとイグナを破壊」
ユーゴー「僕のターン!ドロー!」
里木「ガラクタドルヒの効果発動。2枚ランデスを3回行う」
ユーゴー「そんな!何も出来ないじゃないか…ターンエンド…」
里木「俺のターンだ。デスオアデッドでTブレイク」
シールドチェック〇✕✕
ユーゴー「ト、トリガー!テラフォーム!」
里木「デスオアデッドの効果。シールドを1枚墓地に置け」
ユーゴー「くっ…だけど諦めない!能力で…融合+灼熱 リッド=“テスタ・ロッサ”を手札に加えるけど…」
里木「多勢に無勢。ダブル・スピリットでダイレクトだ」

第1回戦。融合による転成は儚くも里木の圧倒的なカウンターを捌けずに敗退してしまった。

クアスピ「しかし本当によかったので?」
里木「…なんだ」
クアスピ「私達は混沌の龍。つまりカオティック・フィールドを展開した方が…」
里木「それを使ってダブルスピリットで勝ってみろ。転成共も混沌共も楽しくないだろう?次はやるさ…」
クアスピ「ところで何故VANを入れているのです?このデッキにはバベルギヌスは一応入っていますが…」
里木「次にわかる」

以上。長文+グダグダ進行ごめんなさい。
2017-12-22 17:16
<《美巧の転成霊》VS《ルナティック忍法帖》
やっぱエグイなぁ、ソーマ。決勝までの相手がどこまで食い下がれるか期待。
<《脅威なる大自然の災禍》VS《全テヲ滅スル機甲龍王ノ激昂》
どっちが勝つか知っていたとはいえ、かなりギリギリの戦いだった。地味にRiot活躍してて笑った。
<«怨念積もりし龍のサダメ»vs«融合²×転成²!»
やっぱCゼロってかなりインチキくさいところある。使用カードの欄はちょっと欲しかったかなって思ったり。

逢魔くんコンビに関しては良くも悪くも単純なコンビだからしゃーない、と作者から一言。
というわけで、お待たせしました。ややグダり気味だけどストーリーです。

「暗獄と明天の双翼」vs「告死と神月の戯曲」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
琴音「(相手はあの少年ね、煽ったはいいもののこれで負けたらとんだ道化ね…)」
クロウ「お前が誰だろうと関係ない!ここで倒して、絶対に朔を止めて見せる!」
琴音「その意気込みは嫌いじゃないわ、少年!(エリア代表選で負けたあの子にリベンジする、
そのためにもこんなところでつまずいてられないわ。)」
琴音「インレ、シェイクスピア、カオス・フィールド展開よ!」
シェイクスピア「この新しい力、インスピレーションがすごく高まるよ!」
インレ「解放された私の全力、とくと味わえ!」
クロウ「ノ・アール!ミナから託された力を今ここに解き放て!カオス・フィールド展開!」
ノ・アール「了解であーる」
「「デュエマ、スタート!!」」
~序盤のダイジェスト~
エリア代表選と違い、クロウと琴音は双方新たに光を混ぜたデッキとなっていた。
クロウは手札を温存しつつ着実にマナを貯め、安定した動きを行ったが琴音は<月兎勇士 プリムローズ>の
効果でカオティック・ソウルと合わせ2ブーストと、2枚の<ウェブ・ライフ>で一気に流れを作ろうとしていた。
6ターン終了時点での互いのバトルゾーンの状況がこれである。
クロウ(先行)
手札3 マナ3 シールド5
場 <獄卒の守護者 ヘルダイバー>(タップ状態)
琴音(後攻)
手札1 マナ7 シールド5
場 <ウェブ・ライフ>×2 <月兎勇士 プリムローズ>
~~~~~~~~~~~~~~~
7ターン目
クロウ「俺のターン!チャージして<白骨の守護者ホネンビー>を召喚!デッキから3枚を墓地に送り、
<回収の守護者スカルン>を手札に戻す!ターンエンド!」
8ターン目
琴音「(もう少し盤石にしようかしら。)私のターン、チャージはせずに<大古の導き手 ハサウェイ>を召喚!
効果で山札の上から1枚をマナに置き、それがカオティックまたはオリジンならもう一枚マナに置くわ。
…送られたのは<大古の先駆け タイモン>!オリジンなのでもう一枚置くわ。ターンエンドよ。」
9ターン目
クロウ「俺のターン!チャージしてホネンビーを転成!<回収の守護者スカルン>を1マナで召喚!スカルンの効果で
デッキトップを墓地に送り、さきほど破壊したホネンビーを手札に!そして、<獄卒の守護者 ヘルダイバー>の効果発動!
自分が転成を使ったときにアンタップする!さらにこいつがアンタップしたとき、相手のアンタップしているクリーチャー
1体を破壊する!対象はハサウェイだ!」羽の生えた真っ黒な球体が、突然牙を生やしてハサウェイへと食らいつき、これを破壊した。
琴音「(ずっとタップ状態で放置されてたアレはこのために!)やってくれるじゃない。」
クロウ「まだ終わらん!余ったマナで回収したホネンビーを召喚!効果で墓地を肥やし
<無欠の宣誓 パーフェクト・ノ・アール>を手札に!そしてヘルダイバーでWブレイク!」
琴音「くっ…でも、Sトリガーを使わせてもらうわ、<大古の道化 ヴェローナ>!ヘルダイバーをマナゾーンに!」
ヘルダイバーはシールドに爆弾を投下しブレイクするも、爆炎の中から現れた道化師ウサギに土へと還された。
クロウ「くそっ、ターンエンドだ。」
10ターン目
琴音「私のターン、チャージはせずに2体目のハサウェイを召喚するわ。効果でブースト、送られたのは
<月兎奏者シェイクスピア・ムーンライト>。もう一枚ブーストよ。そしてカオティック・ソウル4で1枚ドロー!
さらに、<大古の先駆け タイモン>を召喚!効果で<混沌神王 カオス・マクベス>をバトルゾーンに!
マクベスのカオティック・ソウル6で私のマナからカオティックまたはオリジンを踏み倒せる、
よってマナの<月兎奏者シェイクスピア・ムーンライト>を選択、ヴェローナを進化素材としてバトルゾーンに!」
月の力を新たに得て現れたシェイクスピアは、服や帽子といった外見に月の要素を散りばめていた。
シェイクスピア「劇の始まりだ!今宵も楽しんでいってくれたまえ!」
琴音「ハサウェイのカオティック・ソウルで3枚ドロー!。そしてシェイクスピアの効果で1枚ドローして手札の
<月兎勇士 イズミール>をバトルゾーンに!再びシェイクスピアとハサウェイの効果でドロー!シェイクスピアの
踏み倒しは使わずにイズミールの効果を使うわ。シェイクスピアの効果でコストの減ったもう一体のイズミールを
バトルゾーンに!そしてイズミールのカオティック・ソウルでフリーズよ!」
シェイクスピアが書き記した召喚陣によって、月からドリームメイトが次々と現れた!そして呼び出された
ドリームメイトたちはクロウのガーディアンたちを拘束していった。
琴音「準備は整ったわ、シェイクスピアでシールドをTブレイク!その時にタイモンの効果で
<混沌神王 カオス・タイタス>をバトルゾーンに!」
シェイクスピア・ムーンライトが高速で呪文を執筆し、空に月を浮かび上がらせ光を放った。
それと同時にタイモンが再び次元の門を開き、古の神王を模した別のクリーチャーが現れた。
クロウ「(タイタスはスピードアタッカーを付与する、何としても止めなければ…来た!)Sトリガー、ダブル発動!
<黙示護魔 ドリドリーム>と<閃光の守護者 ホーリー>!ドリドリームの効果でカオス・タイタスを破壊!
そしてホーリーでクリーチャーをすべてタップしてもらうぞ!」
琴音「くっ(これじゃトドメがさせない!)、ターンエンd「ターンが終わるその前にこのカードを使わせてもらう!」!?」
クロウ「<転混の守護者 カオスアウト>のリベンジ・チャンス!このカードをコストを支払わずに召喚する!
条件は相手の踏み倒しだ、その身に覚えはあるだろう!」
バイクのような車輪が付いた航空機が、突然高速で飛来した!
インレ(このデッキはとにかく踏み倒しを大量に行う、それに反応するカードを持っていたとはな。)
クロウ「カオスアウトの効果発動!墓地から「転成」持ちを復活させる!ホネンビーを転成!漆黒の守護者よ、
今こそ死より蘇り新たなる世界を築け!《転成神護アーク・ノアール》!そして効果によって墓地から
ガーディアンを復活させる!ホネンビーと<無情の極 シャングリラ>を選択、シャングリラは墓地のヘルダイバーを進化素材に!
ホネンビーの効果で3枚を墓地に送って<連隊の守護者ドクロンビー>を手札に!効果処理はこれで終了だ…。」
11ターン目
クロウ「そして俺のターン!マナをチャージし、ドリドリームを転成!全てを慈しむ白き翼よ、今戦場に舞い降りん!
<無欠の宣誓 パーフェクト・ノ・アール>!1マナで召喚だ!」
光に包まれた空から、後光を携えてノ・アールが舞い降りた。その姿は今までと違い、純白に包まれていた。
クロウ「パーフェクト・ノ・アールは破壊されない、つまり転成してもクリーチャーの数は減らない!
パーフェクト・ノ・アールを転成、<幽玄の胡蝶 ノ・アール>を1マナで召喚!
効果で墓地からスカルンを回収、同じく転成させて1マナで召喚!スカルンの効果でトップを墓地に送り、
送られた<転成艶舞 ノアール・ダンスマカブル>を手札に!そしてスカルンとホネンビーをダブル転成!
<転成艶舞 ノアール・ダンスマカブル>を2マナで召喚!」
パーフェクト・ノ・アールから光が分離し、ノ・アールの虚像を生み出した。それらはすぐに形を変え、
様々なガーディアン達へとなり空を埋め尽くした。
琴音「1ターンの返しでここまで並べるなんて、これはとんでもないエンターテイメントね…。」
インレ(君にだけは言われたくないな)
ノ・アール(全くもってその通りでアール)
クロウ「アンタにだけは言われたくない!シャングリラでシールドをTブレイク!その瞬間にメテオバーンで
シェイクスピア・ムーンライトを山札へ!さらにカオスアウトの効果でハサウェイを破壊!」
「またこんな目に遭うのか―!?」と断末魔を残し、山札へとシェイクスピアは消え去った。
そして、その直後残っていたシールドが破壊されようとしていた。
琴音のデッキには、Sトリガー以外の防御手段は存在しない。つまり、シールドの中にトリガーがなければ敗北が確定する。
琴音「(私は諦めない、このシールドに全てを賭ける!)…来た!」
琴音はブレイクされた3枚のシールドを確認し、勝利への道筋を閃く!
琴音「S・Sトリガー、カオス・リブート!その効果で、互いのカオティックでないクリーチャーをすべて山札の下へ!」
混沌というべき名状しがたいものが、場のカオティックでないクリーチャーをすべて飲み込んだ。
クロウ「ぐっ、だがカオティックは除去できない!このままトドメまで行ける!」
琴音「まだよ!カオス・リブートには他にも効果があるの。2つ目の効果はスーパーボーナス、超次元ゾーンからカオティックの
サイキック・クリーチャーを1体呼び出すわ。いでよ、<時空の月兎 インレ>!」
名状しがたいものから超次元の扉が開き、巨大な機械に身を包んだ黒いうさぎが姿を現した。
インレ「切り札は最後にやってくるものだ…さて、私の本気を見せてやろう!」
クロウ「ここで奴の切り札か、しかしブロッカーも攻撃阻止効果も持っていないクリーチャー!カオスアウトで…攻撃ができない!?」
琴音「カオス・リブートの最後の効果…それは時を止める能力よ。カオティック・ソウル6が達成されたことで
ターンの残りを飛ばしたわ。」
クロウ「くそっ、ここまでか…!?」
12ターン
琴音「転成使いにここまでやられたのはあなたで二人目よ…!私のターン、インレのカオティック・ソウルは自身の覚醒効果の追加。
プレイヤーの最初のドロー時に裏返す!<告死の覚醒者 サイコ・インレ>へ覚醒!」
インレの武装に巨大な四肢が付き、大地へと降り立った。「さぁ、平等なる死を与えよう。」
琴音「さて、終幕の時よ。チャージはせずに<超次元エクリプス・ホール>を発動!このターン相手はクリーチャー以外の
効果を適用できなくするわ。さらに、カオティックとムーンが3枚以上あるから効果であなたのクリーチャーを
全部タップさせてもらうわ。」
クロウ「(くそっ、パーフェクト・ノ・アールのカオティック・ソウルが使えれば…)」
琴音「そして、<時空の月兎 ウーンドウォート・ラー>を超次元ゾーンからバトルゾーンへ。」
インレと対になるような白いうさぎが、巨大な純白の装甲を纏い降臨した。
琴音「最期にこれも使おうかしら。イズミールを転成、現れなさい!<転混月兎 リハイゼ>!」
イズミールが光に消え、赤色を基調とした混じり合った色をした甲冑を来た、二足歩行のヘーゼル色の兎が中から現れた!
琴音「今度こそ終わりよ、リハイゼでWブレイク!」
ブレイクされたシールドの中身は<閃光の守護者 ホーリー>と<光牙忍 ハヤブサマル>。クロウは自分が終わっていないことを確信した。
クロウ「Sトリガー!閃光の…「ウーンドウォート・ラーの効果!あなたは私のターンにクリーチャーを召喚できないわ!」なんだと!?」
しかし、ウーンドウォート・ラーの効果によって無慈悲な敗北宣告を突きつけられた。
琴音「サイコ・インレでトドメ!」
インレ「我々相手にここまでよくやった、しかしこれで終わりだ!」

winner 《源 琴音》
~~~~~~~~~~~~~~~~
朔「どうやら勝ったようだな、琴音。お前のインレとあのクロウという少年のおかげで混沌が相当な量溜まったようだ。」
琴音「えぇ、どうやら次の相手はあの裏切り者のようだけど。リハイゼを貰ったとはいえ、正直彼を完全には信用できないわ。」
朔「そう言うな、彼も計画に必要な存在だ。混沌のために、次の試合も全力で相手してくれ。」
琴音「まぁ、あなたがそういうのなら仕方ないわね。だって私たちはそう言う利害関係(あつまり)だもの。」
琴音「(あの男が何を考えているのか、次の試合で真意を聞いてみようかしらね。)」
シェイクスピア「(うわ、また何か嫌な予感が…)」
インレ「(彼女の配下となった時点でもう諦めろ、シェイクスピア)」

終わり

というわけで一転攻勢されつつも琴音勝利。2回戦で間違いなく退場するから、できるだけ派手に動かしたかった。
(とか言いながら、2回戦もできるだけ抵抗してくれないかなぁと期待しちゃう)
ドローバンク?使わなくても別にトリガーと回収で無理やり動かせるから(震え声)。
転混系をあまり使えなかった&クロウのキャラがぶれ気味なのは作者の技量のせいです。

使用カード(無記名は自作)
回収の守護者 スカルン(Fryerさん作)
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?TID=33&p=923
転成神護アーク・ノアール(まくらいさん作)
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?TID=33&p=950
ウェブ・ライフ(まくらいさん作)
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?FID=3&TID=33&p=1007
大古の先駆け タイモン、大古の導き手 ハサウェイ
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?FID=3&TID=33&p=1010
混沌神王 カオス・マクベス
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?FID=3&TID=33&p=1011
大古の道化 ヴェローナ
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?TID=33&p=1040
幽玄の胡蝶 ノ・アール、転成艶舞 ノアール・ダンスマカブル(まくらいさん作)
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?FID=3&TID=33&p=1058
月兎勇士 プリムローズ 
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?FID=3&TID=33&p=1071
月兎奏者 シェイクスピア・ムーンライト
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?FID=3&TID=33&p=1101
時空の月兎 インレ/告死の覚醒者 サイコ・インレ、時空の月兎 ウーンドウォート・ラー/神月の覚醒者 クィンリィ、
超次元エクリプス・ホール
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月兎勇士 イズミール
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転混の守護者 カオスアウト
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黙示護魔 ドリドリーム
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無欠の宣誓 パーフェクト・ノ・アール(コンボ人間さん作)
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転混月兎 リハイゼ
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カオス・リブート
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2017-12-24 20:55
>「暗獄と明天の双翼」vs「告死と神月の戯曲」
クロウが色々とフラグを立てた上で負けたけども試合はとても面白かった。負けたクロウは後でミナにこっぴどく怒られるんだろうな。
>«怨念積もりし龍のサダメ»vs«融合²×転成²!»
ダブル・スピリットとクアトロ・スピリットを並べてタップトリガーで勝つと思ってたけど普通にワンショットしてた。前に里木が慣れないといった意味がこの大会中カオス・フィールドを一切使わない事を指していたとは思ってもいなかった。後、里木の新たな相棒として登場したクアトロ・スピリットは前に里木に憑いてたクリーチャーと推理してみる。
>《脅威なる大自然の災禍》VS《全テヲ滅スル機甲龍王ノ激昂》
陸海のダイナミックさはすごかったけど、まさか砲場がパワー合戦を仕掛けるとは思わなかった。
良く考えたらクロスギア多用する砲場の構築でメンデルス・ゾーンは正直無理があるけど、それでもメンデルス・クロスゾーンを使わないのは1コストの差が理由なのかな。

>バニラの超人さん
里木の動向から全てを読み切る事ができなかった結果、大きな矛盾を作ってしまい、本当にすみませんでした。

リジェネ投稿。後から大なり小なり矛盾が出てきたのを反省し、これからはつなぎ回をやらない方針に切り替えます。
そして皆さんの執筆を疑ってしまった事をここで深くお詫び申し上げます。
========================================================
 全国大会1回戦の試合が全て終了し、全国大会のステージは2回戦へと突入した。
 1回戦で餓朗を瞬殺した朔に立ちふさがるのは機理香と同じグレートメカオーの転成使い、和池。
「―月鋼(げっこう)の転成使い、和池瑞人。お前の事は玲や薫から聞いている」
「こっちも里木から聞いてるから知ってる。時間を戻そうなんて、馬鹿げてる」
 和池は音宮が混沌使いなのに内心驚きつつも、転成使いとして朔の企みを止めようとする。
「―だろうな。ならば、それを阻止できるだけの力を俺に見せてみろ」
 そんな和池の考えを聞いた朔は決まりの文句で返し、背後にいるツクヨミがカオス・フィールドを展開。
 朔は1回戦と同じ異様な空間でデッキをシャッフルし始めた。
「途中でデッキを変えられないのはあちらも同じ。このデッキで戦い抜こう」
 和池はそう言って決意を固めると、朔と同じようにデッキをシャッフルし、試合の準備を開始した。
 そして二人が試合の準備を済ませると、試合を見守るジャッジが試合の開始を宣言した。
「デュエマ・スタート!」
 この合図を機に、月鋼と真月。同じ月の号を持つ転成使いと混沌使いの戦いが始まった。

                            ◇

              《満月の夜の機械たち》VS《TIME:Reverse 暁月のツクヨミ》
 こうして始まった全国大会2回戦。試合は和池の先攻で始まったが、先に動いたのは朔だった。
「―俺のターン、ドロー。マナチャージし、《ルナティック・コア》を召喚」
 対戦台に球体型の浮遊ユニットが出現する。
 後攻1ターン目に軽量ブロッカーを立てて守りを固めた朔は、おもむろに1枚のカードを和池に見せた。
「―新たなツクヨミは過去を書き換え、望んだ未来を作り出す」
「何言ってるの?」
 朔の見せたカードは、朔の新たな切り札《赤月の凶華 ツクヨミ・エンシャント》。和池は見せたカードよりも朔の発言の方が気になっていた。
「―ツクヨミ・エンシャントの効果でルナティック・コアをタップ。ターンエンドだ」
 朔は出したばかりのブロッカーをタップするという不穏な行動をしてターンを終了した。

 先攻2ターン目。朔が不穏な動きを見せる中、和池はマイペースに動く。
「じゃあこっちのターン。《天生月鋼ワットルト》召喚」
 対戦台の上に月鋼のグレートメカオー、ワットルトがミニチュアサイズで現れる。
「カオス・フィールドすごいな。ターンエンド」
 召喚したクリーチャーが実体化するという思いがけない経験をした和池はこのままターンを終了した。

 後攻2ターン目。1ターン目での行動の真価がここに発揮される!
「―俺のターン。ルナティック・コアがアンタップした事でルナティック・コアを月読転成」
「転成!?…ああそういう事か」
 朔の宣言と同時にルナティック・コアの周辺の空間が歪み始める。
 混沌使いの朔が転成を使いだした事に動揺を隠せない和池だが、クラウスの裏切り宣言を思い出しどうにか納得した。
「―ツクヨミよ。お前の望んだ未来、俺に見せてみろ!《赤月の凶華 ツクヨミ・エンシャント》!」
 ルナティック・コアを転成して現れた新たなツクヨミはこれまでのような神々しさはなく、代わりに血の涙を流していた。
 蒼き月の首領、ツクヨミは一部を除いていずれも重量級。だが、朔はこの新たな切り札をわずか2ターン目に降臨させてしまった。
「これが朔様の新たな切り札…」
 朔の戦いを見守るのは1回戦で敗れたばかりの妖蟲。彼女はあまりにも早すぎる切り札の登場で1回戦で行った2ターンキルの方法にようやく納得がいった。
「―ツクヨミ・エンシャントの効果で、和池瑞人。お前の手札を見せろ」
「ほい」
 朔はツクヨミ・エンシャントの能力で和池の手札を公の場に明かさせる。
 公になった和池の手札は《合体の裏技 エナジー・バキューム》《不屈月鋼 キル・ハードD》《返戦機装ファイトK》の3枚。その手札は最悪に近いものだったが、この状況においては最高の手札だった。
「C(カウンター)ゼロ《返戦機装ファイトK》。そいつをバウンスで」
 朔の不意を討つかのように現れたファイトKは登場したばかりのツクヨミを退場させる。
 相手の行動を見透かしたかのように対処していくのが和池のスタイル。Cゼロはそんな和池が愛用するカードであった。
「―してやられたか。ドロー。マナチャージし、《ルナティック・オーブ》を召喚。ターンエンドだ」
 ツクヨミ・エンシャントを手札に戻された朔は代わりとなるクリーチャーを召喚してターンを終了した。

 先攻3ターン目。朔の切り札を空気を読まずに退場させ、優位に立った和池は最初の1枚を引き、この状況を利用して転成クリーチャーを展開していく。
「こちらのターンでマナチャージ。G・ゼロ《合体の裏技 エナジー・バキューム》。効果で3ドロー。そしてファイトKを転成。《輝跡月鋼ワッチョΕ(イプシロン)》を召喚!」
「さあ、ラストバトルへとしゃれ込もうぜ!」
 意気揚々とファイトKから転成したワッチョEは月鋼の名を持つ転成グレートメカオー。種族にサイバー・コマンドを併せ持つ月鋼軍団は、種族にエイリアンを持つプログ達とは異なる技術(テクノロジー)を持っていた。
「そしてワッチョΕを転成。《不屈月鋼 キル・ハードD》。転成したワッチョEの効果でワッチョEをリクルート」
 巨大な双剣を持つキル・ハードDへと姿を変えたワッチョEは、隣にいたワットルトをワッチョEへと改造。
 転成の際に転成前の機体を生産及び改造する能力こそがワッチョEの真骨頂だった。
「ワットルトを転成した事で1ドロー。ターンエンド」
 エナジー・バキュームとワットルトで勝負を決定づける切り札《無敵月鋼 ワッチョ∞(インフィニティ)》を引き込みたかった和池だったが、やむを得ずこのままターンを終了した。

 後攻3ターン目。和池のC・ゼロで大きく遅れを取った朔は着実に遅れを取り戻そうとする。
「―俺のターン、ドロー。マナチャージし《ルナ・T・ク》を召喚」
 月の力を得た混沌のサイバーロード、ルナ・T・クが対戦台に現れる。
「ルナ・T・クの効果で山札の上から3枚を見て《月の尖塔 シャード》を手札に。残りを墓地へ置き、ターンエンドだ」
 ルナ・T・クで必要なカードを手札に加え、墓地に必要なカードを確保した朔はこのままターンを終了した。

 先攻4ターン目。ここまで強力な転成クリーチャーを展開してきた和池だが、引きが悪かったのかペースを落とさざるを得なかった。
「こちらのターン。マナチャージして《天生月鋼ワチェルド》を召喚」
 後続を展開した和池は、攻勢に出ても問題ないと判断してアタックステップへと突入した。
「さて、仕掛けるか。キル・ハードDでW・ブレイク」
「―ブロックはしない」
 キル・ハードDの剣戟は朔のシールド2つを二刀両断。
 2つのシールドを手札に加えた朔はその中から1枚捨て、この状況を返す一手を打つ。
「―S・バック《拾参の幾望 ゲッカ》。アンタップしているクリーチャーを1体、手札に戻せ」
「これは痛い。ワチェルドを手札に戻すよ」
 突如現れたゲッカによって選択を迫られた和池は、割と余裕のある態度で出したばかりのワチェルドを選択する。だが、混沌の力は和池をさらに追い詰めていく。
「ゲッカのカオティック・ソウルでキル・ハードDを手札に戻せ」
「本当に痛いな…ターンエンド!」
 S・バックで戦力の大半を失った和池はこれ以上追撃をかける事なくターンを終了した。

 後攻4ターン目。不利な状況から脱出した朔は、今のうちに準備を整えていく。
「―俺のターン、ドロー。マナチャージし《月の尖塔 シャード》を召喚」
 対戦台の上に小さな塔が建設される。この塔はツクヨミ率いる月の軍勢にとって重要な役割を担っていた。
「―そして2体目の《ルナティック・オーブ》を召喚。そして月読転成でゲッカをタップ」
 ファイトKで手札に戻されてから一度も使ってなかった月読転成をここで再使用。アタッカーが1体しかいない和池にプレッシャーをかけていく。
「ターンの終わりにルナ・T・クのカオティック・ソウルを発動。墓地の《ルナティック・コア》《混沌に満ちる月夜》《真月 ムツキ》を山札の下に置き、カードを1枚引く。さらにムツキの効果でカードをもう1枚引いてターンエンドだ」
 シャードとオーブで盤面を整えた朔は、あっさりとしたコンボで手札を補充してターンを終了。
 だが、朔の顔にはどこか焦りの色があった。

 先攻5ターン目。バウンスの影響を強く受けている和池だが、足止めを受けているなりに手を打っていく。
「こっちのターン。マナチャージして《天生月鋼ワチェルド》を召喚。そしてワチェルドを転成。呪文《グラヴィティ・ムーン・ライト》!効果で3ドロー」
 朔の焦りを察知した和池はクリーチャーの展開よりも切り札の1つ《無敵月鋼 ワッチョ∞》を探しに行くことを選択。
 《無敵月鋼 ワッチョ∞》は相手のカオティック・ソウルを封殺し、結果的にルナティック・ソウルも封じる事ができる強力なカード。
 ワッチョEがバトルゾーンにある今、あれを引く事ができれば朔(こいつ)の戦略を根本から瓦解させられる。
 そういう考えの元、和池はカードを1枚ずつ引いていく。1枚目は《龍素月鋼ↁ(ごせん)》。2枚目は《奇天烈 シャッフ》。和池は最後の一枚に望み賭ける!
「…この状況で行けるのか?いや、行くしかないでしょう!引いてやりますか!ドロー!」
 そう意気込んで引いたカードは《D2月鋼 ワチョラスδ》。確かに切り札ではあるが、この状況に適したカードではなかった。
 行くしかないと言った以上、和池はこのまま行く事にした。
「ワチェルドが転成した事でワチェルドを復活。そしてワッチョEの効果でワチェルドをリクルート。ターンエンド」
 キーカードを引けなかった和池は、ワチェルドの追加生産でごまかし、山札をシャッフルしながらターンを終了した。

 後攻5ターン目。和池がゲッカを対処できなかった事でツクヨミ・エンシャントの月読転成が再び炸裂する!
「―どうやら引けなかったようだな。俺のターン、ゲッカを月読転成する時、シャードのカオティック・ソウルで手札に戻す。
―再臨して全てを支配しろ。《赤月の凶華 ツクヨミ・エンシャント》!」
 ツクヨミ・エンシャントの再登場で和池はもう一度手札を公開。その中にはCゼロはなく、完全に降臨を許してしまった。
「―そしてドロー。マナチャージしツクヨミ・エンシャントを転成。時を巻き戻す時だ―《終焉の零(エターナル) ツクヨミ・ロスト》!」
 最初からボロボロだったツクヨミ・エンシャントが転成の力で万全な状態、ツクヨミ・ロストへと転成する。
 そのカードは時間を巻き戻そうとする朔の野望を体現した狂気(ルナティックレア)のカードであった。
「―さらに2体目の《ルナ・T・ク》を召喚。効果で山札の上から3枚を見て《ルナティック・コア》を手札に。そして《ルナティック・コア》を召喚。カオティック・ソウルでカードを1枚引く」
 ツクヨミ・ロストを召喚した朔は、ルナティック・オーブのコスト軽減を利用してクリーチャーを展開。準備は整った。
「―ターンの終わりに自分のクリーチャーの得たカオティック・ソウルが7つでツクヨミ・ロストのルナティック・ソウル7が発動。
―全ての時を巻き戻す。超次元ゾーン以外の他のカードを全て山札に戻し、シャッフルする!」
「嘘やろ!」
 ツクヨミ・ロストの時戻しが始まった。
 エリア代表戦では緊急回避の側面が強かったが、朔はこれをフィニッシャーの一つとして運用するにあたってより攻撃的な策を用意していた。。
「―シャードのカオティック・ソウルでツクヨミ・ロスト以外を手札に戻し、そして互いにシールドを5枚追加してカードを5枚引く。マナゾーンのムツキが山札に戻った事でカードを1枚引く」
 ツクヨミ・ロストによってあらゆるゾーンが初期状態にまで巻き戻された。不自然なのは朔の手札が12枚もある事とツクヨミ・ロストが健在な事。
「本当に時が巻き戻ったな…相手側が色々とおかしいけど」
「お兄ちゃん…大丈夫かな…」
 ツクヨミの時戻しを目の当たりにした茶久と咲希は、激闘を繰り広げる和池を見守り、彼の勝利を祈っていた。
「―ターンエンドだ」
 和池の手札とマナをリセットし、シールドを回復した朔はこのままターンを終了。代償に大軍を失ったこの様は、一見すると逆に損をしているかのようにも見えた。

 先攻6ターン目。朔の用意した策がこのタイミングで花を開く。
「―シャードのカオティック・ソウルは手札に戻すだけではない。お前のターンのはじめに前のターンに手札に戻したクリーチャーと同名のクリーチャーを1体、手札からバトルゾーンに出す」
「まずいな…!」
 朔の意図に気づいた和池は手札を確認。そこにはCゼロのファイトKが1枚。対応できる札があった和池は朔に悟られないようにほっとする。
「―前のターンにバトルゾーンを離れたクリーチャーはゲッカとツクヨミ・エンシャント、ルナティック・コアとルナティック・オーブ2体、シャードとルナ・T・ク2体の計8体を全て降臨させるという事だ」
 朔はそう言うと、和池のCゼロを警戒しているのか展開するクリーチャーの順番を考え込む。
 手札のCゼロをめぐる朔と和池のデュエマらしからぬ読みあいがここに始まった。
「―まずは《ルナ・T・ク》をバトルゾーンへ。Cゼロはあるか?」
「ない!」
 朔が最初に出したクリーチャーはルナ・T・ク。問い詰められた和池はブラフでこの場を切り抜ける。
 手札のCゼロを悟られないようにしている和池は朔の独特の間で緊張がさらに強まる。
「―そうか。効果で《赤月の凶華 ツクヨミ・エンシャント》を手札に加え残りを墓地へ。《拾参の幾望 ゲッカ》はバトルゾーンに出せない」
「Oh…」
 試合の空気が膠着していく中、朔の奇妙な効果発言はジャッジをも動かした。
 試合を見守っていたジャッジは朔の手札を見て朔の発言が嘘でない事を確かめると、朔に特に指摘する事なく元の席に戻っていった。
「―続いて《ルナ・T・ク》をバトルゾーンへ。効果で《拾参の幾望 ゲッカ》を手札に加える」
「S・バック確保された。これはまずい」
 手札に防御札を確保した朔はここまで手札補充を徹底しているが、和池はCゼロで割り込むような事はしない。
 そんな和池の狙いはツクヨミ・ロストのバウンスなんかではなかった。
「さらに《ルナティック・コア》をバトルゾーンに。カオティック・ソウルでカードを1枚引く」
 和池はまだCゼロを切らない。手札を補充するクリーチャーを展開し終えた朔は、和池の発言の真偽を確かめに行く。
「―《赤月の凶華 ツクヨミ・エンシャント》をバトルゾーンに。手札を見せろ」
「ブラフがばれた」
 ツクヨミ・エンシャントの登場で和池の嘘が暴かれる。和池のCゼロ入りの手札を見た朔はこの戦いがさらに長引く事を確信した。
 朔はこの後、ルナティック・オーブ2体を出すものの、和池は反応しない。そうしてCゼロを使うチャンスはこれで最後になった。
「―《月の尖塔 シャード》をバトルゾーンに」
「Cゼロで《返戦機装ファイトK》を出す。シャードバウンスで」
 和池は個人的に邪魔だったシャードをバウンスしたものの、朔のクリーチャーは合計7体。戦況は朔が優位である事は変わりなかった。
「和池先輩のマナにカードが無い今、あのカードが活きる!」
 茶久はツクヨミ・エンシャントで晒された和池の手札から活路を見出す。
 一見絶望的な中、和池は意気揚々と行動を開始した。
「じゃあこっちのターン!ドロー!」
 そう言って和池が引いたカードは《合体の裏技 エナジー・バキューム》。良いカードが引けた和池はマナチャージをせずに表向きになった手札から1枚のカードを強調する。
「こっちのマナにカードが1枚もなく相手にクリーチャーがあるのでG・ゼロ、《希望の絆!WRDTN(ワールドトランス)》!」
 あまりにも限定的過ぎるG・ゼロとあらゆる文明の種族を持つこのカードは里木、加賀見、明黒、守谷改め音宮との絆を象徴する1枚。
 ツクヨミ・ロスト率いる月の軍勢に立ち向かうかのように現れたWRDTNは、侵略者のシンボルを胸に刻んだ水色の胴体にタイヤとマフラーの付いた赤を基調とした脚部。左右の腕はそれぞれ闇と光を示すかのように黒と白で分かれ、背部には電脳的な白い翼。そして腰部分にはトーテムポールのような尻尾が生えているという、どこか奇妙でそれとなくまとまりのあるデザインをしていた。
 ようやく的を得たこのクリーチャーを起点に、和池の猛反撃が始まった!
「WRDTNの効果でツクヨミ・ロストをシールドに」
 WRDTNは音宮を象徴する光の力でツクヨミ・ロストを楯(シールド)に封印。そして、WRDTNが右手を掲げると天国の門が開かれた。
「ツクヨミ・ロストのコストは15。よってコスト14の《無敵月鋼 ワッチョ∞》を弐式転成でバトルゾーンに」
 天国の門から現れたワッチョ∞が混沌の力を全て封殺。
 朔のクリーチャー達が烏合の衆となった所で和池はアタックステップへと突入した。
「WRDTNでT・ブレイク。効果で相手クリーチャー全てのパワーを-6000で」
「―あの数を全滅させるか」
 WRDTNは明黒を象徴するタイヤの脚部で加速し、里木を象徴する闇の力で月の軍勢を一掃。
 あのツクヨミ・エンシャントも力尽き、朔の優位は完全に崩れ去った。
 そして、がら空きになった朔のシールドを、拳の連打で打ち砕いていった。
 シールドを残り3つにされた朔は、手札に加えたシールドを起点に反撃を仕掛けていく。
「―S・トリガー《拾七の居待 エンゲツ》。WRDTNをシールド送りだ」
 攻撃の隙を突かれたWRDTNはエンゲツの手によって楯(シールド)に閉じ込められる。そんなWRDTNの運の無さはまるで加賀見のようであった。
「―そしてS・バック《拾参の幾望 ゲッカ》。アンタップしているクリーチャーを1体、手札に戻せ」
「これは仕方ない。ワッチョ∞をバウンス。そしてワッチョ∞の効果で相手のシールドをリセットし、手札に戻したワッチョ∞をコストを支払わずに弐式転成で召喚。ターンエンド」
 ワッチョ∞のもう1つの効果でゲッカの除去をかわした和池は、ついでにシールドに埋めたツクヨミ・ロストを山札に封印してターンを終了した。

 後攻6ターン目。時戻しの優位を完全に崩され、苦境に立たされた朔。だが、彼は明らかに戦いを楽しんでいた。
「―これ程面白い戦いは中々ないな。俺のターン、ドロー。マナチャージし《ルナティック・コア》を召喚。そして月読転成でゲッカをタップ」
「もう引いたのか」
 2枚目のツクヨミ・エンシャントを見せつけられた和池は動揺を一切隠せてなかった。
「―悪く思うな。ターンエンドだ」
 朔は特に攻撃を仕掛けることなくターンを終了。朔の行動はこの局面において間違いなく最適解の行動だった。
 
 先攻7ターン目。朔の盤石な対応の前に、和池も対策を打ちに出る。
「結構きついな…こっちのターン。マナチャージしてG・ゼロ《合体の裏技 エナジー・バキューム》。効果で3ドロー」
 ツクヨミ・エンシャントで情報アドを取られるのを嫌って温存していた和池は0コストのドローソースで手札を補充。
 まともにマナが使えない和池は今のうちにシールドを削りに向かう。
「ワッチョ∞でT・ブレイク」
「―ルナティック・コアでブロック」
 朔のシールドを削りに行くワッチョ∞の前にルナティック・コアが立ちはだかる。
 ルナティック・コアの閃光をものとしないワッチョ∞はそのまま間合いに入り、難なくルナティック・コアを撃破した。
「ターンエンド」
 ついでに月読転成を阻止したかった和池だが、ファイトKではパワーが足りないためターンを終了。和池の運命は彼の手札に託された。

 後攻7ターン目。今試合3度目の月読転成が発動する。
「―俺のターン。ゲッカがアンタップした事で月読転成が発動。《赤月の凶華 ツクヨミ・エンシャント》をバトルゾ―」
「Cゼロ《返戦機装ファイトK》。ツクヨミバウンスで」
 手札をさらけ出した和池はまたしてもCゼロで出足を払う。和池はCゼロを引き込む事に成功していたのだ。
「―この局面でもまだ対処するか…面白い!ドロー!マナチャージして《真月 ムツキ》を召喚し、月読転成でエンゲツをタップ。ターンエンドだ」
 土壇場で切り札の出現を阻止され続ける朔は、ブロッカーを立ててもう一度月読転成に挑戦する。
 バウンスまでの間に和池の手札を把握していた朔は、この月読転成が成功する事を確信していた。

 先攻8ターン目。転成してたら押しきれないと判断した和池はクリーチャーを並べながら攻め立てていく。
「こっちのターン、マナチャージして《天生月鋼ワットルト》を召喚。ワッチョ∞でT・ブレイク」
「―ムツキでブロック」
 前の和池のターン同様、月読転成を阻止しにいくワッチョ∞だが、今度は真月兵の1人、ムツキが立ちはだかる。
 ここまでの試合で裏方のような活動を続けていたムツキではワッチョ∞には敵わず、普通に撃破された。
「シールドを残して来たか。ファイトKでシールドを攻撃」
 パワー1000の差で月読転成を阻止できない和池は勝つためにも朔のシールドを削る。
 朔は特に反撃を仕掛ける仕草を見せることなくシールドを手札に加えていった。
「ターンエンド」
 朔のシールドを1つ削った和池はここでターンを終了。朔の月読転成は野放しとなってしまった。

 後攻8ターン目。Cゼロで何度も追い払われてきたツクヨミ・エンシャントがようやく降臨する。
「―俺のターン。エンゲツがアンタップした事で月読転成が発動。《赤月の凶華 ツクヨミ・エンシャント》をバトルゾーンへ」
 Cゼロを使い切った和池にはツクヨミ・エンシャントを止める手立てはなかった。
「小癪な力で何度も歪めおって…ただで済むと思うな…!」
 何度も妨害を受けてようやく再登場したツクヨミ・エンシャントは怒り心頭。
 そんなツクヨミとは対照的にやたらといい表情をしている朔はこのまま行動を開始した。
「―ドロー。マナチャージして《ルナティック・オーブ》を召喚。ターンエンド」
 切り札をようやく出せた朔だが、大した行動をせずにターンを終了。何度も月読転成に挑戦した代償にマナ事故を起こしてしまっていた。

 先攻9ターン目。ここまで何度も出ては和池の手札を晒していたツクヨミ・エンシャントの真の力が発揮されようとしていた。
「―お前のターンのはじめにツクヨミ・エンシャントの効果でワッチョ∞とファイトKを破壊」
「これは痛いでしょう…ワッチョ∞の効果でシールドをリセットし、破壊されたワッチョ∞を手札に戻して0コストで弐式転成」
 ワッチョ∞は一度召喚されればクリーチャーによる除去は一切効かない。だが、召喚酔いだけは逃れられない。
 公開された和池の手札にツクヨミ・エンシャントに対抗できるカードがない和池は、最初のドローにかけた。
「じゃあ、こっちのターン。ドロー」
 和池が引いたカードは《無敵巨兵 アストロG》。文明1つを選択してそのカードの使用を封殺する強力な進化クリーチャーだが、ブロッカーが邪魔でW・ブレイクを通せない。
「こりゃだめだ。マナチャージしてターンエンド」
 このターン中に朔を倒せないと判断した和池は特にカードを使う事なくターンを終了したが、朔から思いもよらぬ言葉をかけられる。
「―お前のターンの終わりにツクヨミ・エンシャントの効果でお前に追加ターンを託そう」
「エクストラウィンか。えげつない」
 転成を使うまではワチョラスとニトロラップによるエクストラウィンを愛用してきた和池は、朔の狙いにすぐに気づく。与えられた追加ターンがゲームに勝つための制約である事に。
「―ああ。追加ターン中にお前が勝たなければ、俺の勝ちだ。さあ、あがいて見せろ」
 和池に看破された朔が自身の勝利条件を語る事でこのターンの全てが終了した。和池の運命は追加ターンに託された。

 朔によって与えられた和池の追加ターン。ツクヨミ・エンシャントは容赦なく和池を追い詰める。
「―ツクヨミ・エンシャントの効果でワッチョ∞とワットルトを破壊」
「これが本当にきつい。ワッチョ∞の効果でシールドをリセットし、破壊されたワッチョ∞を手札に戻して弐式転成」
 何度攻撃を受けてもワッチョ∞は倒れない。だが、召喚酔いで攻勢に出る事もできない。
 そんな中、このターンに勝つ事は無理だと判断した和池は、この絶望的な状況を唯一打開できるカード、《輝跡月鋼ワッチョΕ》の引き込みを狙った。
「…この状況で本当に行けるのか?いや、行くしかない!今度こそ、狙ったカードを引いてやりますか!ドロー!」
 そうもう一度意気込みをかけて引いたカードは《龍素月鋼 ↁ》。前のターンに引いていればどうにかなっていたが、この状況ではもはやどうにもならない。
 またしても狙ったカードを引けなかった和池はこう語る。
「前回ミスってたのにまた挑戦した事がミスだったか…ワッチョ∞を転成。《龍素月鋼 ↁ》効果でバトルゾーンとマナゾーンにあるパワー5000以下のクリーチャーを全てデッキに戻してシャッフル」
 ワッチョ∞は巨大な龍へと姿を変え、咆哮であらゆるものを消滅させる。
 ↁの咆哮はあのツクヨミ・エンシャントをも打ち破ったが、和池の敗北という未来は変わらなかった。
「あのコンボ、本当に強かったんだな…ターンエンド」
 悪あがきに朔のクリーチャーとマナを蹴散らした和池はワチョラス時代を走馬灯のように振り返り、ターンを終了した。
 そして追加ターン中にゲームに勝つ事が出来なかった和池に敗北の時が訪れる。
「―追加ターンの終わりに、俺はゲームに勝つ。ツクヨミ・エンシャントよ。未来を、遮断しろ」
「ここで終わりにしてくれる!」
 朔が万策尽きた和池にそう告げると、朔の背後にいるツクヨミは対戦台上に莫大な混沌の塊を生成。
 迫る敗北を前に和池の相棒、ワイドテックは和池に話しかける。
「御主人様!対策はあるのですか!?」
「無理」
 和池がそう答えると、混沌の塊は轟音を立てて瞬き、カオス・フィールドで映し出されたↁとシールドを一瞬にして消滅させた。
 全国大会2回戦で繰り広げられたこの激戦の結末は朔のエクストラウィンで終わったが、二人の命運を分けたのは偏にカードの引きであった。

                            ◇

「―Cゼロに弐式転成。これまで経験した事のない楽しい戦いだった。次があればまた闘いたいものだ」
 和池の繰り出すメタカード群を潜り抜けて勝利した朔は、この試合をこう振り返った。
「里木や音宮が混沌使いならデュエマして知ってると思ったけど違うのか?」
「―集会には呼んでいるが、中々来なくてな。では、またな」
 和池が抱いた疑問に答えつつデッキを腰のポーチにしまった朔は、そのまま対戦台から去っていった。
「思ってるよりも悪いやつには見えなかったな…さてと、里木や音宮とデュエマする時にあれを展開するよう頼んでみるか」
 朔と同じようにカオス・フィールド内で繰り広げられたこの試合が楽しかった和池は、普段でもできないか模索する事に決めた。

 対戦台から去った朔は、現在の状況を確認すべく餓朗の元に向かった。
「―餓朗。会場の混沌はどうなっている?」
「予想以上だよ朔君!目標値は既に到達したよ!これは蔵臼君のおかげだね!」
 質問された餓朗は、朔の相棒の1体、カ・O・スが開発した混沌密度を計測する機械片手にまくし上げる。
「―ああ。まさか玲が役に立たなかったのは想定外だったが、それもミナと琴音がフォローしてくれた」
 朔は頑なにカオス・フィールドを展開せず、混沌密度の増加に貢献しない里木を役立たずとまで言い切る。
 これを和池が聞いていれば、彼は激怒していただろう。
「―混沌の憂いがなくなった以上、後は俺が頂点に立つだけだ」
「ツクヨミと共に最強の存在になる。それが君自身の目的だからね。ボクはクリーチャー達による新たな生態系を作り上げられれば満足だよ」
 朔が全国大会を時戻しの舞台に据えたのは自身が最強である事を証明するため。
 他の混沌使い達が知らない朔の真の目的を知る餓朗は、朔が最も信頼する混沌使いであった。
「―餓朗。このまま会場を混沌で満たしていけば、お前の望みは果たされるだろう。だが、茶介は警戒しておけ。あいつはお前の目的だけは阻止しにかかるはずだ」
 朔はここまで混沌の蓄積に貢献してくれたクラウスの再度の裏切りを気を付けるよう、餓朗に促す。
 そう思い至った朔は、クラウス本人の実力よりも彼の使うルナティック・ソーマを危険視していた。
「わかったよ朔君。だけど君も気を付けるべきだ。時を戻すのも阻止できれば、彼にとって万々歳なはずだからね」
「―そうだな」
 朔はそう言うと、これから始まる準決勝戦を待ち望んでいた。
 果たして、朔が次に闘う相手は光矢とセブロウ、どっちなのか!?続く。
========================================================
以上です。ちゃんと和池を再現できているかが心配だけど、この試合展開ならバニラの超人さんも納得するハズ。

余談
・ちなみに朔の2ターンキルは1ターン目にルナティック・コア+月読転成し、2ターン目にツクヨミ・エンシャントを出して次の相手のターンに追加ターンをあげるだけ。やられた餓朗が3ターンもかからずに勝利したと言ったのは一応2ターン目の行動を終えているため。
・和池の構築は夜雀さんの補完に大分引っ張られています。思っていたのと違うならすみません。
・ツクヨミ・エンシャントをファイトKとワッチョE、ツクヨミ・ロストを先出しワッチョ∞またはWRDTNで対応できるので実際は和池が有利です。

カンツウツボさんへ
・もし琴音の2回戦書きたいのであれば1回戦で使用したクラウスのデッキを公開します。もし書くのであれば、自分が望む結末は分かりますよね?

使用カード(特に注釈なければまくらいさん作)
拾七の居待 エンゲツ(訂正版)天生月鋼ワチェルド(バニラの超人さん作)
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?FID=3&TID=33&p=1042
ルナ・T・ク
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?FID=3&TID=33&p=1043
混沌に満ちる月夜(haribote13さん作)
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?FID=3&TID=33&p=1044
拾参の幾望 ゲッカ
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?FID=3&TID=33&p=1053
天生月鋼ワットルト(バニラの超人さん作)
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?TID=33&p=1057
ルナティック・コア
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?TID=33&p=1063
終焉の零 ツクヨミ・ロスト(訂正版)、真月 ムツキ
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?TID=33&p=1071
輝跡月鋼 ワッチョΕ(バニラの超人さん作)
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?FID=3&TID=33&p=1062
クラウディ・ムーン・ライト(バニラの超人さん作)
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?TID=33&p=1071
ルナティック・オーブ
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?FID=3&TID=33&p=1083
無敵月鋼 ワッチョ∞(バニラの超人さん作)
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?TID=33&p=1100
月の尖塔 シャード(自作、訂正版)
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?FID=3&TID=33&p=1120
D2月鋼 ワチョラスδ(バニラの超人さん作)
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?TID=33&p=1168
赤月の凶華 ツクヨミ・エンシャント(コンボ人間さん作)
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?FID=3&TID=33&p=1185
無敵巨兵 アストロG(バニラの超人さん作)
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?TID=33&p=1191
希望の絆!WRDTN(バニラの超人さん作)
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?TID=33&p=1205
合体の裏技 エナジー・バキューム(バニラの超人さん作)
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?FID=3&TID=33&p=1206
龍素月鋼 ↁ(バニラの超人さん作)
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?FID=3&TID=33&p=1207
不屈月鋼 キル・ハードD(バニラの超人さん作)
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?FID=3&TID=33&p=1208
2017-12-29 20:31
>《怨念積もりし龍のサダメ》VS《融合²×転成²!》
やっぱCゼロ強いっすね。(主にカウンターロスト)蘇生ループからの超凶悪ロックとかほんとやめて…。
>《暗獄と明天の双翼》VS《告死と神月の戯曲》
カオスリブートからのインレの流れが滅茶苦茶強い。琴音すら使い始めたウェブライフくんはリジェネ環境の必須呪文と化してますね…。
>《満月の夜の機械たち》VS《TIME:Reverse 暁月のツクヨミ》
どっちもぶっ壊れスペックのカード使うから派手だなあ。あの大量の妨害札をくぐり抜けるとは…。……リジェネ開始当時はクラウスがこんなに両陣営から警戒対象にされるとは誰が想像しただろうか。

砲場対里木です。大味な砲場のデッキで里木と戦うのクッソ辛かった…。それではほんへどうぞ。

我碓「里木君が勝利…か。」
我碓が苦虫を噛み潰したような表情で呟く。
機理香「…どうしたの?」
我碓「彼の1ターン目のマナを見ただろう。"VAN"だ。」
機理香「…!」
我碓「玄州君のデッキはほぼ半分ドラゴン。これが何を意味するか…誰でも分かるだろう。」
機理香「砲場はVANに完封されて負け…ってわけか…。」
___________________________
砲場「おいおい里木、お前思いきったことしたな。朔がとってもお怒りだぜ。」
里木「楽しみは取っておくものだろう?俺は貴方と戦うのが楽しみで仕方なかったんだ。"混沌使い最強候補"の貴方とな。」
砲場「へっ、そいつぁ嬉しいね。ま、手加減はしないけどな。ホッピ!」
ホッピ「任せろッピ!」
里木「今回はやるぞ。クアトロスピリット!」
クアスピ「お任せを!」
「「カオスフィールド展開!!」」
___________________________

《全テヲ滅スル機甲龍王ノ激昂》VS《怨念積もりし龍のサダメ》
1ターン目
里木「俺のターン。マナチャージでターンエンド。」
2ターン目
砲場「俺もマナチャージでターンエンドだ。」
3ターン目
里木「…ターンエンドだ。」
4ターン目
砲場「おいおい遅いぜ!《メンデルスゾーン》!デッキトップは《Metal・Chaos・Destruction・Dragon》と《機甲混龍 Revelation・Chaos》。両方マナに!」
今回もまたメンデルスゾーンは成功。現状砲場はメンデルスゾーンに関してはかなりの運を誇っている。
5ターン目
里木「《ボーンおどり・チャージャー》を唱える。デッキトップから2枚を墓地に。ボーンおどりはマナに。」
6ターン目
砲場「《ケイ・ホッピX》を召喚してターンエンドだ。」
ホッピ「参上ッピ!」
混沌の鳥、ホッピが戦場を舞った。かれは小さめの武器庫を抱えている。
7ターン目
里木「(ドロソか…どのみち今回は序盤のCゼロは期待できないがな。)《混沌呪龍 ガラクタ・スクランブル》を召喚だ。能力で手札を1枚見て選び捨てさせる。《Metal・Chaos・Search・Dragon》を捨ててもらう。」
闇に包まれた闇の龍が現れる。その身体は所々がグチャグチャであり、ガラクタという名も納得の姿をしていた。だが、その腕っぷしはガラクタなどではない。彼の高速のブレスは砲場の手札を破壊する。
砲場「チッ…。」
里木「ターンエンド。」
8ターン目
砲場「俺は《Nebula・Cannon》をジェネレート。そしてホッピのカオティックソウル2でカオティックを出すたびにドローだ。さらに《Acceleration・Cannon》もジェネレートしてターンエンドだ。」
砲場はいつものように2つのクロスギアを展開するが、いつもと違うところはホッピの持つ武器庫から絶え間なく物資が供給されるところだ。
9ターン目
里木「俺のターン。《混呪秘宝 ミラクルボックス》を召喚して破壊。墓地から《混沌呪龍 ダブルスピリット》を蘇生してターンエンドだ。」
ドラゴンの装飾が施された宝箱、ミラクルボックスから、里木の切り札の1つダブルスピリットが飛び出す。彼は相手からの干渉を受けると相手のマナを吹き飛ばす。だが、彼の恐ろしさはそこではない。砲場の手札がなくなった瞬間、デュエルを終わらせるという恐ろしい力を持っているのだ。
10ターン目
砲場「(ダブルスピリットはシールドブレイクはできねえ…。さらにextrawinはカオティック・ソウル下によるもの…。ならまだいける!)Ludwig・Soulをジェネレート!コイツをジェネレートするとき、マナのカオティックのマナ数字を2にできる!俺のマナは全てカオティック!つまり6マナに!さらにNebulaのカオティックソウルでジェネレートとクロスのコストを1軽減!つまり5マナだ!そしてホッピXにNebulaをクロス!Nebulaの能力で残り2つもクロスだ!」
ホッピに龍の王を模した真紅の鎧と、2つのキャノン砲がクロスされる。
砲場「ホッピでT・ブレイクだ!その時、パワー7000以下のガラクタスクランブルを破壊!」
王龍の鎧から発せられる熱線がガラクタスクランブルを焼き尽くす。
里木「…S・トリガー《プライマル・スクリーム》。デッキトップ4枚を墓地に置き、《混沌呪龍 ガラクタ・スクランブル》を回収だ。さらに山札から墓地に置かれたため《混沌呪龍 スクランブル・メイス》は墓地からバトルゾーンに出せる。さらに《インフェルノ・サイン》でミラクルボックスを蘇生し破壊。墓地から《混沌呪龍 ガラクタ・ドルヒ》をバトルゾーンに。」
恐ろしい怨霊の叫び声に呼応し、地中から2対の槌矛を持つ呪龍、スクランブル・メイスが現れる。さらに、封じられし呪印からミラクルボックスが復活し、今度はガラクタスクランブルからさらにカオス度が増した呪龍、ガラクタドルヒが現れる。
砲場「…ターンエンドだ。」
11ターン目
里木「では《混沌呪怨 クアトロ・キューブ・スピリット》を召喚。ターンエンドだ。」
クアスピ「…今回も簡単に除去されたりしないですかね…。」
砲場「…殴ってこないのか?」
里木「まだ好機ではない。どのみち貴方はスクランブルメイスの能力でお得意の連ドラ戦略は不可能。さらにダブルスピリットで手札がなくなった瞬間敗北が決定する。…さらに……。」
里木はニヤリと笑う。
12ターン目
里木「貴方のターンのはじめに、ガラクタドルヒのカオティックソウルでクリーチャーを1体破壊してもらう。」
砲場「なっ…。」
ガラクタドルヒの発した瘴気がホッピの自由を奪い、破壊する。
ホッピ「やら…れた…ッピ…。」
砲場「(次のターンにクアスピのTTで手札0枚にされてダブルスピリットの効果で負け…か。…だが…まだコイツを使えば!)来い!《クロスオーバー・ドラゴン》!能力でマナから《Clossover・FinalShield》をジェネレート!さらに1マナでNebulaをクロスし残りもクロス!ターンエンドだ!」
13ターン目
里木「…それだけか?俺の見当違いだったようだな。クアトロ・キューブ・スピリットのTTを…」
砲場「待った!FinalShieldの能力を忘れたかよ!」
里木「クロスしたクリーチャーよりパワーの小さいクリーチャーは攻撃できない…だったな。だがクロスオーバーのパワーは9000。クアスピと同様……いや、違う!?」
砲場「Ludwigでクロスオーバーのパワーは+5000!よって14000だ!お前のクリーチャー全員が範囲内だぜ!」
里木「だが無駄なこと…。どちらにせよ準備は整った。《混沌呪龍 スピニングリール》を召喚。」
ユーゴーを倒した恐怖のループが幕を開ける。だが、今回は何かが違う。それは彼の墓地に存在する《黒神龍 エンド・オブ・ザ・ワールド》と《混沌呪龍 イー・アール・フェイク》の存在である。
里木「スピニングリールを召喚したため能力で墓地からミラクルボックスを蘇生。ミラクルボックスを破壊しイーアールフェイクを蘇生。イーアールを破壊しエンドオブザワールドを蘇生して3枚の山札を残し全て墓地へ!」
スピニングリールは背中の釣竿のような射出装置を発射し、地中に眠るミラクルボックスを引き上げる。ミラクルボックスからバベルギヌスのような見た目の呪龍、イー・アール・フェイクが現れ、自壊する。そしてその魔力で現れたのはエンド・オブ・ザ・ワールド。一気に里木の山札は墓地に叩き込まれた。そしてスピニングリールはイーアールとミラクルボックスに自壊寸前に引っ掛けていたリールを巻き取り、また地中から引き上げる。
里木「これで墓地にある全てのクリーチャーを蘇生する。そして最後にコイツだ。イーアールを破壊し、《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》をバトルゾーンに。」
ドラゴンとコマンド、強き者の降臨を許さない凶悪なゼニス。VAN・ベートーベンが降臨する。それは実質、砲場へのクリーチャー使用禁止宣言。一応ホッピとバハッチはドラゴンではないが、彼らにVANを消せるほどの力はない。
最終的に里木の場には《黒神龍 エンド・オブ・ザ・ワールド》、《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》、《「絶望」の頂 デス・オア・デッド》、《混沌呪怨 クアトロ・キューブ・スピリット》、《混沌呪龍 ダブル・スピリット》、《混呪秘宝 ミラクルボックス》《混沌呪龍 イー・アール・フェイク》、《混沌呪龍 ガラクタ・ドルヒ》、《混沌呪龍 デザイアキャミル》×2、《混沌呪龍 ガラクタ・スクランブル》×3、《混沌呪龍 スピニング・リール》×2、《混沌呪龍 スクランブル・メイス》×2、《混沌呪龍 ムーン・シー・リーフ》の総勢17体のクリーチャーが並ぶ。
里木「(ここで手札を全て潰したいところだな…。)デザイアキャミルの効果でクロスオーバーを破壊だ。」
砲場「FinalShieldで俺の火のクリーチャーはエスケープを得ている!シールドを1枚回収してクロスオーバーを残す!」
里木「さらに手札を1枚デッキボトムに置いてもらう。」
砲場「今回収したシールドをボトムに置くぜ。」
里木「2体目のデザイアキャミルでクロスオーバーを破壊!」
砲場「エスケープで残し、そのカードをボトムに!」
里木「さらにガラクタスクランブルで3枚ハンデスだ。残りの手札は1枚だがな。」
砲場「…クックック……来たぜ!ついにこの時が!お前がハンデスするのを!お前のガラクタスクランブルのハンデスは強制!つまりコイツをお前は捨てなきゃならない!」
砲場が見せたのは《機甲提督 Admiral・Zahhak》。提督、つまりマッドネスだ。
里木「クッ…Admiral・Zahhakを捨てて…もらう。」
砲場「Admiral・Zahhakを捨てられるかわりにバトルゾーンに!置き換えだからVANをすり抜けるぜ!能力でデッキトップ3枚からカオティックを含むアーマードドラゴン、ファイアーバード、クロスギアを全て手札に!《ケイ・ホッピX》、《次元砲 Blaze・Howl》、《Shooting・Zoom》だ!全て手札だ!」
提督帽を被った二足歩行の龍が笛の音にも聞こえる咆哮を上げる。それにより混沌の力がこの場に集まってきた。
里木「2体目のガラクタスクランブルの効果発動!ホッピを捨ててもらう!さらに3体目でBlaze・Howlだ!」
砲場「Blaze・Howlを捨てる…がその時にZahhakのカオティックソウル発動!クロスギアが捨てられるときかわりにジェネレートできる!Blaze・Howlをバトルゾーンに!」
里木「…ターンエンドだ。その時にスピニングリールの能力でミラクルボックスとクロスオーバーを破壊だ。」
砲場「…エスケープだ。」
14ターン目
里木「ガラクタドルヒの能力だ。クリーチャーを1体破壊してもらう。」
砲場「クロスオーバーをエスケープだ。そしてShooting・zoomをジェネレートし、クロスオーバーにBlaze・HowlとShootingをクロス!Shootingのカオティックソウルにより味方はアンタップキラーを得る!クロスオーバーでダブルスピリットに攻撃だ!その時、Blaze・Howlで超次元ゾーンから《時空のホッピ・Eraser》をバトルゾーンに!…まあデザイアキャミルでシールドにいっちまうがな。(やれることはやった…悔いはねえな。)…ターンエンドだ。」
里木「一応スピニングリールで釣り上げられるが…cipを持たないダブルスピリットは復活しても何も出来ずに自壊だ。」
15ターン目
里木「(残りの手札と山札は2枚…手札にはクロスオーバーを除去できるカードはない…。だが…)貴方の負けだ。VANでT・ブレイク。」
砲場「(…俺は負けるのか…?VANの前に何も出来ずに…?…いいや!まだまだ満ち足りてねえ!満ち足りてねえんだよ!アイツのためにも、負けられねえ!)…S・トリガー!《モルト・コン・フオーコ》だ!」
里木「…呪文のトリガーだと?ドラゴンだけじゃなかったのか。」
___________________________
不可思議「…あれは。砲場さんに渡したんですか?」
庵野「あ、はい。同じドラゴンの混沌使いですので、何か協力できないかなーって。」
不可思議「…物好きですね。」
___________________________
砲場「(ありがとな、雲ちゃんよ。)モルト・コン・フオーコの能力でデッキトップ5枚を表向きに!その中の《混沌機甲神龍 Kaiser・Destroy・Diablo》を選択し、そのパワー17000以下、つまりVANを破壊だぁ!!」
巨大な管楽器から盛大なファンファーレが奏でられ、その音波がドラゴンへと変わり、VANを吹き飛ばす。
里木「クッ…。エターナルΩで手札に。」
砲場「そして選んだDiabloを山札の一番下から手札に加えるぜ。」
里木「だがまだクロスオーバーよりパワーの高いクリーチャーはもう1体いる!デス・オア・デッドでダイレクトアタック!」
砲場「やらせるかよ!《光牙忍 ハヤブサマル》をバトルゾーンに!…だがその時にお前のデザイアキャミルで出るかわりにシールドにいっちまう。…この意味が分かるか?」
里木「殴っても殴ってもハヤブサが使い回される…か。このターンはトドメまで行けないな…。ターンエンドだ。」
15ターン目
里木「ガラクタドルヒの能力だ。1体破壊しろ。」
砲場「Zahhakを破壊だ。…決めてやる。混沌の武装極まりしとき、不滅のエネルギーが満ち足りる!クロスギア・カオスチャージ120%!フルアーマー・ドロー!来たぜ!カオティックを3枚以上含んだクリーチャー、クロスオーバーを進化元に、来い!無尽蔵のエンジンを持つ無敵の機甲龍!《混沌機甲龍王 King・Diabolic・Bahamut》召喚だァ!」
クロスオーバーの身体にクロスギアが集まり、巨大な鎧を作り出す。クロスギアが集まり出来た巨大な大剣を振り回し、里木へと侵行する。
砲場「アンタップキラーのBahamutでスピニングリールに攻撃!その時にLudwig効果でムーン・シー・リーフを破壊!そしてクリーチャーを1体選び破壊しろ!」
里木「イーアールフェイクを破壊しスピニングリールで蘇生!そしてイーアールの効果でムーンシーリーフを再度蘇生させる!」
Bahamutの肩部分のLudwigの龍の口からブレスが発射され、巨大な盾を持つ呪龍、ムーン・シー・リーフを焼く。その流れ弾にイー・アール・フェイクも命中するが、スピニングリールにより瞬時に死体が引き上げられ、蘇生する。さらにイーアールフェイクの自爆によってムーンシーリーフも甦る。だが、当のスピニングリールはなすすべもなくBahamutにより一刀両断されてしまった。
砲場「さらにBahamutはバトルに勝てばアンタップする!もう1体のスピニングリールも攻撃だ!再度ムーンシーリーフを破壊!さらに1体破壊しろ!」
里木「ガラクタスクランブルを破壊!蘇生して再度ハンデスだ!」
砲場「クソッ…。だがもうスピニングリールはいない!もう蘇生は不可能だ!」
こうしてバトル置換を持つデザイアキャミルを覗く全てのクリーチャーが破壊される。そのデザイアキャミルも、最後に残ったガラクタドルヒへの攻撃時に1体は破壊されてしまった。
砲場「最後にお前のシールドをT・ブレイク!その時に1体破壊しろ!さらにもうデザイアキャミルのカオティックソウルは発動しない!超次元ゾーンからホッピ・Eraserをバトルゾーンに!」
里木「まあデザイアキャミルしかいないがな…。デザイアキャミルを破壊だ。(エザワでの山札確認時にシールドにあるものは確認済み。手札にあるカウンター・ゼロは…)ホッピが踏み倒されたためC・ゼロ発動!《カウンター・ゲート》!墓地からクアトロ・キューブ・スピリットを蘇生!《カウンター・バイス》!その手札を捨ててもらう!」
砲場「(なるほどな…アイツはシールドに蘇生札があるって分かってるわけか…。ダブスピ蘇生で勝利と…だがな…)やらせねえ!この札は!Admiral・Zahhakだ!3枚表向きにしてモルト・コン・フオーコ以外の2枚を手札に!シールドブレイクを受けろ!」
里木「クッ……S・トリガー《呪縛されし塚 Bトライス》を展開し、《スピリットの怨呪GO!》を詠唱!イーアールフェイクを蘇生し破壊!Bトライスの効果で手札を1枚デッキボトムに置いてもらう!そしてイーアールフェイク効果でダブスピを蘇生だ!」
砲場「これを置くぜ……だが、俺の手札は1枚残った。俺の勝ちだ。ホッピ・Eraserでダイレクトアタック!」
クアスピ「手札は0枚。山札も残り2枚。カオティックスイッチは返しのターン発動。私のデッドカオティックソウルは既に出ているクリーチャーには効果なし。…無理ですよね?これ。一応次のデッキトップは回復用の《鬼人形ブソウ》ですが…。」
里木「……だな。」
ホッピの爆撃により里木の周りはB・トライスもろとも焦土と化した。
《勝者:玄州 砲場》
___________________________
里木「…さて、負けたか。」
クアスピ「まあ今回はカオスフィールドによる貢献は一応しましたし、朔さんは許してくれるんじゃないですかね。とっとと和池さんらと合流しますか。」
里木「そうだな。」
___________________________
砲場「おーい朔、…何とか里木に本気を引き出させたぜ。」
朔「ご苦労だった。奴は言うことは聞かないが展開さえすれば満たせる混沌の数値は非常に大きい。それにお前の数値を合わせれば相当なものになった。お前の次の相手は茶助か琴音だ。分かっていると思うがどちらも混沌使いでの実力は上の方だ。琴音になった場合はいつものようにやってくれて構わない。……だが茶助になった場合は…警戒しておけ。」
砲場「了解了解。ま、どっちにしろ全力で潰しゃいいだろ。んじゃ、朔、お前も頑張れよ。お前の相手もどっちに転がろうと強敵だ。」
朔「ああ。」

~To Be Continued~
今回はストーリー的にも無理やり砲場に勝たせましたが実際里木の方が有利です。今回は使いませんでしたが、《混沌龍蟲 ビー・デ・ナイン》を使えばモルトコンフオーコも止められますし、早期にBトライスが展開出来ていれば砲場にほぼ勝機はありません。下手な除去を撃ってもスピニングリールとイーアールフェイクに釣り上げられて終わりなので今回は砲場の運が良かっただけです。はい。さらに、里木に滅茶苦茶なコンボを使わせてしまい、バニラの超人さんほんとにすいません。

使用カード
《Metal・Chaos・search・Dragon》(自作)《Metal・Chaos・Entry・Dragon》(Fryerさん作)
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?FID=3&TID=33&p=989
《Ludwig・Souls》(haribote13さん作)
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?TID=33&p=1012#120699
《混沌呪龍 ダブル・スピリット》(バニラの超人さん作)
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?TID=33&p=1018#120798
《Accerleration・Cannon》(まくらいさん作)《Nebula・Cannon》(自作)
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?TID=33&p=1026#120900
《クロスオーバー・ドラゴン》(まくらいさん作)
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?TID=33&p=1036#121048
《ケイ・ホッピX》(まくらいさん作)
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?FID=3&TID=33&p=1065
《カウンター・ゲート》(バニラの超人さん作)
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?FID=3&TID=33&p=1073
《スピリットの怨呪GO!》(バニラの超人さん作)
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?FID=3&TID=33&p=1078
《カウンター・バイス》(バニラの超人さん作)
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?FID=3&TID=33&p=1080
《混沌呪龍 ムーン・シー・リーフ》(バニラの超人さん作)
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?FID=3&TID=33&p=1084
《混沌呪龍 デザイアキャミル》(バニラの超人さん作)
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?TID=33&p=1100#121967
《混沌呪龍 ガラクタ・ドルヒ》(バニラの超人さん作)
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?TID=33&p=1101#121987
《機甲混龍 Revelation・Chaos》(まくらいさん作)
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?FID=3&TID=33&p=1106
《混沌呪蟲 ビー・デ・ナイン》(バニラの超人さん作)
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?TID=33&p=1119#122257
《次元砲 Blaze・Howl》《時空のホッピ・Eraser》(両方まくらいさん作)
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?FID=3&TID=33&p=1120
《Uroboros・Cycle》(自作)
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?FID=3&TID=33&p=1121
《混沌呪怨 クアトロ・キューブ・スピリット》(バニラの超人さん作)
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?TID=33&p=1127#122356
《混沌呪龍 イー・アール・フェイク》(バニラの超人さん作)
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?FID=3&TID=33&p=1140
《混沌呪龍 スピニング・リール》(バニラの超人さん作)
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?TID=33&p=1175#123027
《混沌機甲神龍 Kaiser・Destroy・Diablo》《混沌機甲龍王 King・Diabolic・Bahamut》(両方コンボ人間さん作)
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?FID=3&TID=33&p=1176
《混呪秘宝 ミラクルボックス》《「絶望」の頂 デス・オア・デッド》(両方バニラの超人さん作)
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?FID=3&TID=33&p=1207
2017-12-29 20:37
すいません。途中で送信しました。
《混沌呪龍 ガラクタ・スクランブル》(バニラの超人さん作)
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?TID=33&p=1209#123619
《混沌呪龍 スクランブル・メイス》(バニラの超人さん作)
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?FID=3&TID=33&p=1216
《Metal・Chaos・Destruction・Dragon》(自作)
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?FID=3&TID=33&p=1218
《Clossover・FinalShield》(自作)
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?FID=3&TID=33&p=1219
《呪縛されし塚 Bトライス》(バニラの超人さん作)《機甲提督 Admiral・Zahhak》
http://dmvault.ath.cx/forum/read.php?FID=3&TID=33&p=1224
連投失礼しました。
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